バウンスランド

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(ラヴニカ・ブロック版)
(戻すことに関してルール追加)
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*[[踏査/Exploration]]などの「1[[ターン]]に1度しか土地を[[プレイ]]できない」という制限を破るカードとも相性が良い。
 
*[[踏査/Exploration]]などの「1[[ターン]]に1度しか土地を[[プレイ]]できない」という制限を破るカードとも相性が良い。
 
*必ず2マナ出てしまうため、[[基本セット2010]]以前のルールでは[[マナ・バーン]]を起こす可能性があった。
 
*必ず2マナ出てしまうため、[[基本セット2010]]以前のルールでは[[マナ・バーン]]を起こす可能性があった。
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*基本的に土地を戻す行為は解決時に行い[[対象]]を取らない。戻す土地を対象にしたあと、それに対してなにかをすることなどはできない。
  
 
===ラヴニカ・ブロック版===
 
===ラヴニカ・ブロック版===

2018年11月5日 (月) 13:33時点における版

バウンスランド(Bounce Land)は、広義には戦場に出たときに自分コントロールする土地を1つ手札戻す土地の総称。定義ではプレーンシフト棲み家も該当するが、それを含めずビジョンズラヴニカ・ブロックのものを指すことが多い。日本では「お帰りランド」「ブーメランド」、英語圏では単純に"Karoo Land"などとも言う。


Karoo / 乾燥高原
土地

乾燥高原はタップ状態で戦場に出る。
乾燥高原が戦場に出たとき、あなたがコントロールするアンタップ状態の平地(Plains)1つをオーナーの手札に戻さないかぎり、それを生け贄に捧げる。
(T):(◇)(白)を加える。



Azorius Chancery / アゾリウスの大法官庁
土地

アゾリウスの大法官庁はタップ状態で戦場に出る。
アゾリウスの大法官庁が戦場に出たとき、あなたがコントロールする土地1つをオーナーの手札に戻す。
(T):(白)(青)を加える。


目次

解説

ビジョンズのものもラヴニカ・ブロックのものも、一旦出てしまえばデメリットなく2マナを出せる。また、別の土地手札戻すことになるため、もみ消し/Stifleなどを使わない限りマナ加速にはならない。よって、基本土地などと比べると以下の点で違いがある。

メリット
1枚の土地から2マナを生み出せる性質上、安定してマナを伸ばすことができる。たとえば、基本土地24枚の内4枚をこれに代えれば、土地からのマナ供給は実質28マナ分となる。
手札を減らすことなく、マナ基盤から生み出せるマナ量を増やすことができる。機能としては「土地をキャントリップドローする土地」と言い換えてもよいかもしれない。ラヴニカ・ブロック版は、同じブロックに相性がよい強迫的な研究/Compulsive Researchが存在することも利点。
デメリット
タップインなので、特に序盤はテンポを大きく削ぐことになる。
性質上、土地破壊バウンスを食らった時、テンポ面での被害が2倍になる計算。
戻す土地が他にないとマナ基盤として機能しない。

総じて、序盤のテンポをさほど気にせず、バウンスランド以外の土地も相当数入れられるコントロールデッキに適している。他方、序盤のテンポを重要視する速攻デッキなどでは敬遠されがち。もちろん例外はあり、ビートダウンデッキで採用される場合もある。

前述したようにバウンスランドを破壊・バウンスされるとテンポの喪失が著しいため、使う上では基本でない土地への対策手段が環境に存在するか否かも極めて重要。ビジョンズのものが使われなかったのは、不毛の大地/Wastelandの影響も大きいだろう。

ラヴニカ・ブロック版

ラヴニカ・ブロックのものはビジョンズのそれと比べて、「戻す土地がタップ状態でもよい」「戻す土地の種類に制限がない」「出るマナが2」と、様々な面で上位互換となっている。そのため、ビジョンズ版はほとんど使われなかったのに対し、ラヴニカ・ブロックのものは構築でもよく見られる。

自らを手札に戻すことで何度でも戦場と手札を行き来できる。そのため殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu上陸など、土地が戦場に出ることで誘発する能力や、自分のパーマネントが手札に戻ることで誘発する能力とのシナジーを持つ。

コモンであるため、貧乏デッキの心強い味方でもある。また印鑑と並んでリミテッドでの多色マナ基盤の安定性に一役買っている。Pauper統率者戦でも貴重な2色地形として使われるほか、PauperのFamiliar Comboなどではコンボパーツとして用いられていた。

該当カード一覧

ビジョンズ

ラヴニカ・ブロック

ラヴニカ:ギルドの都
ギルドパクト
ディセンション

参考

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