ジアーダの贈り物、ラクシオール/Luxior, Giada's Gift
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(ラクシオールが追放された時点でクリーチャーではなくなるため、告別でアーティファクト追放を選ばれるとプレインズウォーカーは残ります。また、除去の例をよく見かける方に変更) |
(告別について、書き方を変えて追記。) |
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2022年5月11日 (水) 21:26時点における版
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは、それの上にあるカウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。
装備しているパーマネントはプレインズウォーカーでなく、他のタイプに加えてクリーチャーである。(忠誠度能力は起動できる。)
プレインズウォーカーに装備(1)
装備(3)
クリーチャーの上に置かれているカウンターの数だけ修整を与える伝説の装備品。プレインズウォーカーも装備することができる。
構築では、やはりプレインズウォーカーと組み合わせてのカードと言えるだろう。一度装備してしまえば最低でも忠誠度のP/Tを持つクリーチャーとなり、ダメージで忠誠度が減らなくなり攻撃先にもならなくなることから、火力や戦闘に対して高い耐性を得ることになる。格闘やクリーチャー限定の火力でも狙われることになるが、初期忠誠度が高いプレインズウォーカーであれば、単純なタフネスの高さから破壊することが難しくなる。このことを利用すれば本来奥義に向かうことが難しいプレインズウォーカーの奥義に無理矢理到達させることができるようになる。
一方、クリーチャー限定の確定除去に弱くなってしまうのは弱点。登場時のスタンダードでは冥府の掌握/Infernal_Graspやドゥームスカール/Doomskarなどが脅威となるか。
特にプラス忠誠度能力にカウンターを乗せる能力を持つプレインズウォーカーとは相性がいい。ストーリー上の持ち主である華やいだエルズペス/Elspeth Resplendentはその筆頭で、一度の起動で+4/+4もの強化を行うことができるデザイナーズコンボとなっている。奥義で忠誠度が0になった後もその他のカウンターが乗っていれば戦場に残せるという点でも相性が良い。
リミテッドで使いこなすのは難しい。プレインズウォーカーとこれを両方揃えられる確率は極めて低く、必然的にクリーチャーに装備して使うことになる。一応、ニューカペナの街角では盾カウンターと+1/+1カウンターがフィーチャーされているものの、盾カウンターはダメージで外れてしまうし複数乗ることは稀である。謀議を複数回行えるカードと組み合わせるのが数少ない活路になるだろう。
- ラクシオールを装備したプレインズウォーカーがいる時に告別/Farewellを使う場合は注意が必要。告別はアーティファクト→クリーチャーの順に追放するので、アーティファクトを追放するとクリーチャー化が解けて追放を回避する。
ルール
- 「プレインズウォーカーに装備」は、装備能力の変種である。「プレインズウォーカーに装備 [コスト]」は、「[コスト]: あなたがコントロールしているプレインズウォーカー1体を対象とし、このパーマネントをそれに、そのプレインズウォーカーがクリーチャーであるかのようにつける。起動はソーサリーとしてのみ行う。」を意味する。
- プレインズウォーカーに装備された場合、その基本のパワー/タフネスは定義されていないため0/0であり、ラクシオールの修整効果により忠誠カウンターの数だけのP/Tを持つことになる。
- 装備したプレインズウォーカーはプレインズウォーカーでなくなるため、ダメージを受けても忠誠カウンターは減ることはなく、クリーチャーから攻撃されることもない。
- 忠誠度能力は起動することができる。自分のターンのメイン・フェイズの間で、1ターンに1回という制限は変わらない。
- クリーチャーになる効果はプレインズウォーカー以外のパーマネントにも適用される。例えば搭乗された機体にラクシオールを装備させた場合、搭乗の効果が終了してもラクシオールの効果でクリーチャーであり続ける。
ストーリー
ラクシオール/Luxiorは、エルズペス・ティレル/Elspeth Tirelがジアーダ/Giadaから授かった剣(イラスト)。柄の球状部には光素/Haloが封じられており、使用時には刀身に流れ込む。
登場作品・登場記事
- Episode 5: Hymn of the Angels/メインストーリー第5話:天使の賛歌(Magic Story 2022年4月5日 Elise Kova著)