粗石の魔道士/Trinket Mage
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2021年5月4日 (火) 21:00時点における版
ETB能力でライブラリーからほぞカードを持ってくるクリーチャー。
3マナ2/2の標準サイズを持ちつつカード・アドバンテージも稼げる。ほぞを多用するトイソルジャーのようなデッキはもちろん、アーティファクト・土地を含むコントロールデッキでもその汎用性が発揮される。青単色で土地をサーチできるのはうれしい。
フィフス・ドーンでの初出時は頭蓋骨絞め/Skullclamp(のちに禁止)や真髄の針/Pithing Needle、仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesといったほぞカードのサーチ手段として活躍。特に師範の占い独楽/Sensei's Divining Topとは抜群のシナジーを発揮し、複数枚デッキに入れたくないこのカードをサーチできるのみならず、ライブラリーを切り直す機会も得ることができる。相殺/Counterbalanceもあわせて、相殺コントロールではほぼ必須カードとして扱われていた。それ以外にもテゼレッターで求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerとともにアーティファクトサーチに活用された。
ミラディンの傷跡でアンコモンに格上げされて再録。再録時のスタンダードでは、復讐蔦/Vengevineを戦場に出すための0マナのアーティファクト・クリーチャー、除去の脆い彫像/Brittle Effigy、マナ基盤の永遠溢れの杯/Everflowing Chalice、回復+ライブラリー修復の不死の霊薬/Elixir of Immortality、フィニッシャーのキマイラ的大群/Chimeric Massなどをシルバーバレット的にサーチするユーティリティカードとして活躍している。
ヴィンテージでもBlack Lotusや各種Moxを持ってこられるうえ、標準サイズであるため、それなりに強力なサーチカードとして扱われる。
- ETB能力持ちのウィザードであるため、激浪の研究室/Riptide Laboratoryとの相性のよさも見逃せない。
- 統率者戦においてもよく採用される。同フォーマットにおける必須カードに近い存在である太陽の指輪/Sol Ringをサーチできる点が大きい。
- 巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrollsや儀式の大魔導師、イナーラ/Inalla, Archmage Ritualistのようなウィザードを参照する統率者とは特筆すべき相性を誇る。
関連カード
いずれもカード名がTr-で始まり、人間・ウィザードのクリーチャー・タイプを持つ、青の3マナ2/2のクリーチャーである。
- 宝物の魔道士/Treasure Mage - マナ総量が6以上のアーティファクトをサーチする。(ミラディン包囲戦)
- 戦利品の魔道士/Trophy Mage - マナ総量が3のアーティファクトをサーチする。(霊気紛争)
- 捧げ物の魔道士/Tribute Mage - マナ総量が2のアーティファクトをサーチする。(モダンホライゾン)
参考
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - アンコモン
- カード個別評価:フィフス・ドーン - コモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード