剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
16行: 16行:
 
さらに[[マナ・コスト]]が1上がっているので、その分扱いづらくなっているだろうか。4マナと5マナの差は大きい。
 
さらに[[マナ・コスト]]が1上がっているので、その分扱いづらくなっているだろうか。4マナと5マナの差は大きい。
  
[[コントロール#deck|コントロールデッキ]]においてはどうかと言うと、[[再生]]が無くなっているため、[[フィニッシャー]]としてはやや頼りなくなってしまった。
+
[[コントロール#deck|コントロールデッキ]]においては、[[再生]]が無くなっているため[[フィニッシャー]]としてはやや頼りなくなってしまった。
 
とは言っても[[ミラディン・ブロック]]には[[酸化/Oxidize]]や[[爆破/Detonate]]等の再生を許さない[[アーティファクト]][[破壊]]があり、また[[エターナル]]には[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]が蔓延しているため、この点に関してはあまり差異はない。
 
とは言っても[[ミラディン・ブロック]]には[[酸化/Oxidize]]や[[爆破/Detonate]]等の再生を許さない[[アーティファクト]][[破壊]]があり、また[[エターナル]]には[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]が蔓延しているため、この点に関してはあまり差異はない。
  
23行: 23行:
 
後はやはり起動にマナが掛からない点が、同デッキの展開力との兼ね合いが良く、適している。
 
後はやはり起動にマナが掛からない点が、同デッキの展開力との兼ね合いが良く、適している。
  
*ダメージを与える能力の誘発タイミングが特殊。
+
*ダメージを与える能力の誘発タイミングが特殊。これが[[アップキープ]]に誘発すると、手札を捨てずこれを生け贄に捧げてもダメージを与えられてしまうため、[[ドロー・ステップ]]にずらしたようである。
これが[[アップキープ]]に誘発すると、手札を捨てずこれを生け贄に捧げてもダメージを与えられてしまうため、[[ドロー・ステップ]]にずらしたようである。
+
 
<!-- また、同エキスパンションの[[永劫の中軸/Eon Hub]]との[[シナジー]]も考慮されているのだろう。  
 
<!-- また、同エキスパンションの[[永劫の中軸/Eon Hub]]との[[シナジー]]も考慮されているのだろう。  
 
  前述の理由だけで十分ではないでしょうか。結局「アップキープにデメリット」全般にいえることですし。 -->
 
  前述の理由だけで十分ではないでしょうか。結局「アップキープにデメリット」全般にいえることですし。 -->
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ミラディンブロック]]
+
*[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:10版(10th)]]
+
*[[カード個別評価:10版(10th)]] - [[レア]]
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/565|壁紙]]
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/565 壁紙]

2008年3月14日 (金) 06:15時点における版


Razormane Masticore / 剃刀毛のマスティコア (5)
アーティファクト クリーチャー — マスティコア(Masticore)

先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、剃刀毛のマスティコアを生け贄に捧げる。
あなたのドロー・ステップの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「剃刀毛のマスティコアがそれに3点のダメージを与える」ことを選んでもよい。

5/5

かのマスティコア/Masticoreの名を冠したクリーチャーである。 元祖マスティコアとは様々な点が微妙に異なっている。

まずビートダウンデッキにおいては、パワー/タフネスが1高いことが嬉しい。 再生がなくなっているので除去に対する耐性は落ちたが、その代わりに先制攻撃がついているので、クリーチャー同士の殴り合いには強くなったと言える。 クリーチャー除去は点数固定の3点となっているが、もともとビートダウンデッキでは6マナも使って3点も飛ばすような余裕はあまり無いので、マナがかからない分使いやすくなっている。 但し、やはりそこが大きく劣化した点でもある。 1ターンに4点以上飛ばせなくなった事や、一度に複数のクリーチャーを除去出来なくなった事など、融通が利かなくなった。

さらにマナ・コストが1上がっているので、その分扱いづらくなっているだろうか。4マナと5マナの差は大きい。

コントロールデッキにおいては、再生が無くなっているためフィニッシャーとしてはやや頼りなくなってしまった。 とは言ってもミラディン・ブロックには酸化/Oxidize爆破/Detonate等の再生を許さないアーティファクト破壊があり、またエターナルには剣を鍬に/Swords to Plowsharesが蔓延しているため、この点に関してはあまり差異はない。

ヴィンテージにおける5/3などの茶単ビートダウンでは、マスティコアではなく、こちらを採用するケースも多い。 無のロッド/Null Rod真髄の針/Pithing Needleが強力なメタカードであるのもその理由の一つ。 後はやはり起動にマナが掛からない点が、同デッキの展開力との兼ね合いが良く、適している。

  • ダメージを与える能力の誘発タイミングが特殊。これがアップキープに誘発すると、手札を捨てずこれを生け贄に捧げてもダメージを与えられてしまうため、ドロー・ステップにずらしたようである。

参考

MOBILE