ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgon
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[[ゴルゴン]]のイメージそのままに、[[クリーチャー]]を石化させていく[[起動型能力]]を持ったクリーチャー。石化させられると[[アーティファクト]]になり[[攻撃]]と起動型能力の[[起動]]が不可能になる。 | [[ゴルゴン]]のイメージそのままに、[[クリーチャー]]を石化させていく[[起動型能力]]を持ったクリーチャー。石化させられると[[アーティファクト]]になり[[攻撃]]と起動型能力の[[起動]]が不可能になる。 | ||
− | + | 石化状態はこれが[[除去]]されても解除されない。[[バウンス]]などで石化したクリーチャーを[[戦場を離れる|戦場を離れ]]させれば解除できるが、その場合も[[オーラ]]と違い[[ハンド・アドバンテージ]]を一方的に失わせられるため強力。 | |
このクリーチャー自体は[[除去耐性]]が無いものの、生き残れば[[対戦相手]]のクリーチャーをシャットアウトできるし、相手の[[フィニッシャー]]を石化させられれば、それだけで最低限の仕事は果たせたとも考えられる。高い[[タフネス]]と[[接死]]で[[戦闘]]にも強いため、[[戦場]]を支配するのは容易だろう。とはいえ、能力は[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]を禁止しないので、対戦相手のクリーチャーを全て石化させた後、立ち並ぶ石像を普通に突破するのは骨が折れる。[[回避能力]]持ちなどでバックアップしたい。 | このクリーチャー自体は[[除去耐性]]が無いものの、生き残れば[[対戦相手]]のクリーチャーをシャットアウトできるし、相手の[[フィニッシャー]]を石化させられれば、それだけで最低限の仕事は果たせたとも考えられる。高い[[タフネス]]と[[接死]]で[[戦闘]]にも強いため、[[戦場]]を支配するのは容易だろう。とはいえ、能力は[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]を禁止しないので、対戦相手のクリーチャーを全て石化させた後、立ち並ぶ石像を普通に突破するのは骨が折れる。[[回避能力]]持ちなどでバックアップしたい。 | ||
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[[スタンダード]]で同居する[[修復の天使/Restoration Angel]]の存在が最大のネック。せっかくフィニッシャーを石化させたと思っていたら、いきなり[[明滅]]で石化を解除されて返り討ちという事になりがち。修復の天使の能力が[[誘発型能力]]なため、登場に[[対応して]]石化させても防ぐことが不可能なのもさらなる逆風である。一方、[[リミテッド]]では相手の[[エンドカード|爆弾]]クリーチャーを片端から封じることができる強力クリーチャー。 | [[スタンダード]]で同居する[[修復の天使/Restoration Angel]]の存在が最大のネック。せっかくフィニッシャーを石化させたと思っていたら、いきなり[[明滅]]で石化を解除されて返り討ちという事になりがち。修復の天使の能力が[[誘発型能力]]なため、登場に[[対応して]]石化させても防ぐことが不可能なのもさらなる逆風である。一方、[[リミテッド]]では相手の[[エンドカード|爆弾]]クリーチャーを片端から封じることができる強力クリーチャー。 | ||
+ | *[[その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin]]等と異なり「カウンターが置かれ続けているかぎり」という記載が無いため、'''石化状態は石化[[カウンター (目印)|カウンター]]の有無とは関係が無いことに注意'''。[[呪詛の寄生虫/Hex Parasite]]等で石化カウンターを取り除いても解除されない。 | ||
*既に[[攻撃クリーチャー]]であるクリーチャーに対して2つ目の能力を使用しても、そのクリーチャーが[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除か]]れることはない。 | *既に[[攻撃クリーチャー]]であるクリーチャーに対して2つ目の能力を使用しても、そのクリーチャーが[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除か]]れることはない。 | ||
