火薬樽/Powder Keg
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*ネビニラルの円盤と違い、[[エンチャント]]には触れない。 | *ネビニラルの円盤と違い、[[エンチャント]]には触れない。 |
2021年5月4日 (火) 20:31時点における版
Powder Keg / 火薬樽 (2)
アーティファクト
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは火薬樽の上に導火線(fuse)カウンターを1個置いてもよい。
(T),火薬樽を生け贄に捧げる:マナ総量が火薬樽の上に置かれた導火線カウンターの数に等しい、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーを破壊する。
ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskの亜種として作られたカード。しかし、それ以上の使い勝手のよさで人気を博した。
その使い勝手のよさの理由としては以下が挙げられる。
- マナ・コスト、起動コスト共に非常に軽い
- アップキープに導火線カウンターを置くか置かないかが選べる
- 一定のマナ域のみのアーティファクトとクリーチャーを除去できる(自分への被害を最小限に抑えることができる)
起動コストまで含めて色マナを使わないで済むので、アーティファクトを除去できない黒コントロールがアーティファクト破壊手段として用いていたりもした。
また、アーティファクト・土地やクリーチャー化した土地、トークンはマナ総量が0である関係上、導火線カウンター0個の状態、即ち出してすぐに破壊できる。このため、本来除去手段を持ち合わせる色であっても、こちらを採用することもあった。特にヴィンテージでMoxへの対策としても重宝される。青などはミシュラランド等に対する対抗手段を持ち合わせていないので、ほぼ必須の一枚だったと言えよう。ただし、当時のスタンダードでは導火線カウンター2個で爆発させると、自分の厳かなモノリス/Grim Monolithまで吹っ飛んでしまう、といったジレンマも多かった。
- ネビニラルの円盤と違い、エンチャントには触れない。
関連カード
火薬樽自体がネビニラルの円盤の亜種ではあるが、使い勝手のよい人気カードとなったため、後にいくつかの亜種が作られた。
- 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives - 烈日版。土地でないパーマネントを破壊する。(フィフス・ドーン)
- 漸増爆弾/Ratchet Bomb - 起動型能力によって蓄積カウンターを増やす。土地でないパーマネントを破壊する。(ミラディンの傷跡)
- 爆発域/Blast Zone - 土地版。マナを支払って蓄積カウンターを増やす。土地でないパーマネントを破壊する。(灯争大戦)