タズリ将軍/General Tazri
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2016年3月6日 (日) 19:21時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 同盟者(Ally)
タズリ将軍が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから同盟者(Ally)クリーチャー・カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
(白)(青)(黒)(赤)(緑):ターン終了時まで、あなたがコントロールする同盟者クリーチャーは+X/+Xの修整を受ける。Xは、それらのクリーチャーの中の色の数に等しい。
伝説の同盟者。同盟者をサーチするCIP能力と、同盟者を全体強化する起動型能力を持つ。
同盟者に特化したカードであり、これを採用する場合は必然的に専用の部族デッキに組み込むことになる。戦力確保とフィニッシュ手段を兼ね揃えているため、爆発力の不足しがちだった同盟者デッキにはうってつけのフィニッシャーと言える。起動型能力の起動コストの都合上5色デッキが望ましいが、本体は白単色のシングルシンボルであり単体でもアドバンテージを得られるため、そうでないデッキでもサーチ手段として一考できる。
また、統率者戦で5色同盟者デッキを組む際は特に有用であり、統率者として外せない1枚。開発秘話も参照。
ルール
- 2つ目の能力は、あなたがコントロールする同盟者クリーチャーすべての中の色の数を数え、同じ値の修整を各同盟者に与える。例としてあなたがタズリ将軍と赤白と緑の同盟者をコントロールしていた場合、それらはすべて+3/+3の修整を受ける。
- 同盟者の色の数は能力の解決時に数える。解決後に同盟者の色の数が増減しても、ターン終了時まで修整値は変化しない。
開発秘話
このカードは統率者戦を意識して作られた。同盟者は5色すべてに存在するため、統率者戦で同盟者デッキを組む場合、これまでは適当な5色の伝説のクリーチャーを統率者に据えるしかなかったのである。
5色のカードはリミテッドにおいて非常に使いにくいものになってしまうため、マナ・コストは単色とし、5色の起動コストを持つ起動型能力によって固有色を5色にすることになった。もう1つの能力は同盟者のリアニメイトや同盟者・トークンの生成など様々なものが検討されたが、最終的には統率者戦とリミテッドの両方で有用なサーチになった[1][2]。
ストーリー
タズリ/Tazriはゼンディカー/Zendikarに住む人間の指揮官。首に天使の光輪をはめている。ゼンディカー軍の総司令官ヴォリク/Vorikが最も信頼する助言者であり、彼の死後は総司令官を継いだギデオン・ジュラ/Gideon Juraの部下になった。
詳細はタズリ/Tazriを参照。
脚注
- ↑ Gatewatch Me Work, Part 1/私の仕事をゲートウォッチ その1(Daily MTG、Making Magic、文:Mark Rosewater、訳:米村薫)
- ↑ The M-Files: Oath of the Gatewatch, Part 1/Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート1(Daily MTG、Latest Developments、文:Sam Stoddard、訳:益山拓也)
参考
- Allied Command(er)(Daily MTG、Command Tower、文:Adam Styborski)
- サーチカード
- カード個別評価:ゲートウォッチの誓い - 神話レア