ラヴニカ・ブロック
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*このブロックに登場する2色の[[マルチカラー]]やギルドに関する[[土地]]カード、[[向上呪文]]、自身とは違う色マナを用いる能力を持つカード、そしてギルド固有の能力を持つカードは、すべてテキスト欄の背景に対応するギルドのシンボルが描かれている。 | *このブロックに登場する2色の[[マルチカラー]]やギルドに関する[[土地]]カード、[[向上呪文]]、自身とは違う色マナを用いる能力を持つカード、そしてギルド固有の能力を持つカードは、すべてテキスト欄の背景に対応するギルドのシンボルが描かれている。 | ||
− | *ギルドに関する10枚1セットの[[サイクル]]が多数存在し、これらはブロック全体にまたがっている。 | + | *ギルドに関する10枚1セットの[[サイクル]]が多数存在し、これらはブロック全体にまたがっている。 [[セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage|ギルド魔道士]]や[[ショックランド]]、[[疫病沸かし/Plague Boiler|ギルドアーティファクト]]などが有名だが、細かいものまで数えると10個以上のサイクルが存在する。 詳細は公式コラム、[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr211,,ja 十人だけで]を参照。 |
− | [[セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage|ギルド魔道士]]や[[ | + | *[[土地]]の[[サイクル]]は、各サイクルを1人のイラストレーターが担当している。 [[ショックランド]]は[[Rob Alexander]]、[[本拠地ランド]]は[[Martina Pilcerova]]、[[バウンスランド]]は[[John Avon]]。 また、[[基本土地]]も4人のイラストレーターが各土地を1枚ずつ描いている。 |
− | 詳細は公式コラム、[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr211,,ja 十人だけで]を参照。 | + | |
− | *[[土地]]の[[サイクル]]は、各サイクルを1人のイラストレーターが担当している。 | + | |
− | [[ショックランド]]は[[Rob Alexander]]、[[本拠地ランド]]は[[Martina Pilcerova]]、[[バウンスランド]]は[[John Avon]]。 | + | |
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*地味ではあるが、[[オーラ]]に関係するカードもそこそこ多い。 | *地味ではあるが、[[オーラ]]に関係するカードもそこそこ多い。 | ||
*いずれのセットでも、これまで長い間新種が出ていなかった複数の[[クリーチャー・タイプ]]に新種が登場している。[[デビル]]、[[スフィンクス]]など。 | *いずれのセットでも、これまで長い間新種が出ていなかった複数の[[クリーチャー・タイプ]]に新種が登場している。[[デビル]]、[[スフィンクス]]など。 |
2008年2月24日 (日) 23:50時点における版
ラヴニカ・ブロック/Ravnica Blockは、ラヴニカ:ギルドの都、ギルドパクト、ディセンションの3つのセットからなるブロック。 多次元宇宙の中の一つであるラヴニカ/Ravnicaが舞台。
テーマはインベイジョン・ブロック以来となる「多色」。 ただし、人気が非常に高かったインベイジョン・ブロックを踏まえつつも、同じ方向性にならないように工夫がされている。 「3色や5色ではなく2色が中心の環境」、「色ごとではなく2色の組み合わせによる役割分担」、「友好色と対抗色が同格の扱い」などがその一例。
2色組みが中心の環境であることを強調するため、2色の組み合わせ計10組に対してそれぞれ「ギルド/Guild」が設定されており、ストーリーやカード名にもそれが反映されている。詳しい解説はギルド/Guildを参照。 その全てが全部のセットに出てくるのではなく、エキスパンションごとに4つないし3つのギルドが登場する。 そのため、マルチカラーのカードなどは各エキスパンションごとに、特定の組み合わせしか登場しない。 ラヴニカ:ギルドの都では「緑白」「黒緑」「赤白」「青黒」が、ギルドパクトでは「赤緑」、「青赤」、「白黒」が、ディセンションでは「白青」、「緑青」、「黒赤」が取り上げられている。
- これに関連して、単色のカードの枚数配分は均等になっていない。
例えばラヴニカでは、青や赤のギルドは1つだが、その他3色のギルドは2つ登場するので、マルチカラーのカードの分青や赤のカードは少なくなる。 そのため、ラヴニカでは単色のカードは、青と赤は39枚ずつ、その他の3色は37枚として、少しバランスをとっている。 なおブロック全体では、白、黒、緑の単色カードは79種類、青は76種類、赤は75種類であり、均等ではない。
ブロック固有のキーワード能力は発掘、召集、変成、狂喜、憑依、複製、予見、移植。能力語は光輝、暴勇。 いずれの能力も各ギルドに対応しており、例えばゴルガリ団の能力である発掘は黒や緑のカードにしか存在しない。 また、2色のどちらのマナでも支払える新しいマナ・シンボルが登場し、これらのシンボルを持つカードは混成カードと呼ばれる。
- このブロックに登場する2色のマルチカラーやギルドに関する土地カード、向上呪文、自身とは違う色マナを用いる能力を持つカード、そしてギルド固有の能力を持つカードは、すべてテキスト欄の背景に対応するギルドのシンボルが描かれている。
- ギルドに関する10枚1セットのサイクルが多数存在し、これらはブロック全体にまたがっている。 ギルド魔道士やショックランド、ギルドアーティファクトなどが有名だが、細かいものまで数えると10個以上のサイクルが存在する。 詳細は公式コラム、十人だけでを参照。
- 土地のサイクルは、各サイクルを1人のイラストレーターが担当している。 ショックランドはRob Alexander、本拠地ランドはMartina Pilcerova、バウンスランドはJohn Avon。 また、基本土地も4人のイラストレーターが各土地を1枚ずつ描いている。
- 地味ではあるが、オーラに関係するカードもそこそこ多い。
- いずれのセットでも、これまで長い間新種が出ていなかった複数のクリーチャー・タイプに新種が登場している。デビル、スフィンクスなど。
- ものすごい数のトークンが必要なブロックである。ざっと見ただけでもコウモリ、苗木、奇魔、狩り立てられたシリーズのトークン等々…、昔のセットではカード以外の周辺器具を用意させることに遠慮のようなものが見られたが、ここに来て一気に居直ったようだ。
- 固有名詞は東欧風の名称・発音を元にしており、世界の雰囲気作りに一役買っている。
- SF風のミラディン・ブロック、和風の神河ブロックと続いていた「変り種ファンタジー」の世界から本来の西洋風ファンタジーの世界観へ回帰したブロックである。
- ブロック全体でカード・バランスが調整されており、多色化にもかかわらず飛び抜けたパワーカードがほとんど存在しないため、スタンダード環境では多種多様なデッキが生まれることとなった。