累加アップキープ

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*{{WHISPER検索/英語オラクル|"Cumulative Upkeep"|累加アップキープ(Cumulative Upkeep)}}
 
*{{WHISPER検索/英語オラクル|"Cumulative Upkeep"|累加アップキープ(Cumulative Upkeep)}}
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/rule/20060728/index.html 累加メカニズム] (文:[[Devin Low]])
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*[http://web.archive.org/web/20090321155954/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/rule/20060728/index.html 累加メカニズム] (文:[[Devin Low]])
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]

2013年6月1日 (土) 00:24時点における版

累加アップキープ/Cumulative upkeep
種別 誘発型能力
登場セット 多数
CR CR:702.24

累加アップキープ(るいか~)/Cumulative upkeepは、アイスエイジで制定されたキーワード能力コントローラーアップキープ・ステップ開始時に誘発する誘発型能力である。


Glacial Chasm
土地

累加アップキープ ― 2点のライフを支払う。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
Glacial Chasmが戦場に出たとき、土地を1つ生け贄に捧げる。
あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃できない。
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。


定義

累加アップキープコスト]/Cumulative upkeep[コスト]は、「あなたのアップキープの開始時に、このパーマネント戦場にある場合、経年カウンターを1個このパーマネントの上に置く。このパーマネントの上にある経年カウンター1つごとに[コスト]を支払ってもよい。そうしなければ、これを生け贄に捧げる。」を意味する。

解説

パーマネントに対して、ターンごとに増えていくアップキープ・コストを課す能力である。

ルール

  • コストに選択肢がある場合、各選択は各経年カウンターに対して別々に行なわれ、その後全体のコストを一度に支払うか、まったく支払わないかのどちらかを行なうことになる。一部のみの支払いは認められない。
  • 何らかの効果により複数の累加アップキープを持っている場合、「経年カウンターを乗せて、コストを支払う(または支払わない)」をそれぞれに対して行う。解決順により、最終的に支払うコストの合計が変わってくる場合があるので注意。
  • 魔力の導管/Power Conduitにより経年カウンターを取り除くことは可能だが、「経年カウンターを乗せ、コストを支払う」という一連の動作には割りこめないので注意。要は、最低でも1つ分は支払わないといけないということである。
  • あるパーマネントの累加アップキープの解決時に、そのパーマネントが戦場に残っていなければ、経年カウンターを置くこともコストを支払うことも発生しない。

その他

  • 「累積アップキープ」と聞いてにやりとできる方はそうとう古くからのプレイヤーであろう。もしくは、翻訳の出ていない時期からのプレイヤーかもしれない。
  • アイスエイジで出た当時は経年カウンターを置くというルールが存在しなかったので管理が大変だった。
  • アイスエイジ初出のシステムだが、それ以前にも類似した能力を持つサイクロン/Cycloneが存在していた。サイクロンはエラッタによって一時期、累加アップキープに変更されていたが、現在では累加アップキープを用いないテキストに戻されている。
  • もともとは単純に「だんだん扱いづらくなる」システムとして作られたが、サイクロンの存在によって「戦場にいる時間に応じて強くなる」という使い方もできることに気づかれたようで、ウェザーライトコールドスナップでは、経年カウンターの数を参照するカードがいくつか存在する。
    • 同じ「戦場にいる時間に応じて強くなる」カードである悪性腫瘍/Malignant Growthは、当初の経年カウンターを置かないルールから、同じタイミングで加算される、経年カウンターとは別のカウンターを用いている。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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