牙持ち、フィン/Fynn, the Fangbearer
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自軍の[[接死]]持ちが[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]を[[与える]]たびに、[[毒カウンター]]2個を送り込む[[伝説のクリーチャー]]。 | 自軍の[[接死]]持ちが[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]を[[与える]]たびに、[[毒カウンター]]2個を送り込む[[伝説のクリーチャー]]。 | ||
− | 2[[マナ]][[シングルシンボル]]で1/3接死というだけでもなかなかの性能ではあるが、やはり[[サボタージュ能力]]が目を引く。単体でも5回[[攻撃]] | + | 2[[マナ]][[シングルシンボル]]で1/3接死というだけでもなかなかの性能ではあるが、やはり[[サボタージュ能力]]が目を引く。単体でも5回[[攻撃]]を[[通し|通せ]]ば毒殺できるため[[クロック]]的には[[パワー]]4に相当し、かなり高性能な[[クリーチャー]]と言える。ただし登場時の[[スタンダード]]に毒カウンターを扱う[[カード]]はこれ一枚しかなく、毒カウンターが8個溜まっても[[除去耐性]]のないフィン自身が[[除去]]されれば4点ダメージを与えたに過ぎない戦況になってしまう。 |
− | [[ローテーション]]後は接死を持つ[[ウィニー]]の質が下がったので、[[バイパーの牙、サリス/Saryth, the Viper's Fang]]で全体に接死を持たせる、[[暴走魔導士、デリーナ/Delina, Wild Mage]]でフィンの[[コピー]]・[[トークン]]を[[生成]]する等、[[1ショットキル]] | + | [[構築]]では他の接死持ちでも毒を与えられることに着目し、登場後の初期環境では[[頭巾様の荒廃牙/Hooded Blightfang]]などと組み合わせて接死持ちの[[小型クリーチャー]]で固めた[[デッキ]]が考案された。 |
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+ | [[ローテーション]]後は接死を持つ[[ウィニー]]の質が下がったので、[[バイパーの牙、サリス/Saryth, the Viper's Fang]]で全体に接死を持たせる、[[暴走魔導士、デリーナ/Delina, Wild Mage]]でフィンの[[コピー]]・[[トークン]]を[[生成]]する等、[[1ショットキル]]での運用へとシフトした。本来伝説であるフィンが複数並ぶとそれぞれが[[誘発]]するため「毒2個×フィン2体×接死3体」あるいは「毒2個×フィン3体×接死2体」の攻撃を通せば一気に毒カウンター12個。[[サイコロ]]の出目次第では「毒2個×フィン5体×接死1体」で毒カウンター10個という[[勝利]]すら可能。デリーナによるコピーは[[攻撃している状態で戦場に出る]]ため接死持ちの頭数が自ずと増えることも考えると相性抜群。 | ||
[[リミテッド]]では接死を付与する[[厄害のルーン/Rune of Mortality]]、[[古き神々への拘束/Binding the Old Gods]]との[[シナジー]]は当然のこと、単体でも[[ブロッカー]]として完璧。[[ケイヤの猛攻/Kaya's Onslaught]]による[[二段攻撃]]や[[ドワーフの鎚/Dwarven Hammer]]による[[トランプル]]など応用も利きやすい。 | [[リミテッド]]では接死を付与する[[厄害のルーン/Rune of Mortality]]、[[古き神々への拘束/Binding the Old Gods]]との[[シナジー]]は当然のこと、単体でも[[ブロッカー]]として完璧。[[ケイヤの猛攻/Kaya's Onslaught]]による[[二段攻撃]]や[[ドワーフの鎚/Dwarven Hammer]]による[[トランプル]]など応用も利きやすい。 |
2021年11月22日 (月) 11:52時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
接死
あなたがコントロールしていて接死を持つクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンター2個を得る。(毒カウンター10個以上を持っているプレイヤーは、このゲームに敗北する。)
自軍の接死持ちがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたびに、毒カウンター2個を送り込む伝説のクリーチャー。
2マナシングルシンボルで1/3接死というだけでもなかなかの性能ではあるが、やはりサボタージュ能力が目を引く。単体でも5回攻撃を通せば毒殺できるためクロック的にはパワー4に相当し、かなり高性能なクリーチャーと言える。ただし登場時のスタンダードに毒カウンターを扱うカードはこれ一枚しかなく、毒カウンターが8個溜まっても除去耐性のないフィン自身が除去されれば4点ダメージを与えたに過ぎない戦況になってしまう。
構築では他の接死持ちでも毒を与えられることに着目し、登場後の初期環境では頭巾様の荒廃牙/Hooded Blightfangなどと組み合わせて接死持ちの小型クリーチャーで固めたデッキが考案された。
ローテーション後は接死を持つウィニーの質が下がったので、バイパーの牙、サリス/Saryth, the Viper's Fangで全体に接死を持たせる、暴走魔導士、デリーナ/Delina, Wild Mageでフィンのコピー・トークンを生成する等、1ショットキルでの運用へとシフトした。本来伝説であるフィンが複数並ぶとそれぞれが誘発するため「毒2個×フィン2体×接死3体」あるいは「毒2個×フィン3体×接死2体」の攻撃を通せば一気に毒カウンター12個。サイコロの出目次第では「毒2個×フィン5体×接死1体」で毒カウンター10個という勝利すら可能。デリーナによるコピーは攻撃している状態で戦場に出るため接死持ちの頭数が自ずと増えることも考えると相性抜群。
リミテッドでは接死を付与する厄害のルーン/Rune of Mortality、古き神々への拘束/Binding the Old Godsとのシナジーは当然のこと、単体でもブロッカーとして完璧。ケイヤの猛攻/Kaya's Onslaughtによる二段攻撃やドワーフの鎚/Dwarven Hammerによるトランプルなど応用も利きやすい。
関連カード
サイクル
カルドハイムの氏族の指導者サイクル。単色の伝説のクリーチャーで、それぞれブレタガルド/Bretagardの五つの人間氏族の指導者的存在である。レアに3枚、アンコモンに2枚存在する。
- 神に愛された者、シグリッド/Sigrid, God-Favored
- ルーン目のインガ/Inga Rune-Eyes
- 血空の主君、ヴェラゴス/Varragoth, Bloodsky Sire
- 傷頭のアーニ/Arni Brokenbrow
- 牙持ち、フィン/Fynn, the Fangbearer
ストーリー
フィン/Fynnは、カルドハイム/Kaldheimのブレタガルド/Bretagardの人間氏族の一つ、カナー/The Kannahの指導者。男性。星界の大蛇コーマ/Komaに傷を負わせた唯一の人間で、その有毒の血を浴びたことで自らも毒性を得た。
詳細はフィン/Fynnを参照。