5色デッキ
提供:MTG Wiki
(トーク) |
|||
8行: | 8行: | ||
5色デッキが活躍した時期としては、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]などの優れた[[5色地形]]が多数存在した[[ミラージュ・ブロック]]期や、強力な[[所有地カード]]と[[マルチカラー]]カードが多数存在した[[インベイジョン・ブロック]]期が有名である。 | 5色デッキが活躍した時期としては、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]などの優れた[[5色地形]]が多数存在した[[ミラージュ・ブロック]]期や、強力な[[所有地カード]]と[[マルチカラー]]カードが多数存在した[[インベイジョン・ブロック]]期が有名である。 | ||
+ | |||
また、近年では[[フェッチランド]]と[[ショックランド]]・[[デュアルランド]]の組み合わせにより[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも見られるようになってきた。 | また、近年では[[フェッチランド]]と[[ショックランド]]・[[デュアルランド]]の組み合わせにより[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも見られるようになってきた。 | ||
+ | |||
+ | ==[[インベイジョン・ブロック]]期== | ||
+ | |||
+ | [[インベイジョン・ブロック]]の[[所有地カード]]をメインとした[[ドメイン]]が登場。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Harrow}} | ||
+ | {{#card:Ordered Migration}} | ||
+ | |||
+ | [[不屈の自然/Rampant Growth]]や[[砕土/Harrow]]で各種[[基本地形]]を集めて[[所有地カード]]を使用する。 | ||
+ | |||
+ | 詳細は[[ドメイン]]のページを参照のこと。 | ||
+ | |||
+ | ==[[テンペスト・ブロック]]期== | ||
+ | |||
+ | [[nWo]]と呼ばれるタイプの[[コントロール#デッキ|コントロールデッキ]]が活躍した。 | ||
+ | |||
+ | 初期のものは[[自然の秩序/Natural Order]]と[[生ける屍/Living Death]]を核とした[[ナチュラルデス]]と呼ばれるタイプだった。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Natural Order}} | ||
+ | |||
+ | [[エクソダス]]で超強力[[エンチャント]]・[[適者生存/Survival of the Fittest]]と[[繰り返す悪夢/Recurring Nightmare]]が登場すると、この二枚を組み合わせた[[ナイトメア・サバイバル]]が登場、[[世界選手権98]]を制した。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Survival of the Fittest}} | ||
+ | {{#card:Reccuring Nightmare}} | ||
+ | |||
+ | [[繰り返す悪夢/Recurring Nightmare]]が[[禁止カード|禁止]]された後は、[[生ける屍/Living Death]]で代用した[[サバイバル・デス]]として生き延びた。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Living Death}} | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ==[[ミラージュ・ブロック]]期== | ||
+ | |||
+ | [[ビジョンズ]]で[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]・[[ウェザーライト]]で[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]という強力な[[5色地形]]を獲得。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Undiscovered Paradise}} | ||
+ | {{#card:Gemstone Mine}} | ||
+ | |||
+ | [[5CG]]や[[5CB]]など、多種多彩な[[デッキ]]が活躍した。 | ||
+ | |||
+ | ==[[エクステンデッド]]([[ローテーション]]後)== | ||
+ | |||
+ | [[ラヴニカ・ブロック]]参入後の[[エクステンデッド]]でも、[[ショックランド]]と[[フェッチランド]]を組み合わせた[[デッキ]]がいくつも生み出された。 | ||
+ | |||
+ | 初期には、[[ドメイン]]に[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]を[[サーチ]]&[[アドバンテージ]]用に採用した[[けちドメイン]]が登場。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Gifts Ungiven}} | ||
+ | |||
+ | また、[[部族の炎/Tribal Flames]]や[[ガイアの力/Gaea's Might]]を使用した高速[[ビートダウン]]・[[アグロドメイン]]も登場した。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Tribal Flames}} | ||
+ | {{#card:Gaea's Might}} | ||
+ | |||
+ | ==旧[[エクステンデッド]]([[デュアルランド]]期)== | ||
+ | |||
+ | 古い[[エクステンデッド]]では[[デュアルランド]]が使用可能だったため、容易に5色デッキを組むことができた。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Survival of the Fittest}} | ||
+ | {{#card:Squee, Goblin Nabob}} | ||
+ | |||
+ | [[適者生存/Survival of the Fittest]]を[[キーカード]]とした[[サバイバル]]系[[デッキ]]が主流。[[ナイトメア・サバイバル]]や[[トレードウィンド・サバイバル]]などが活躍した。 | ||
+ | のちに[[適者生存/Survival of the Fittest]]は[[禁止カード]]に指定され、これらのデッキは消滅した。 | ||
+ | |||
+ | ほかにも[[青]]を中心とした[[パーミッション]]デッキ([[D5C#エクステンデッド|5CU]])なども存在した。 | ||
+ | |||
+ | ==[[レガシー]]== | ||
+ | |||
+ | [[フェッチランド]]と[[デュアルランド]]の組み合わせで[[レガシー]]でも活躍している。 | ||
+ | |||
+ | 旧[[エクステンデッド]]と同様[[ATS]]や[[ナイトメア・サバイバル]]などの[[サバイバル]]系[[デッキ]]が主流。 | ||
+ | しかし[[神河救済]]で[[真髄の針/Pithing Needle]]が登場した後は、これらのデッキは若干押され気味になっている。 | ||
+ | |||
+ | ==[[ヴィンテージ]]== | ||
+ | |||
