融合
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*融合した分割呪文の右側と左側がそれぞれ[[対象]]を取る場合、それらの対象は同じものを選んでもよい。 | *融合した分割呪文の右側と左側がそれぞれ[[対象]]を取る場合、それらの対象は同じものを選んでもよい。 | ||
*スタック上の融合した分割呪文は、各特性を2つずつ持つだけの'''1つの呪文'''である。右側と左側がそれぞれ別の呪文としてスタックに存在するわけではない。 | *スタック上の融合した分割呪文は、各特性を2つずつ持つだけの'''1つの呪文'''である。右側と左側がそれぞれ別の呪文としてスタックに存在するわけではない。 | ||
− | **[[取り消し/Cancel]]1枚で、融合した分割呪文の1枚全体を[[打ち消す]]ことができる。[[強請]]は1度だけ[[誘発]] | + | **[[取り消し/Cancel]]1枚で、融合した分割呪文の1枚全体を[[打ち消す]]ことができる。 |
− | **[[捕獲+放流/Catch+Release]] | + | **[[強請]]は1度だけ[[誘発]]する。 |
+ | **[[ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer]]で軽減されるコストは(2)ではなく(1)となる。 | ||
+ | **その呪文が持つ対象も、両方を合わせたものとなる。よって、分割カードの片方が対象を持っており、もう片方が持っていない場合は、融合した場合に前者の対象がすべて[[不正な対象|不適正]]になると全体が打ち消される([[立ち消え]])。例えば、[[捕獲+放流/Catch+Release]]を融合で唱えた場合、捕獲の対象が不適正となることで放流の部分も含め打ち消される。 | ||
*それぞれの半分が単色で、かつ右側と左側の色が異なる場合、融合した分割呪文は2つの色を持つことになるため、[[多色]]の呪文となる。 | *それぞれの半分が単色で、かつ右側と左側の色が異なる場合、融合した分割呪文は2つの色を持つことになるため、[[多色]]の呪文となる。 | ||
*融合を持つ分割カードを唱える時に、そのどちらか片方の[[カード名]]の呪文を唱えることが禁止されていた場合、それを融合した分割呪文として唱えることはできない。禁止されていない一方のみを唱えることはできる。 | *融合を持つ分割カードを唱える時に、そのどちらか片方の[[カード名]]の呪文を唱えることが禁止されていた場合、それを融合した分割呪文として唱えることはできない。禁止されていない一方のみを唱えることはできる。 |
2017年2月8日 (水) 14:24時点における版
融合/Fuse | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | ドラゴンの迷路 |
CR | CR:702.102 |
融合(ゆうごう)/Fuse は、ドラゴンの迷路で登場したキーワード能力。分割カードが持つ、それが手札にある時に働く常在型能力である。
Toil / 労苦 (2)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引き、2点のライフを失う。
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。苦難はそのプレイヤーに、そのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)
定義
融合/Fuse を持つ分割カードをあなたが手札から唱える場合、あなたはその片方ではなく両方を唱えることを選んでもよい。そうした場合、それは融合した分割呪文/fused split spellとなる。この選択は、融合を持つ分割カードをスタックに置く前に行われる。
融合した分割呪文は点数で見たマナ・コストを除き、特性をそれぞれ2つ併せ持つ。その点数で見たマナ・コストは、両方の点数で見たマナ・コストを足した数となる。
融合した分割呪文の解決は、その左側の半分のルール文章から行う。
解説
分割カードの2つの呪文を1つにして唱える能力。多くの融合分割カードは2つの効果がシナジーを形成するようになっており、融合で唱えることで高い効果を得られる。
ドラゴンの迷路では、それぞれの半分が単色で、合わせると各ギルド/Guildの色となる「単色+単色」の融合分割カード10枚と、片方がラヴニカへの回帰で登場したギルドの色で、もう片方がギルド門侵犯で登場したギルドの色となる「2色+2色」の融合分割カード5枚が登場した。
- 日本語版の注釈文はやや分かりにくいが、特に誤訳というわけではない。「片方の半分」は「右側か左側のさらに半分」ではなく「右側か左側のうちの片方」という意味であり、「両方の半分」は「右側と左側の両方」という意味である。「半分」を「分割されている一方のカード」と考えるとわかりやすい。
- 大きなコストを支払えば2つの効果を得られるという点で、双呪に似ている。
ルール
- 「融合を持つ分割カードを唱える時のルール」および「スタック上の融合した分割呪文に関するルール」以外のルールに関しては分割カードを参照。
- 手札以外からでは、融合した分割呪文として唱えることはできない。
- 融合した分割呪文の支払うべき総コストは、両方のマナ・コストを合わせたものとなる。
- これは代替コストではない。手札からマナ・コストを支払うことなく唱える効果で、融合した分割呪文を唱えてもよい。
- 融合した分割呪文の右側と左側がそれぞれ対象を取る場合、それらの対象は同じものを選んでもよい。
- スタック上の融合した分割呪文は、各特性を2つずつ持つだけの1つの呪文である。右側と左側がそれぞれ別の呪文としてスタックに存在するわけではない。
- 取り消し/Cancel1枚で、融合した分割呪文の1枚全体を打ち消すことができる。
- 強請は1度だけ誘発する。
- ゴブリンの電術師/Goblin Electromancerで軽減されるコストは(2)ではなく(1)となる。
- その呪文が持つ対象も、両方を合わせたものとなる。よって、分割カードの片方が対象を持っており、もう片方が持っていない場合は、融合した場合に前者の対象がすべて不適正になると全体が打ち消される(立ち消え)。例えば、捕獲+放流/Catch+Releaseを融合で唱えた場合、捕獲の対象が不適正となることで放流の部分も含め打ち消される。
- それぞれの半分が単色で、かつ右側と左側の色が異なる場合、融合した分割呪文は2つの色を持つことになるため、多色の呪文となる。
- 融合を持つ分割カードを唱える時に、そのどちらか片方のカード名の呪文を唱えることが禁止されていた場合、それを融合した分割呪文として唱えることはできない。禁止されていない一方のみを唱えることはできる。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.102 融合/Fuse
- 702.102a 融合は分割カードの一部に存在する常在型能力であり(rule 709〔分割カード〕参照)、融合を持つカードがプレイヤーの手札にある間に働く。プレイヤーが融合を持つ分割カードを自分の手札から唱える場合、そのプレイヤーはその分割カードの一方の半分を選ぶのではなく両方の半分を唱えることを選んでもよい。この選択は、その融合を持つ分割カードをスタックに積む前に行う。この結果の呪文は、融合した分割呪文と呼ばれる。
- 702.102b 融合した分割呪文は、その両方の半分の組み合わせた特性を持つ(rule 709.4 参照)。
- 702.102c 融合した分割呪文の総コストは、両方の半分のマナ・コストを含む(rule 601.2f 参照)。
- 702.102d 融合した分割呪文の解決に際しては、呪文のコントローラーは先に左の半分、そのあとに右の半分の記述に従う。
- 702.102 融合/Fuse
- 702 キーワード能力