レオニン/Leonin
提供:MTG Wiki
細 |
(ドミナリアの猫族の戦士について情報を追加) |
||
1行: | 1行: | ||
− | '''レオニン'''/''Leonin''は、[[猫|ネコ科]]の特徴を備えた人型種族。[[ミラディン/Mirrodin]]、[[アラーラ/Alara]]、[[テーロス/Theros]]、[[アルケヴィオス/Arcavios]]、[[カペナ/Capenna]]に棲息する。 | + | '''レオニン'''/''Leonin''は、[[猫|ネコ科]]の特徴を備えた人型種族。[[ドミナリア/Dominaria]]、[[ミラディン/Mirrodin]]、[[アラーラ/Alara]]、[[テーロス/Theros]]、[[アルケヴィオス/Arcavios]]、[[カペナ/Capenna]]に棲息する。 |
− | + | ==ドミナリア== | |
+ | [[ドミナリア/Dominaria]]のレオニンは[[猫族の戦士/Cat Warriors]]として知られている。[[エフラヴァ/Efrava]]に住まう虎のようなTigerfolk、[[アーボーグ/Urborg]]に棲息する黒豹の特徴を持った部族など、地域ごとに外見的差異が大きい。 | ||
+ | |||
+ | *猫族の戦士とレオニンは類似した特徴を持ちつつも正確な関連性が不明瞭であったが、[[団結のドミナリア]]のストーリー記事ではこの2つが同じものとして扱われた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/faith-birds-2022-08-17 Faith in Birds]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/DMU/0036240/ サイドストーリー:鳥たちへの信念](Magic Story [[2022年]]8月17日 [[Marcus Terrell Smith]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-youll-find-dominaria-united-2022-09-01 The Legends You'll Find in Dominaria United]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036280/ 『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち](Feature 2022年9月1日 [[Roy Graham]]著)</ref>。 | ||
+ | ;重要人物 | ||
+ | *[[ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen (ストーリー)|'''ジェディット・オジャネン'''/''Jedit Ojanen'']] - エフラヴァの猫族の戦士。男性。[[ロバラン傭兵団/Robaran Mercenaries]]に入隊し、宿敵[[ヨハン/Johan#ストーリー|ヨハン/Johan]]に立ち向かった。 | ||
+ | *[[ウィンドグレイス卿/Lord Windgrace (ストーリー)|'''ウィンドグレイス卿'''/''Lord Windgrace'']] - アーボーグ出身の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]。男性。死してなお、その魂はアーボーグを守護する。 | ||
+ | *[[ミリー/Mirri|'''ミリー'''/''Mirri'']] - [[ムルタニ/Multani]]に育てられた捨て子。女性。[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]の乗組員として[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)|ジェラード/Gerrard]]と共に戦った。 | ||
+ | *[[ザー・オジャネン/Zar Ojanen|'''ザー・オジャネン'''/''Zar Ojanen'']] - ジェディット・オジャネンの子孫。女性。[[AR]]46世紀のドミナリアでエフラヴァの[[カード名百科事典#隊商|隊商]]を率いる。 | ||
==ミラディン== | ==ミラディン== |
2022年9月19日 (月) 00:56時点における最新版
レオニン/Leoninは、ネコ科の特徴を備えた人型種族。ドミナリア/Dominaria、ミラディン/Mirrodin、アラーラ/Alara、テーロス/Theros、アルケヴィオス/Arcavios、カペナ/Capennaに棲息する。
目次 |
[編集] ドミナリア
ドミナリア/Dominariaのレオニンは猫族の戦士/Cat Warriorsとして知られている。エフラヴァ/Efravaに住まう虎のようなTigerfolk、アーボーグ/Urborgに棲息する黒豹の特徴を持った部族など、地域ごとに外見的差異が大きい。
