Vesuvan Doppelganger
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(イラストはクローン(変異種/Morphling#その他参照)) |
|||
(9人の利用者による、間の13版が非表示) | |||
4行: | 4行: | ||
アップキープの時点で[[戦場]]の一番うれしいクリーチャーに「変身」できるため、クローンよりも汎用性は高い。 | アップキープの時点で[[戦場]]の一番うれしいクリーチャーに「変身」できるため、クローンよりも汎用性は高い。 | ||
+ | |||
+ | *[[時のらせん]]で[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]という[[リメイク]]版が作られた。また、[[謎の原形質/Cryptoplasm]]もリメイク版といってよいだろう。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | *[[アップキープ]]に何かの[[コピー]]になることは、[[特性]]が変化するだけで、「[[戦場に出る]]」ことや「[[戦場を離れる]]」ことではない(→{{CR| | + | *コピーするクリーチャーをいつ選ぶかなど基本的なルールは、[[クローン/Clone#ルール|クローン/Cloneのルール]]を参照。 |
+ | *[[アップキープ]]に何かの[[コピー]]になることは、[[特性]]が変化するだけで、「[[戦場に出る]]」ことや「[[戦場を離れる]]」ことではない(→{{CR|707.4}})。 | ||
**例えば、[[レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoons]]のコピーになったり、[[サラカスの予見者/Thalakos Seer]]から他のクリーチャーのコピーになっても、それらの持つ[[誘発型能力]]は[[誘発]]しない。 | **例えば、[[レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoons]]のコピーになったり、[[サラカスの予見者/Thalakos Seer]]から他のクリーチャーのコピーになっても、それらの持つ[[誘発型能力]]は[[誘発]]しない。 | ||
**置かれている[[カウンター (目印)|カウンター]]の数は変化しない。仮に置かれている意味の無いものでも、そのまま残しておく。 | **置かれている[[カウンター (目印)|カウンター]]の数は変化しない。仮に置かれている意味の無いものでも、そのまま残しておく。 | ||
− | |||
− | |||
*アップキープの開始時に誘発する能力を得ることもコピー[[効果]]の一部であり、[[コピー可能な値]]である。 | *アップキープの開始時に誘発する能力を得ることもコピー[[効果]]の一部であり、[[コピー可能な値]]である。 | ||
**コピー効果によってこの能力を持っているVesuvan Doppelgangerを他のVesuvan Doppelgangerがコピーしたならば、同じ能力を二重に持つことになる。 | **コピー効果によってこの能力を持っているVesuvan Doppelgangerを他のVesuvan Doppelgangerがコピーしたならば、同じ能力を二重に持つことになる。 | ||
+ | ***誘発型能力をもつVesuvan Doppelganger自身を対象にコピーすることでも、能力は重複する。 | ||
+ | ***すべての誘発の対象を自身にすれば誘発型能力はアップキープごとに2倍に増えていく。 | ||
**戦場に出るに際して、コピーするクリーチャーを選ばなかった場合、アップキープに誘発する能力は持たない。 | **戦場に出るに際して、コピーするクリーチャーを選ばなかった場合、アップキープに誘発する能力は持たない。 | ||
*[[反転]]した場合、仮に他のクリーチャーのコピーになったとしても、その[[位相]]を「覚えて」いる。 | *[[反転]]した場合、仮に他のクリーチャーのコピーになったとしても、その[[位相]]を「覚えて」いる。 | ||
18行: | 21行: | ||
**そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことはない。 | **そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことはない。 | ||
− | ==その他== | + | <!--==その他== |
− | *ドッペルゲンガーを見た者は数日中に必ず死ぬという話があるが、 | + | <!--*ドッペルゲンガーを見た者は数日中に必ず死ぬという話があるが、[[伝説のクリーチャー]]にとってはまさに寓話上のドッペルゲンガーである。--> |
− | * | + | <!--基本セット2014のレジェンド・ルール変更によりコメントアウト。--> |
− | + | <!--**過去のルールでは「最も長く[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]であったもの以外を墓地に置く」のでこれだけが墓地に置かれることになっていた。--> | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[コピーカード]] | *[[コピーカード]] | ||
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | *[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | ||
− | *[[ | + | *[[ヴェズーヴァ/Vesuva (ストーリー)|ヴェズーヴァ/Vesuva]]([[背景世界/ストーリー用語]]) |
− | *[[ | + | *[[カード名百科事典#ドッペルゲンガー|ドッペルゲンガー]]([[カード名百科事典]]) |
+ | *[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]] | ||
[[Category:リミテッド・エディションの再録禁止カード]] | [[Category:リミテッド・エディションの再録禁止カード]] |
2022年7月9日 (土) 23:04時点における最新版
Vesuvan Doppelganger (3)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは「Vesuvan Doppelgangerは、そのクリーチャーの色をコピーしないことと『あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたは”Vesuvan Doppelgangerは、そのクリーチャーの色をコピーしないこととそれがこの能力を持つことを除き、このクリーチャーはそのクリーチャーのコピーとなる。”ことを選んでもよい。』を持つことを除いて、それが戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして場に出る」ことを選んでもよい。
0/0コピーに関するルールが未整備だった初期の時代、非常に多くのQ&Aを生むことになったクリーチャー。アップキープごとにコピーするクリーチャーを選びなおせるクローン/Clone。
アップキープの時点で戦場の一番うれしいクリーチャーに「変身」できるため、クローンよりも汎用性は高い。
- 時のらせんでヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterというリメイク版が作られた。また、謎の原形質/Cryptoplasmもリメイク版といってよいだろう。
[編集] ルール
- コピーするクリーチャーをいつ選ぶかなど基本的なルールは、クローン/Cloneのルールを参照。
- アップキープに何かのコピーになることは、特性が変化するだけで、「戦場に出る」ことや「戦場を離れる」ことではない(→CR:707.4)。
- 例えば、レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoonsのコピーになったり、サラカスの予見者/Thalakos Seerから他のクリーチャーのコピーになっても、それらの持つ誘発型能力は誘発しない。
- 置かれているカウンターの数は変化しない。仮に置かれている意味の無いものでも、そのまま残しておく。
- アップキープの開始時に誘発する能力を得ることもコピー効果の一部であり、コピー可能な値である。
- コピー効果によってこの能力を持っているVesuvan Doppelgangerを他のVesuvan Doppelgangerがコピーしたならば、同じ能力を二重に持つことになる。
- 誘発型能力をもつVesuvan Doppelganger自身を対象にコピーすることでも、能力は重複する。
- すべての誘発の対象を自身にすれば誘発型能力はアップキープごとに2倍に増えていく。
- 戦場に出るに際して、コピーするクリーチャーを選ばなかった場合、アップキープに誘発する能力は持たない。
- コピー効果によってこの能力を持っているVesuvan Doppelgangerを他のVesuvan Doppelgangerがコピーしたならば、同じ能力を二重に持つことになる。
- 反転した場合、仮に他のクリーチャーのコピーになったとしても、その位相を「覚えて」いる。
- 反転カードをコピーしているならば、反転後の特性を用いる。
- そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことはない。