スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben
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2021年11月1日 (月) 12:35時点における版
アメジストのとげ/Thorn of Amethystを内蔵した伝説のクリーチャー。
束縛能力を持つうえに、2マナでパワー2先制攻撃、かつ部族シナジーを得やすい人間・兵士という戦闘能力も併せ持つ優秀なクリーチャー。これだけでは対戦相手の行動を完全に束縛することはできないが、多少展開を遅らせている間にビートダウンするなり、他の束縛手段と重ねてコントロールを確立するなりすればよい。
レジェンド・ルールの都合で1体しかコントロールできない点は、ウィニー戦力としてもシステムクリーチャーとしてもやや気になる弱点。また自身も束縛されるため、アグロデッキであっても強化や除去やトークン生成などで非クリーチャー呪文を多用しがちなので、編成や使用タイミングに注意が必要。
登場時のスタンダードでは人間ウィニーやNaya Blitzなどで活躍した。本領はストームなどの呪文偏重型コンボデッキが常にメタの有力位置に存在するモダンやレガシーで、白を選ぶ理由のひとつに数えられる。エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonistなどの同系統クリーチャーの中も評価が高く、特にDeath & Taxesなどのヘイトベアー系統では伝説のクリーチャーであるにもかかわらずメインデッキから4枚投入されるほどの需要を持つ。
- 同じ能力を持つクリーチャーに輝きの乗り手/Glowriderがいる。比較してクリーチャーとしての性能は格段に向上しているが、伝説になったためコスト増加を重複させられない欠点も生まれている。
- 天使の運命/Angelic Destinyに描かれている女性と同じポーズかつそっくりな容姿をしている(イラスト)。アーティストは共にJana Schirmer & Johannes Voss。
- 2015年のワールド・マジック・カップ予選参加者に新規イラスト版のプロモーション・カードが配布された(参考 )。
- 大メダルのようなコストを減少させる効果が有る場合、まずサリアによるコストの増加が先に適用され、そこからコストの減少分が差し引かれる(CR:601.2f)。
関連カード
ストーリー
サリア/Thaliaはイニストラード/Innistradに住むアヴァシン教会/The Church of Avacynの聖戦士/Cathar。卓越した剣技と知略、そして勇気と慈愛の心を持ち、若くして月皇/Lunarchに仕える精鋭防衛部隊の隊長、通称「スレイベンの守護者/The Guardian of Thraben」となった。
詳細はサリア/Thaliaを参照。