神送り/Godsend
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→ストーリー) |
|||
7行: | 7行: | ||
そして2体目以降の[[名前|同名]]クリーチャーを[[唱える]]ことを禁止する[[能力]]により、特に[[伝説のクリーチャー]]に対して強力な抑止力になる。[[破壊不能]]を持つ[[神]]に対しても有効。 | そして2体目以降の[[名前|同名]]クリーチャーを[[唱える]]ことを禁止する[[能力]]により、特に[[伝説のクリーチャー]]に対して強力な抑止力になる。[[破壊不能]]を持つ[[神]]に対しても有効。 | ||
− | + | ただし、戦闘が発生しない場面では色拘束のある[[ヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear]]でしかなく、唱えるのに3マナ・[[装備]]に3マナの[[重い|重さ]]を押してまで[[構築]]で使われるかは未知数である。 | |
[[リミテッド]]では膠着状態を打ち崩せる強力なカード。 | [[リミテッド]]では膠着状態を打ち崩せる強力なカード。 |
2015年8月31日 (月) 16:35時点における版
エルズペス/Elspethの愛用武器が伝説の装備品としてカード化。
戦闘相手のクリーチャー1体を追放する誘発型能力は対象をとっていないので呪禁持ちやプロテクション持ちに対しても有効だが、チャンプブロックに対してはトランプルがないと弱い。
そして2体目以降の同名クリーチャーを唱えることを禁止する能力により、特に伝説のクリーチャーに対して強力な抑止力になる。破壊不能を持つ神に対しても有効。
ただし、戦闘が発生しない場面では色拘束のあるヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegearでしかなく、唱えるのに3マナ・装備に3マナの重さを押してまで構築で使われるかは未知数である。
リミテッドでは膠着状態を打ち崩せる強力なカード。
ルール
- 追放する能力は対象をとらない。候補が複数いる場合、どのクリーチャーを追放するかは、能力の解決時にあなたが選ぶ。
- 禁止されるのは唱えることだけである。クリーチャー化した土地を追放しても、同名の土地をプレイすることは禁止されない。
- 同名カードを唱えることを禁止するのは、神送りがパーマネントとして戦場に存在する時に機能する常在型能力である。したがって、神送りが一時的にでも戦場を離れた場合、対戦相手は同名のカードを唱えることができるようになる。
ストーリー
神送り/Godsendはエルズペス・ティレルが持つ武器。
元はパーフォロス/Purphorosが鋳造した剣(イラスト)であったが、パーフォロスとヘリオッド/Heliodの争いの最中に定命の者の世界に落ち、たまたまテーロス/Therosを訪れていた少女時代のエルズペスに拾われ、次元/Planeの外に持ち去られた。それ以来この剣は彼女の愛剣となり、アラーラ/Alaraやミラディン/Mirrodinの戦いで彼女を支え続けた。
後にエルズペスが再びテーロスを訪れた時、その剣はヘリオッドの注意を惹くこととなった。彼はその剣を槍(イラスト)に変え、彼女に告げた――太陽の勇者となりたくばメレティス/Meletisの我が神殿まで来るがよい、と。
詳細はエルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)を参照。
- テーロス・サイクルの小説、『Theros: Godsend, Part I』のタイトルとなっている。
- 「godsend」は「神からの賜り物」を意味する言葉。通常は「思いがけない幸運」のことだが、ここでは文字通り神から授かった武器であることを示すものだろう。一方、「gods end」と読み取れることや、日本語名の「神送り」は「疫病神を追い払うこと」でもあり、ゼナゴス/Xenagosを倒す武器となったことを意識したものであると思われる。