*[[基本セット2013]]の[[プレリリース・トーナメント]]にて[[プレリリース・カード]]として配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/magic-2013-promo-cards-2012-06-20 Magic 2013 Promo Cards](Arcana [[2012年]]6月20日 [[Monty Ashley]]著)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/wpn/0004725/ 第107回:今週末は基本セット2013プレリリース!&プロモカード発表!](ウィザーズプレイネットワーク通信 [[2012年]]7月4日)</ref>。 | *[[基本セット2013]]の[[プレリリース・トーナメント]]にて[[プレリリース・カード]]として配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/magic-2013-promo-cards-2012-06-20 Magic 2013 Promo Cards](Arcana [[2012年]]6月20日 [[Monty Ashley]]著)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/wpn/0004725/ 第107回:今週末は基本セット2013プレリリース!&プロモカード発表!](ウィザーズプレイネットワーク通信 [[2012年]]7月4日)</ref>。 |
2023年5月7日 (日) 17:43時点における版
クリーチャー — ゴルゴン(Gorgon)
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
(2)(黒),(T):クリーチャー1体を対象とし、それの上に石化(petrification)カウンターを1個置く。それは防衛を得るとともに無色になり、それの他のタイプに加えてアーティファクトになる。それの起動型能力は起動できない。(防衛を持つクリーチャーは攻撃できない。)
ゴルゴンのイメージそのままに、クリーチャーを石化させていく起動型能力を持ったクリーチャー。石化させられるとアーティファクトになり攻撃と起動型能力の起動が不可能になる。
石化状態はこれが除去されても解除されない。バウンスなどで石化したクリーチャーを戦場を離れさせれば解除できるが、その場合もオーラと違いハンド・アドバンテージを一方的に失わせられるため強力。
このクリーチャー自体は除去耐性が無いものの、生き残れば対戦相手のクリーチャーをシャットアウトできるし、相手のフィニッシャーを石化させられれば、それだけで最低限の仕事は果たせたとも考えられる。高いタフネスと接死で戦闘にも強いため、戦場を支配するのは容易だろう。とはいえ、能力はブロックを禁止しないので、対戦相手のクリーチャーを全て石化させた後、立ち並ぶ石像を普通に突破するのは骨が折れる。回避能力持ちなどでバックアップしたい。
スタンダードで同居する修復の天使/Restoration Angelの存在が最大のネック。せっかくフィニッシャーを石化させたと思っていたら、いきなり明滅で石化を解除されて返り討ちという事になりがち。修復の天使の能力が誘発型能力なため、登場に対応して石化させても防ぐことが不可能なのもさらなる逆風である。一方、リミテッドでは相手の爆弾クリーチャーを片端から封じることができる強力クリーチャー。
- その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin等と異なり「カウンターが置かれ続けているかぎり」という記載が無いため、石化状態は石化カウンターの有無とは関係が無いことに注意。呪詛の寄生虫/Hex Parasite等で石化カウンターを取り除いても解除されない。
- 既に攻撃クリーチャーであるクリーチャーに対して2つ目の能力を使用しても、そのクリーチャーが戦闘から取り除かれることはない。
- 基本セット2013のプレリリース・トーナメントにてプレリリース・カードとして配布された[1][2]。
ストーリー
ザスリッドのゴルゴン/Xathrid Gorgonはシャンダラー/Shandalarの怪物(イラスト)。一睨みで相手を石化する魔力を持ち、傷からは血の代わりに毒蛇を溢れさせる。彼女はデーモン/Demonとの契約により有徳な者の目玉を欲しているが、彼女の石化させる魔力はその報酬を得る事を邪魔している。
- 登場作品
- Xathrid Gorgon/ザスリッドのゴルゴン(Uncharted Realm 2012年12月19日 Jenna Helland著)
脚注
- ↑ Magic 2013 Promo Cards(Arcana 2012年6月20日 Monty Ashley著)
- ↑ 第107回:今週末は基本セット2013プレリリース!&プロモカード発表!(ウィザーズプレイネットワーク通信 2012年7月4日)