- 重要人物
- ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen - エフラヴァの猫族の戦士。男性。ロバラン傭兵団/Robaran Mercenariesに入隊し、宿敵ヨハン/Johanに立ち向かった。
- ウィンドグレイス卿/Lord Windgrace - アーボーグ出身のプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。死してなお、その魂はアーボーグを守護する。
- ミリー/Mirri - ムルタニ/Multaniに育てられた捨て子。女性。ウェザーライト/Weatherlightの乗組員としてジェラード/Gerrardと共に戦った。
- ザー・オジャネン/Zar Ojanen - ジェディット・オジャネンの子孫。女性。AR46世紀のドミナリアでエフラヴァの隊商を率いる。
[編集] ミラディン
[編集] ミラディン・ブロック時代
ミラディン/Mirrodinのレオニンは、ライオンに似た姿をした人型種族である。この金属世界の他の生物同様にメムナーク/Memnarchが他の次元/Planeから引き込んだ種族であり、肌やたてがみの一部が金属質で覆われている。古えの居住地タージ=ナール/Taj-Narを中心として生活しており、常に一人の王/Khaによって統治される王制を敷いている。
ゾンビの軍団である屍賊/Nimの襲撃に対抗するために強力な戦士を多く抱えており、男は戦闘魔道士(レオニンの戦闘魔道士/Leonin Battlemage イラスト など)やクレリック(レオニンの古老/Leonin Elder イラスト など)に、女は「空狩人」と呼称される翼竜乗りの飛行騎兵(レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter イラスト など)になることが多い。また、大物の狩猟に特化した狩人はシカール/shikariと呼ばれる(レオニンのシカール/Leonin Shikari イラスト など)。
- シカール(shikari,複:shikar)は、もともとはインドで大物を狙う狩人を意味する言葉である[3]。
- 重要人物
- ラクシャ/Raksha - レオニンの王。男性。
[編集] ミラディンの傷跡ブロック時代
大消失/the Vanishingによって王であるラクシャ含む長老世代が失踪したため、群れは旧き権威に従うカー=タル/Kha-Talと、新たな共同体を築こうとするオブ=タル/Obu-Talに分裂してしまった。カー=タルでは摂政ケンバ/Kembaがタージ=ナール再建などの当面の政務に当たり、オブ=タルではジュリアン/Juryanというリーダーが社会制度の改革を試みている。
- 重要人物
- ケンバ/Kemba - 若き空狩人。女性。王位継承を拒否し、摂政として政務を代行している。
[編集] アラーラ
アラーラ/Alaraのレオニンは、世界が五つの断片/Shardに引き裂かれた大断裂/The Sundering以前からこの次元/Planeに繁栄している種族である。
大断裂以後はナヤ/Nayaの住人となりナカティル/Nacatlの名で知られている。その形態はミラディン/Mirrodinの同種と異なり、ライオンだけに限らずジャガーやオセロットなどの特徴を備えている(イラスト)。
詳細はナカティル/Nacatlを参照。
- アラーラのレオニンたちも野生の群れの指導者を指して王/Khaと呼ぶ。このことは、ミラディンのレオニンの起源がアラーラであることを示唆しているかもしれない。
- 重要人物
- アジャニ/Ajani - ナヤ出身のナカティルのプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。ゲートウォッチ/The Gatewatchの一員。
- ジャザル/Jazal - 野生のナカティルの一部族を率いる王。アジャニの兄。
- マリーシ/Marisi - 伝説的な革命家。男性。ナカティルの野生回帰を訴えて内戦を起こし、文明的な帝国を崩壊に導いた。
[編集] テーロス
テーロス/Therosのレオニンは、人間/Humanの都市国家から離れて暮らしている。その居住地はアクロス/Akrosの国境を越えた先、岩がちの低木地帯や低山に散らばっている。レオニンは他種族との付き合いを控えており、どうしても必要なときにのみ交流する――交易のために、時には略奪のために(イラスト)。
数百年前には、レオニンにも人間と同じ神々を崇拝していた時代があった。だが執政官の暴君アグノマコス/Agnomakhosが人間に敗れた際、彼が兵士や護衛として用いていたレオニンも人間に追放され、この苦い経験の反動から、レオニンは人間のやり方をすべて捨て去った。ほとんどは神の代わりに狩りと群れを崇敬しているが、年代史家ラナトス/Lanathosによれば、一部のレオニンは今でもヘリオッド/Heliodとナイレア/Nyleaに捧げ物をしているという。
