殺害/Murder

提供：MTG Wiki

2013年7月8日 (月) 17:19時点における版

シンプルな黒の単体除去。入れ替わりで基本セット落ちした破滅の刃/Doom Bladeを初めとする多くの黒の除去と異なり、対象に何の条件もないが、その分3マナとやや重い。

構築では3マナの単体除去は使用に耐えないほどではないが、やはりテンポロスが大きく、強いとは言いがたい。2マナの破滅の刃や喉首狙い/Go for the Throatと共存する環境ではメタゲームに合わせてそれらを使い分ける方が無難だが、あまりに混沌としたメタであれば、相手を選ばないこのカードにも出番があるかもしれない。特にコントロールデッキ向け。

リミテッドではほとんどのクリーチャーに対処できる最高級の除去。ただしダブルシンボルであるため、ある程度黒が濃いデッキでないと扱いにくい点に注意。

基本セット2013には他にも各パーマネントに対処できるシンプルな呪文（土地：火口化/Craterize、アーティファクト：溶解/Smelt、エンチャント：消去/Erase）がある。デベロップ・チームによれば、これらのカードは新しいプレイヤーが問題に対処するきっかけを得るためのカードとして収録された。

• 審判の日/Day of Judgmentや取り消し/Cancelなどと同様、効果のシンプルさを強調するためフレイバー・テキストは書かれていない。

関連カード

同様に色やタイプ等の制限なしでクリーチャーを破壊する呪文。いずれも再生を禁止する。

• 終止/Terminate - 黒赤の多色カード。（プレーンシフト）
• 影の中の貪り/Devour in Shadow - ライフを失うデメリット付き。（フィフス・ドーン）

他の色マナが加わったことでクリーチャー以外のパーマネント・タイプのパーマネントも破壊できる呪文。

• 化膿/Putrefy - クリーチャーかアーティファクトを破壊する。再生を禁止する。（ラヴニカ：ギルドの都）
• 屈辱/Mortify - クリーチャーかエンチャントを破壊する。（ギルドパクト）

参考

• マジック2013のカード達 パート１
• カード個別評価：基本セット2013 - コモン