とても謎めいた命令/Very Cryptic Command
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*海外サイトによる公式プレビューではバージョンBしか公開されず<ref>[http://www.toplevelpodcast.com/very-cryptic-command/ Very Cryptic Command](Top Level Podcast)</ref>、「[[黒枠]]でも使用可能な[[モード]]ばかりで、[[銀枠]]の[[カード]]としては地味」と思われていた。しかしその後、発売日直前に「モードの異なる命令が複数存在する」という情報がネット上を飛び交い、真の意味で「とても謎めいた」命令であることが明らかになった。 | *海外サイトによる公式プレビューではバージョンBしか公開されず<ref>[http://www.toplevelpodcast.com/very-cryptic-command/ Very Cryptic Command](Top Level Podcast)</ref>、「[[黒枠]]でも使用可能な[[モード]]ばかりで、[[銀枠]]の[[カード]]としては地味」と思われていた。しかしその後、発売日直前に「モードの異なる命令が複数存在する」という情報がネット上を飛び交い、真の意味で「とても謎めいた」命令であることが明らかになった。 | ||
+ | *A.verの{{Gatherer|id=439645}}のアーティストは、[[ローウィン]]の命令サイクルの[[イラスト]]を担当した[[Wayne England]]。謎めいた命令のパロディにふさわしいアーティストとして最初は彼にイラストが発注されたが、残念な事にイラストが完成する前に彼はこの世を去った。彼が[[マジック:ザ・ギャザリング]]に遺した最後の作品として、スケッチに手を加えず印刷された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unstable-art-descriptions-2017-12-13 Unstable Art Descriptions](Feature 2017年12月13日)</ref>。 | ||
==ルール== | ==ルール== |
2017年12月28日 (木) 22:11時点における版
A:
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とても謎めいた命令/Very Cryptic Command (1)(青)(青)(青)インスタント
以下から2つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのパワーとタフネスを入れ替える。
・クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
・カードを1枚引く。そのカードのアーティストがWayne Englandであるなら、あなたはそれを公開してもう1枚カードを引いてもよい。
・からくりを1つ組み立てる。
アーティスト:Wayne England
B:
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とても謎めいた命令/Very Cryptic Command (1)(青)(青)(青)インスタント
以下から2つを選ぶ。
・パーマネント2つを対象とし、それらをアンタップする。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしていてカード名が1単語ちょうどの各パーマネントをそれぞれタップする。
・あなたの手札からカードをすべて捨て、その後同じ枚数のカードを引く。
・あなたの墓地からインスタントかソーサリーであるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
アーティスト:Zoltan Boros
C:
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とても謎めいた命令/Very Cryptic Command (1)(青)(青)(青)インスタント
以下から2つを選ぶ。
・対戦相手のライブラリーからカードを1枚引く。
・インスタントかソーサリーである呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは全ての能力を失い、基本のパワーとタフネスが1/1の青のカエルになる。
・無色の1/1のノーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
アーティスト:Zoltan Boros
D:
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とても謎めいた命令/Very Cryptic Command (1)(青)(青)(青)インスタント
以下から2つを選ぶ。
・パーマネント1つを対象とし、それをそのコントローラーの手札に戻す。
・カードを2枚引き、その後カード1枚を捨てる。
・単一の対象を持つ呪文1つを対象とし、それの対象を変更する。
・トークンでないクリーチャー1体を対象とし、それを裏返す。
アーティスト:Zoltan Boros
E:
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とても謎めいた命令/Very Cryptic Command (1)(青)(青)(青)インスタント
以下から2つを選ぶ。
・黒枠の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたがコントロールしていてすかしを持つ各パーマネントをアンタップする。
・プレイヤー1人を対象とする。6面体サイコロを2個振る。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からX枚のカードを自分の墓地に置く。Xはそれらの出目の合計に等しい。
アーティスト:Zoltan Boros
F:
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とても謎めいた命令/Very Cryptic Command (1)(青)(青)(青)インスタント
以下から2つを選ぶ。
・占術3を行う。
・威迫を持つ2/2の黒のならず者・クリーチャー・トークンを1体生成する。
・呪文1つかパーマネント1つを対象とする。ターン終了時まで、それにある数か数詞1つに1を足すか引くかする。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしているアーティファクトをすべてオーナーの手札に戻す。
アーティスト:Zoltan Boros
謎めいた命令/Cryptic Commandのセルフパロディ。4つのモードから2つを選ぶ(1)(青)(青)(青)のインスタントなのは本家と同様だが、6種類ものバージョンがある。
それぞれ青にできる様々な効果が詰め込まれており、どのバージョンも最低1つはカード・アドバンテージに繋がるモードが入っているため、本家同様に柔軟で便利に運用できる。
- 海外サイトによる公式プレビューではバージョンBしか公開されず[1]、「黒枠でも使用可能なモードばかりで、銀枠のカードとしては地味」と思われていた。しかしその後、発売日直前に「モードの異なる命令が複数存在する」という情報がネット上を飛び交い、真の意味で「とても謎めいた」命令であることが明らかになった。
- A.verのイラストのアーティストは、ローウィンの命令サイクルのイラストを担当したWayne England。謎めいた命令のパロディにふさわしいアーティストとして最初は彼にイラストが発注されたが、残念な事にイラストが完成する前に彼はこの世を去った。彼がマジック:ザ・ギャザリングに遺した最後の作品として、スケッチに手を加えず印刷された[2]。
ルール
- B
- 2番目のモードにおいて、ハイフンで繋がれている単語は1単語として扱う[3]。例えばレンチの装具工/Wrench-Rigger、大クラゲ/Man-o'-War、自己組立機械/Self-Assemblerなどもタップされる。
- C
- D
- 1番目のモードで対象にしたパーマネントはオーナーではなく、コントローラーの手札に加わる。CR:400.3は無視される。ゲームが終わったら忘れずにオーナーに返そう[3]。
- 4番目のモードの「裏返す/turn over」とは、そのカードを物理的に裏返すことを意味する[3]。
- 通常のクリーチャーは裏向きになる。それはカード名、クリーチャー・タイプ、マナ・コスト、ルール文章やフレイバー・テキストを持たない、無色の2/2のクリーチャーである(CR:707.2a)。
- 裏向きのクリーチャーは表向きになる。これは変異誘発型能力を誘発させる。
- 両面カードは第1面から第2面に、もしくは第2面から第1面になる。これは「変身したとき」の誘発型能力を誘発させる。
- 拡張や怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masherによって結合している1組のクリーチャーは、2枚のカードから成る1体の裏向きのクリーチャーになる。B.F.M. (Big Furry Monster)も同様。
- 合体している1組の合体カードは、第1面を上にした2つのパーマネントになる。
- 第1面を上にした合体カードを裏返したなら、それは墓地に置かれる[4]。
- 予示により裏向きのクリーチャーとなっているインスタント・カードかソーサリー・カードを裏返したなら、それは墓地に置かれる[5]。こじ開け/Break Openなどで表向きにする場合(CR:701.32e)と裁定が異なるので注意。
- 動くライブラリー/Animate Libraryによってクリーチャー化しているライブラリーを裏返す場合は、それを丸ごとひっくり返す。それまでライブラリーの一番下だったカードがライブラリーの一番上になり、以後、ライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする[6]。
- F
- 3番目のモードに関するルールは大体/More or Lessを参照。
脚注
- ↑ Very Cryptic Command(Top Level Podcast)
- ↑ Unstable Art Descriptions(Feature 2017年12月13日)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT/『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集(News 2017年11月22日 Mark Rosewater著)
- ↑ Blogatog(Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ Blogatog
- ↑ Blogatog