セファリッド
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2020年12月28日 (月) 12:24時点における版
セファリッド/Cephalidは、クリーチャー・タイプの1つ。マジック:ザ・ギャザリングオリジナルのクリーチャーである。海の知的種族で、タコかイカが進化したような外見を持つ。
伝説のクリーチャー — タコ(Octopus) 貴族(Noble)
あなたがコントロールするアンタップ状態のセファリッド(Cephalid)を1つタップする:パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
(青)(青)(青):飛行を持たないすべてのクリーチャーをタップする。
クリーチャー — タコ(Octopus) ならず者(Rogue)
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
2/1クリーチャー — タコ(Octopus) ウィザード(Wizard)
セファリッドの抜け道魔道士はブロックされない。
(T),セファリッドの抜け道魔道士を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、ブロックされない。
オデッセイ・ブロックで登場し、マーフォークに代わる青の小型・中型の種族となったが、次のオンスロート・ブロックではオンスロートとレギオンに1体ずつのみ。以後、新種はR&D Playtest cardsのLearned Learnerを除き登場しておらず、オデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロック専用のクリーチャー・タイプのような存在になっている。
- オンスロート・ブロックではウィザード、次のミラディン・ブロックではヴィダルケンなどに取って代わられた。
- 悲しいことに、過去を振り返る時のらせんブロックでは全く触れられていない。基本セットへの再録も、第10版でのセファリッドの警官/Cephalid Constableのみ。
職業としてはウィザードが多いが、ならず者や貴族、スカウトもいる(それ以外はいない)。クリーチャー・タイプ大再編でも、どういうわけか職業を与えられず無職のままのセファリッドが半数近く(7体)もいた。
すべて青単色。戦闘向きのクリーチャーは稀で、システムクリーチャーが多い。部族カードはセファリッドの皇帝アボシャン/Aboshan, Cephalid Emperorのみ。
伝説のセファリッドは、セファリッドの皇帝アボシャン/Aboshan, Cephalid Emperorとセファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empressの2体。
- マーフォークなどと比べると地味な印象だが、エクステンデッドではセファリッドの幻術師/Cephalid Illusionistをキーカードとしたコンボデッキのセファリッド・ブレックファーストが活躍するなど、一定の知名度はある。
- 名前は、一見すると同じく青の水棲種族であるホマリッドやカマリッドを受け継いでいるように見えるが、英語版では「-rid」と「-lid」で異なる。
- おそらく、「頭の」「頭部の」を意味する形容詞「cephalic」から来ているためと思われる。
- Mark Rosewater曰く、オデッセイ・ブロックではマーフォークを出さない方針があったのに、小説の草稿では悪役の一人が水生生物であるという設定だった。そこでマーフォークでない水生生物として急遽セファリッドが作られたのだという(参考)。ただし結局その当人は草稿通りマーフォークとなった。
ストーリー
オタリア/Otaria周辺海域の深みに海の帝国/Mer Empireを築いていた。アボシャン/Aboshan、ラワン/Llawanも参照。狡猾で信頼のおけない種族であることが、あちこちのフレイバー・テキストに書かれている。
よこしまなセファリッドと信頼のおけるセファリッドの違いはすぐわかるよ。信頼のおけるほうは死んでるからね。
セファリッドは君の耳に心地よい追従の言葉を囁き、君の手に宝石を握らせ、君の頭の中に夢を作り出す。そして君の背中にナイフを突き刺すんだ。