アーチエネミー戦
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+ | *多人数戦の変種ルール「[[チーム対抗戦]]」を用い、選択ルール「[[複数への攻撃]]」と「[[共有チーム・ターン]]」を使用する。他の選択ルールは使用しない。 | ||
+ | **一方のチームは1人のプレイヤーからなり、そのプレイヤーを魔王と呼ぶ。 | ||
+ | **他方のチームは何人のプレイヤーからなっていてもよい。 | ||
+ | *魔王には初期[[ライフ]]40点や、[[計略デッキ]]といったアドバンテージが与えられる。 | ||
+ | *魔王の[[先攻]]で[[ゲーム]]が開始。先攻でも[[ドロー・ステップ]]にカードを[[引く]]ことができる。 | ||
+ | *魔王は、自身の第1[[メイン・フェイズ]]の開始時に、[[計略デッキ]]の一番上を[[実行中にする]]。[[持続]]でない計略の誘発型能力の解決が終わったら、[[状況起因処理]]で計略デッキの一番下に置かれる。 | ||
+ | *多数側は[[ターン]]を共有する。[[アンタップ]]、[[引く|ドロー]]、[[戦闘]]はチームのターンとして1度に行うが、[[マナ]]・[[ライフ]]・[[手札]]などの[[リソース]]は共有されない。 | ||
+ | *多数側チームのプレイヤーが負けた場合、そのプレイヤーが[[オーナー]]である[[オブジェクト]]は取り除かれる。 | ||
+ | *多数側チームの全滅か魔王の敗北によって勝敗が決まる。 | ||
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+ | 各プレイヤーがそれぞれに計略デッキを持った無差別戦を行なうという選択ルールが存在する。このルールでは「複数への攻撃」選択ルールを用い、他の多人数戦用選択ルールは用いない。 | ||
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+ | このゲームでは全てのプレイヤーが魔王であり、通常の無差別戦と同じように、開始プレイヤーは無作為に決定される。それ以外の、魔王戦のゲームで魔王に適用されるルールは、魔界大決戦のゲームでは全てのプレイヤーに適用される。 | ||
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+ | ==専用セット== | ||
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+ | 2010年6月発売。魔王用のデッキと計略カードが入った4種類の製品が発売された。 | ||
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+ | ;[[Archenemy: Nicol Bolas]] | ||
+ | 2017年6月発売。[[アモンケット・ブロック]]の[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)| ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]と[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の戦いを表現したセットで、魔王用のデッキ1つと計略カード、対するチーム用のデッキ3つで構成された製品。 | ||
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+ | ==その他== | ||
+ | *公式ルールの訳語は[[2010年]]6月に制定された際はアーチエネミーだったが、[[2011年]]5月の[[総合ルール]]更新の際、魔王戦に変更された。さらに[[2012年]]2月に現在の訳に変更になった。英語では最初から変わらずArchenemyであり、ルール自体も大幅な更新は無い。 | ||
+ | **魔王戦は、日本では「1対多人数」で行う[[多人数戦]]を意味する俗語としても用いられていた。詳しくは[[魔王戦]]を参照。 | ||
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+ | ==参考== | ||
+ | *[[多人数戦]] | ||
+ | *[[カジュアル変種ルール]] | ||
+ | *[[ルーリング]] |
2019年6月29日 (土) 18:57時点における版
アーチエネミー戦/Archenemyは、総合ルールで定められているカジュアル変種ルールの一つ。
目次 |
解説
一対多の特殊な多人数戦が前提のフォーマットである。プレイヤーは魔王とその他のプレイヤーからなる2つのチームに分かれてゲームを行う。
ルール
構築ルール
魔王は通常のデッキ構築ルールに則って構築したデッキ1つの他に、20枚以上の計略カードからなる計略デッキを1つ用意する。計略デッキには同じ名前を持つカードは2枚までしか入れることはできない。
ゲームルール
- 多人数戦の変種ルール「チーム対抗戦」を用い、選択ルール「複数への攻撃」と「共有チーム・ターン」を使用する。他の選択ルールは使用しない。
- 一方のチームは1人のプレイヤーからなり、そのプレイヤーを魔王と呼ぶ。
- 他方のチームは何人のプレイヤーからなっていてもよい。
- 魔王には初期ライフ40点や、計略デッキといったアドバンテージが与えられる。
- 魔王の先攻でゲームが開始。先攻でもドロー・ステップにカードを引くことができる。
- 魔王は、自身の第1メイン・フェイズの開始時に、計略デッキの一番上を実行中にする。持続でない計略の誘発型能力の解決が終わったら、状況起因処理で計略デッキの一番下に置かれる。
- 多数側はターンを共有する。アンタップ、ドロー、戦闘はチームのターンとして1度に行うが、マナ・ライフ・手札などのリソースは共有されない。
- 多数側チームのプレイヤーが負けた場合、そのプレイヤーがオーナーであるオブジェクトは取り除かれる。
- 多数側チームの全滅か魔王の敗北によって勝敗が決まる。
選択ルール:魔界大決戦
各プレイヤーがそれぞれに計略デッキを持った無差別戦を行なうという選択ルールが存在する。このルールでは「複数への攻撃」選択ルールを用い、他の多人数戦用選択ルールは用いない。
このゲームでは全てのプレイヤーが魔王であり、通常の無差別戦と同じように、開始プレイヤーは無作為に決定される。それ以外の、魔王戦のゲームで魔王に適用されるルールは、魔界大決戦のゲームでは全てのプレイヤーに適用される。
専用セット
2010年6月発売。魔王用のデッキと計略カードが入った4種類の製品が発売された。
2017年6月発売。アモンケット・ブロックの ニコル・ボーラス/Nicol Bolasとゲートウォッチ/The Gatewatchの戦いを表現したセットで、魔王用のデッキ1つと計略カード、対するチーム用のデッキ3つで構成された製品。
その他
- 公式ルールの訳語は2010年6月に制定された際はアーチエネミーだったが、2011年5月の総合ルール更新の際、魔王戦に変更された。さらに2012年2月に現在の訳に変更になった。英語では最初から変わらずArchenemyであり、ルール自体も大幅な更新は無い。