マナマイア
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
| （6人の利用者による、間の7版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
| − | '''マナマイア'''/''Mana Myr'' | + | '''マナマイア'''/''Mana Myr''は、[[起動型能力|起動型]][[マナ能力]]を持つ[[マイア]]の総称。 |
| − | + | {{#card:Gold Myr}} | |
| + | {{#card:Palladium Myr}} | ||
| − | [[ | + | [[ミラディン]]にて2[[マナ]]1/1の、[[タップ]]で[[色マナ]]1点を生み出す[[サイクル#カード群|サイクル]]が登場したのが初出。その後[[ミラディンの傷跡]]でそのサイクルが[[再録]]され、さらに亜種として、少し大型の[[パラジウムのマイア/Palladium Myr]]、生み出すマナが[[無色マナ]]だが[[感染]]を持つ[[疫病のマイア/Plague Myr]]、好きな色が出せる[[合金のマイア/Alloy Myr]]、[[ライフ]]を要求するが好きな色が出せ[[毒性]]も持つ[[マイアの改宗者/Myr Convert]]が登場した。 |
| − | + | [[クリーチャー]]なので[[召喚酔い]]により[[戦場に出る|戦場に出た]][[ターン]]はマナを生み出せないため、[[マナ加速]]としては[[タップイン]]の[[マナ・アーティファクト]]とほぼ同等と言える。サイクルを成す5体は[[ダイアモンド]]相当、パラジウムのマイアは[[摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone]]相当と考えるとわかりやすい。 | |
| − | * | + | 非クリーチャーの[[マナ・アーティファクト]]および非[[アーティファクト]]の[[マナ・クリーチャー]]と比べると、それぞれ「[[戦闘]]に参加できる」「[[デッキカラー]]を選ばない」などの点では優れているが、[[アーティファクト・クリーチャー]]故に[[破壊]]されやすいという欠点も存在する。 |
| − | * | + | |
| − | *ミラディンに収録されたものは[[絵|イラスト]]がすべて[[Kev Walker]] | + | *サイクルを成す5体はかつて[[マナキン人形/Manakin]]の[[上位互換]]であったが、[[ゲートウォッチの誓い]]にて[[無色マナ]]を必要とするカードが多数登場したため、互換関係ではなくなった。 |
| + | *[[ファイレクシアン]]でないものは[[カード名]]に金属の名前がついている。 | ||
| + | *ミラディンに収録されたものは[[絵|イラスト]]がすべて[[Kev Walker]]によるものであり、ミラディンの傷跡に収録されたものはイラストがすべて[[Alan Pollack]]によるものである。 | ||
==該当カード== | ==該当カード== | ||
| + | ;[[ミラディン]] | ||
*[[金のマイア/Gold Myr]] | *[[金のマイア/Gold Myr]] | ||
*[[銀のマイア/Silver Myr]] | *[[銀のマイア/Silver Myr]] | ||
| 17行： | 21行： | ||
*[[鉄のマイア/Iron Myr]] | *[[鉄のマイア/Iron Myr]] | ||
*[[銅のマイア/Copper Myr]] | *[[銅のマイア/Copper Myr]] | ||
| − | + | ;[[ミラディンの傷跡]] | |
*[[パラジウムのマイア/Palladium Myr]] | *[[パラジウムのマイア/Palladium Myr]] | ||
| + | ;[[ミラディン包囲戦]] | ||
| + | *[[疫病のマイア/Plague Myr]] | ||
| + | ;[[新たなるファイレクシア]] | ||
| + | *[[合金のマイア/Alloy Myr]] | ||
| + | ;[[ファイレクシア：完全なる統一]] | ||
| + | *[[マイアの改宗者/Myr Convert]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
| − | *[ | + | *[https://web.archive.org/web/20210917163713/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/myr-sculptures-2004-12-14 Myr Sculptures(Internet Archive)]（Arcana [[2004年]]12月14日 [[Wizards of the Coast]]著） |
| − | *[ | + | *[https://web.archive.org/web/20220526053136/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/know-your-myr-2010-09-20 Know Your Myr(Internet Archive)]（Arcana [[2010年]]9月20日 [[Monty Ashley]]著） |
| + | *[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/mission-compleat-part-2 Mission Compleat, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036663/ 任務完成化 その2]（[[Making Magic]] 2023年2月6日 [[Mark Rosewater]]著） | ||
| + | *[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]] | ||
*[[カードの俗称]] | *[[カードの俗称]] | ||
2023年2月15日 (水) 00:20時点における最新版
マナマイア/Mana Myrは、起動型マナ能力を持つマイアの総称。
ミラディンにて2マナ1/1の、タップで色マナ1点を生み出すサイクルが登場したのが初出。その後ミラディンの傷跡でそのサイクルが再録され、さらに亜種として、少し大型のパラジウムのマイア/Palladium Myr、生み出すマナが無色マナだが感染を持つ疫病のマイア/Plague Myr、好きな色が出せる合金のマイア/Alloy Myr、ライフを要求するが好きな色が出せ毒性も持つマイアの改宗者/Myr Convertが登場した。
クリーチャーなので召喚酔いにより戦場に出たターンはマナを生み出せないため、マナ加速としてはタップインのマナ・アーティファクトとほぼ同等と言える。サイクルを成す5体はダイアモンド相当、パラジウムのマイアは摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone相当と考えるとわかりやすい。
非クリーチャーのマナ・アーティファクトおよび非アーティファクトのマナ・クリーチャーと比べると、それぞれ「戦闘に参加できる」「デッキカラーを選ばない」などの点では優れているが、アーティファクト・クリーチャー故に破壊されやすいという欠点も存在する。
- サイクルを成す5体はかつてマナキン人形/Manakinの上位互換であったが、ゲートウォッチの誓いにて無色マナを必要とするカードが多数登場したため、互換関係ではなくなった。
- ファイレクシアンでないものはカード名に金属の名前がついている。
- ミラディンに収録されたものはイラストがすべてKev Walkerによるものであり、ミラディンの傷跡に収録されたものはイラストがすべてAlan Pollackによるものである。
[編集] 該当カード
[編集] 参考
- Myr Sculptures(Internet Archive)（Arcana 2004年12月14日 Wizards of the Coast著）
- Know Your Myr(Internet Archive)（Arcana 2010年9月20日 Monty Ashley著）
- Mission Compleat, Part 2/任務完成化 その2（Making Magic 2023年2月6日 Mark Rosewater著）
- マナ能力を持つアーティファクト・カード
- カードの俗称