+ | [[ヴィンテージ]]には[[4CC]]とよばれる[[コントロール#デッキ|コントロールデッキ]]が存在する。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Swords to Plowshares}} | ||
+ | {{#card:Force of Will}} | ||
+ | |||
+ | 詳細は[[4CC]]を参照のこと。 | ||
==代表的なデッキ== | ==代表的なデッキ== | ||
25行: | 105行: | ||
***[[ナイトメア・サバイバル]] | ***[[ナイトメア・サバイバル]] | ||
***[[サバイバル・デス]] | ***[[サバイバル・デス]] | ||
+ | **[[トレードウィンド・サバイバル]] | ||
+ | ***[[ATS]] | ||
**[[ドメイン]] | **[[ドメイン]] | ||
***[[けちドメイン]] | ***[[けちドメイン]] | ||
+ | **[[4CC]] | ||
*[[コンボ]] | *[[コンボ]] |
2008年3月10日 (月) 14:55時点における版
目次 |
5色デッキ (5-Colored Decks)
5色全てのカードを使って構築されたデッキのこと。 全ての色を使うので各色で最も強力なカードを使うことができ、さらにあらゆることに対応が可能である。 だが、当然ながら色配分が最も難しく、ちょっとしたことで色事故に陥ってしまう。
そのため、砕土/Harrowなどの土地を揃える呪文や強力な多色地形が存在するような環境でなければ構築は難しい。
5色デッキが活躍した時期としては、知られざる楽園/Undiscovered Paradise、宝石鉱山/Gemstone Mineなどの優れた5色地形が多数存在したミラージュ・ブロック期や、強力な所有地カードとマルチカラーカードが多数存在したインベイジョン・ブロック期が有名である。
また、近年ではフェッチランドとショックランド・デュアルランドの組み合わせによりエクステンデッドやエターナルでも見られるようになってきた。
インベイジョン・ブロック期
インベイジョン・ブロックの所有地カードをメインとしたドメインが登場。
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、土地を1つ生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから、基本土地カードを最大2枚まで探し、それらを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
ソーサリー
版図 ― あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプ1種につき、飛行を持つ青の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークンを1体生成する。
不屈の自然/Rampant Growthや砕土/Harrowで各種基本地形を集めて所有地カードを使用する。
詳細はドメインのページを参照のこと。
テンペスト・ブロック期
初期のものは自然の秩序/Natural Orderと生ける屍/Living Deathを核としたナチュラルデスと呼ばれるタイプだった。
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、緑のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
エクソダスで超強力エンチャント・適者生存/Survival of the Fittestと繰り返す悪夢/Recurring Nightmareが登場すると、この二枚を組み合わせたナイトメア・サバイバルが登場、世界選手権98を制した。
エンチャント
(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
繰り返す悪夢/Recurring Nightmareが禁止された後は、生ける屍/Living Deathで代用したサバイバル・デスとして生き延びた。
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを追放する。その後自分がコントロールするすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。その後自分がこれにより追放したすべてのカードを戦場に出す。
ミラージュ・ブロック期
ビジョンズで知られざる楽園/Undiscovered Paradise・ウェザーライトで宝石鉱山/Gemstone Mineという強力な5色地形を獲得。
土地
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。あなたの次のアンタップ・ステップに、あなたがあなたのパーマネントをアンタップするに際し、知られざる楽園をオーナーの手札に戻す。
土地
宝石鉱山は、その上に採掘(mining)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(T),宝石鉱山から採掘カウンターを1個取り除く:好きな色1色のマナ1点を加える。宝石鉱山の上に採掘カウンターが1個も置かれていないなら、宝石鉱山を生け贄に捧げる。
エクステンデッド(ローテーション後)
ラヴニカ・ブロック参入後のエクステンデッドでも、ショックランドとフェッチランドを組み合わせたデッキがいくつも生み出された。
初期には、ドメインにけちな贈り物/Gifts Ungivenをサーチ&アドバンテージ用に採用したけちドメインが登場。
インスタント
対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。
また、部族の炎/Tribal Flamesやガイアの力/Gaea's Mightを使用した高速ビートダウン・アグロドメインも登場した。
ソーサリー
版図 ― クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。部族の炎は、それにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい。
インスタント
版図 ― クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはあなたがコントロールしている土地の中の基本土地タイプ1種類につき+1/+1の修整を受ける。
旧エクステンデッド(デュアルランド期)
古いエクステンデッドではデュアルランドが使用可能だったため、容易に5色デッキを組むことができた。
エンチャント
(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの墓地にあるゴブリンの太守スクイーをあなたの手札に戻してもよい。
1/1適者生存/Survival of the Fittestをキーカードとしたサバイバル系デッキが主流。ナイトメア・サバイバルやトレードウィンド・サバイバルなどが活躍した。 のちに適者生存/Survival of the Fittestは禁止カードに指定され、これらのデッキは消滅した。
ほかにも青を中心としたパーミッションデッキ(5CU)なども存在した。
レガシー
フェッチランドとデュアルランドの組み合わせでレガシーでも活躍している。
旧エクステンデッドと同様ATSやナイトメア・サバイバルなどのサバイバル系デッキが主流。 しかし神河救済で真髄の針/Pithing Needleが登場した後は、これらのデッキは若干押され気味になっている。
ヴィンテージ
ヴィンテージには4CCとよばれるコントロールデッキが存在する。
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
詳細は4CCを参照のこと。