レオニンの領土の中心地、オレスコス/Oreskosはテーロス辺境の岩がちな峡谷の中にある。ここでは、レオニンがメレティス/Meletisに支配されていた古の時代の影響を見ることができる。オレスコスには、アグノマコス圧政の時代から続く人間文化がわずかに残っているのだ。だが彼らはその歴史の間ずっと背負わされてきた信条と文化を捨て去り、レオニン本来の性質へゆっくりと回帰しつつある。
レオニンの主要な居住地、テツモス/Tethmosは山地の高い場所にある。テツモスのレオニンは絶えず鍛錬を積んでおり、常に戦いに備えている。彼らの土地に侵入してくるアクロス人との小競り合いと、メレティス人が自分たちを再び隷属させようとするのではないかという文化的に根深い恐怖、その両方に対する備えだ。
- 重要人物
- ブリマーズ/Brimaz - レオニンの王。男性。自種族の孤立主義に対して疑問を抱いている。アジャニ/Ajaniの友人。
[編集] カペナ
カペナ/Capennaのレオニンは大きく尖った耳を持ち、さながらカラカルを思わせる姿をしている(イラスト)。旧カペナ/Old Capenna時代には自然を崇拝するレオニンのドルイド教団が存在しており、ニューカペナ/New Capennaにおける舞台座一家/The Cabarettiの礎となった。
- 重要人物
- ジェトミア/Jetmir - 舞台座一家の首領。男性。かつてのドルイド教団の長で、大悪魔/Archdemonと契約しデーモン化した。
- キット・カント/Kitt Kanto - 舞台座一家所属の歌手。女性。しがないストリートミュージシャンであったが、ジェトミアに拾われトップスターとなった。
- リガ/Rigo - 斡旋屋一家/The Brokersの一員。男性。かつての自分と同じような、恵まれない子供たちを支えている。
- デンリー・クリン/Denry Klin - 新聞社『カペナ・ヘラルド/The Capenna Herald』の編集長。男性。新聞記者の組合の生まれである。
[編集] ゲームでの特徴
猫のクリーチャー・タイプを持つ。基本的に白単色だが、ナカティルには緑のものも多い。
[編集] 関連ページ
- ミラディン
- The Nonhuman Cultures of Mirrodin/ミラディン世界の人外文化 (Internet Archive)(Savor the Flavor 2010年12月8日 Doug Beyer著)
- アラーラ
- A New Age for Alara(Feature Article 2009年4月13日 Doug Beyer著)
- テーロス
- Planeswalker's Guide to Theros, Part 2/プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その2(Feature Article 2013年8月28日 The Magic Creative Team著)
- Planeswalker's Guide to Theros, Part 3/プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その3(Feature Article 2013年9月4日 The Magic Creative Team著)
- Building Toward a Dream, Part 1/『夢』の姿を築く者 その1(Uncharted Realms 2013年11月27日 Ken Troop著)
- Building Toward a Dream, Part 2/『夢』の姿を築く者 その2(Uncharted Realms 2013年12月4日 Ken Troop著)
- Ajani, Mentor of Heroes/英雄の導師、アジャニ(Uncharted Realms 2014年4月9日 Kelly Digges著)
- Ajani's Vengeance/アジャニの復讐(Uncharted Realms 2014年7月23日 Tom LaPille著)
- カペナ
- The Legends You'll Find in Streets of New Capenna/『ニューカペナの街角』の伝説たち(Feature 2022年4月22日 Miguel Lopez, Ari Zirulnik, and Grace Fong著)
[編集] 脚注
- ↑ Faith in Birds/サイドストーリー:鳥たちへの信念(Magic Story 2022年8月17日 Marcus Terrell Smith著)
- ↑ The Legends You'll Find in Dominaria United/『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち(Feature 2022年9月1日 Roy Graham著)
- ↑ You Down with O-T-T?/O-T-Tでダウン? (Internet Archive)(Savor the Flavor 2010年10月27日 Doug Beyer著)