隠れ潜むスカージ/Lurking Skirge

（版間での差分）

2021年6月20日 (日) 12:25時点における最新版

Lurking Skirge / 隠れ潜むスカージ (１)(黒)
エンチャント

いずれかのクリーチャーが戦場から対戦相手の墓地に置かれたとき、隠れ潜むスカージがエンチャントである場合、隠れ潜むスカージは飛行を持つ3/2のファイレクシアン(Phyrexian)・インプ(Imp)・クリーチャーになる。

2マナ3/2飛行と、走り回るスカージ/Skittering Skirgeを思わせるコスト・パフォーマンスは強烈であり、また、黒の性質上クリーチャー除去は得意中の得意なので比較的簡単にクリーチャーになれる。

反面、対戦相手がクリーチャーを使わないデッキだったりするとただの置物と化してしまう。そういう意味では、白の休眠エンチャント並に制約があると言える。

戦場でのコントローラーに関わらず、戦場からクリーチャーが対戦相手の墓地に置かれることが誘発条件である。
エルフの抒情詩人/Elvish Lyristや古の法の神/Kami of Ancient Law等の“起動コストに自身の生け贄を含む起動型能力”によってこれを破壊することはできない。起動型能力を起動すると
1. エンチャントを破壊する起動型能力Aがスタックに置かれ、コストの支払いでクリーチャーが墓地に置かれる。これによって隠れ潜むスカージのクリーチャー化する誘発型能力Bが誘発する。
2. 起動の手順が終わりプレイヤーが優先権を得る前に、誘発していた能力Bがスタックに置かれる。
3. 能力Bが能力Aよりも先に解決され、隠れ潜むスカージはクリーチャーになりエンチャントではなくなる。
4. 能力Aはすべての対象が不正な対象であり立ち消える。
初出時はクリーチャー化後のクリーチャー・タイプはインプだったが、2021年6月のオラクル変更でファイレクシアン・インプに変更された。

ウルザ・ブロックの、「隠れ潜む(Lurking)」の名を冠した黒の休眠エンチャントサイクル。エキスパンションごとに1枚ずつ作られた。

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 *#能力Bが能力Aよりも先に[[解決]]され、隠れ潜むスカージはクリーチャーになりエンチャントではなくなる。
 *#能力Aはすべての対象が[[不正な対象]]であり[[立ち消え]]る。
+*初出時はクリーチャー化後の[[クリーチャー・タイプ]]は[[インプ]]だったが、[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[ファイレクシアン]]・インプに変更された。
 ==関連カード==