安らぎ/Peace of Mind
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− | * | + | *一方異界月版の{{Gatherer|id=414328}}は、[[イニストラード]]に現出した[[エムラクール/Emrakul]]や[[現出]]した生物を目の当たりにして精神の均衡を失い、荒れ果てた廃屋に笑顔で佇み、しかも注いだ茶が杯から溢れていても蝶に気を取られている老婆という不気味なものになっている。フレイバーテキストも併せ、同じカードでありながら第9版とは真逆になっている。 |
{{フレイバーテキスト|心がエルドラージに触れても、必ずしも怒れる狂人と化すわけではない。単にこの世界に背を向け、幸せな思い出に逃避する者もいる。}} | {{フレイバーテキスト|心がエルドラージに触れても、必ずしも怒れる狂人と化すわけではない。単にこの世界に背を向け、幸せな思い出に逃避する者もいる。}} | ||
==参考== | ==参考== |
2018年4月14日 (土) 04:07時点における版
これ自体で1枚、起動コストとしてさらに1枚以上のカードを消費する。一般的なソーサリーやインスタントのライフ回復呪文でさえ、手札を1枚損するほどの割に合わないと評されがちなのに、それに輪をかけてカード・アドバンテージの損失が大きく、単なる回復目的では扱いづらい。
手札を捨てることを共鳴者として利用できるデッキ、あるいは強力なドローエンジンによって手札を大量に確保できるデッキならば、利用価値がぐんと増す。前者は、序盤を凌ぎつつ墓地を肥やす戦略を取る補充やリビングデスが代表例。また後者は特に黒のネクロポーテンス/Necropotence系統の「ライフと引き換えにドローする」カードが挙げられ、実際第9版ではファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaとのシナジーをメインに組み込んだ白黒のコントロールデッキがスタンダードで台頭していた。ハウリング・オウル対策としても注目されていたようだ。
異界月でも再録。低コストで能動的に手札を捨てられるためマッドネスと相性が良いが、イニストラードを覆う影ブロックでは白にマッドネスは割り当てられていないので多色にする必要がある。単体騎手/Lone Riderの変身条件を満たせるためリミテッドで一緒に採用する価値はあるだろう。
- この能力を持ったスペルシェイパーが滋養飲料の行商人/Tonic Peddler。
- 第9版のフレイバー・テキストが秀逸な一枚。
農民にはタダなのに、王様には絶対に買えないものなあに?― ダルの謎々
- 一方異界月版のイラストは、イニストラードに現出したエムラクール/Emrakulや現出した生物を目の当たりにして精神の均衡を失い、荒れ果てた廃屋に笑顔で佇み、しかも注いだ茶が杯から溢れていても蝶に気を取られている老婆という不気味なものになっている。フレイバーテキストも併せ、同じカードでありながら第9版とは真逆になっている。
心がエルドラージに触れても、必ずしも怒れる狂人と化すわけではない。単にこの世界に背を向け、幸せな思い出に逃避する者もいる。
参考
- Eldritch Perfect, Part 2/異界の完成 その2(Daily MTG、Making Magic、文:Mark Rosewater、訳:米村薫)
- The M-Files: Eldritch Moon, Part 1/Mファイル『異界月』編・パート1(Latest Developments 2016年7月22日 Sam Stoddard著)
- 共鳴者カード
- カード個別評価:異界月 - アンコモン
- カード個別評価:エクソダス - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン