ビジョンズ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(参考)
 
(7人の利用者による、間の15版が非表示)
1行: 1行:
 +
{{情報ボックス/エキスパンション
 +
|英語名=Visions
 +
|日本語名=ビジョンズ
 +
|シンボル=Vの字を形取った三角形の旗([[戦争の三角/Triangle of War]])
 +
|略号=VI, VIS
 +
|コードネーム=Mirage Jr.
 +
|発売日=米:1997年2月3日<br />日:1997年3月<br />MO:2006年4月11日
 +
|セット枚数=全167種類
 +
}}
 +
'''ビジョンズ'''/''Visions''は、[[ミラージュ・ブロック]]の1番目の小型[[エキスパンション]]。[[1997年]]2月3日に発売された(日本では同年3月に発売された)。意味は「未来視」。
  
=ビジョンズ/Visions=
+
==概要==
 
+
[[ミラージュ・ブロック]]の1つ目の小型[[エキスパンション]]。意味は「未来視」。
+
 
南の大陸[[ジャムーラ/Jamuraa|ジャムーラ]]で引き起こされた戦乱を題材にしている。
 
南の大陸[[ジャムーラ/Jamuraa|ジャムーラ]]で引き起こされた戦乱を題材にしている。
  
[[リバー・ボア/River Boa]]、[[火炎破/Fireblast]]、[[衝動/Impulse]]など、[[コモン]]だけでも強力なカードが多数登場。
+
[[リバー・ボア/River Boa]]、[[火炎破/Fireblast]]、[[衝動/Impulse]]など[[コモン]]だけでも強力な[[カード]]が多数登場。もちろんコモン以外でも、[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]や[[自然の秩序/Natural Order]]、[[孤独の都/City of Solitude]]、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]をはじめ[[トーナメント]]レベルのカードが目白押しで、一躍人気エキスパンションとなった。実用的なカードが少なかった[[ホームランド]]と入れ替わりで[[スタンダード]]に登場したこともその人気に拍車をかけた。多くのデッキにとって強化になりこそすれ弱化にはならず、[[スタンダード]]に与えた影響は計り知れない。
もちろんコモン以外でも、[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]や[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]をはじめ[[トーナメント]]レベルのカードが目白押しで、一躍人気エキスパンションとなった。
+
  
実用的なカードが少なかった[[ホームランド]]と入れ替わりで[[スタンダード]]に登場したこともその人気に拍車をかけた。
+
戦場に出たとき追加の[[効果]]を持つクリーチャー([[187クリーチャー]])が、初めてデザインに取り入れられた<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018045/ 素晴らしいバニラの材料](Latest Developments 2016年11月11日)</ref><ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018714/ 『アモンケット』語り その2](Making Magic 2017年5月1日)</ref>。[[大クラゲ/Man-o'-War]]や[[ネクラタル/Nekrataal]]が有名。
多くのデッキにとって強化になりこそすれ弱化にはならず、[[スタンダード]]に与えた影響は計り知れない。
+
  
[[187クリーチャー]]が色々登場。[[大クラゲ/Man-o'-War]][[ネクラタル/Nekrataal]]が有名。
+
*発売3ヶ月前に[[マルチバースギフトボックス]]内に含まれるプレビュー・ブースターという形でお披露目されていた。
 +
*[[2006年]]4月11日から[[2009年]]3月24日までの間、[[Magic Online]]で販売されていた。[[ミラージュ]]同様、新規に[[テーマデッキ]]が作られた。また、一定確率で[[プレミアム・カード]]が封入されている。ただし現物化はできない。
 +
**Magic Onlineでのリリースに伴い、[[オラクル]]の大幅な[[クリーチャー・タイプ]]改訂が2006年1月に行われた。
 +
*英語名が同じ[[カード名]]のカードが存在する(→[[未来視/Visions]])。
  
これだけ強くても、[[禁止カード]]はそれほど多くないのだから素晴らしい。
+
==テーマデッキ==
いずれかの[[制限カード|フォーマット]]で禁止や[[制限]]歴のあるカードは、
+
[[テーマデッキ]]はMagic Onlineでのみ発売された。
*[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]([[ヴィンテージ]]で制限、[[レガシー]]、[[プリズマティック]]で禁止)
+
*[[ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter]]([[レガシー]]で禁止、旧[[エクステンデッド]]で禁止(現在は[[ローテーション]]落ち))
+
*[[資源の浪費/Squandered Resources]]([[ミラージュ・ブロック構築]]で禁止)
+
  
の3枚である。
+
*[[Savage Stompdown]]([[赤緑]])
 +
*[[Wild Eyed Frenzy]]([[赤]])
 +
*[[Unnatural Forces]]([[青黒]])
 +
*[[Legions of Glory]]([[白]])
  
同名カードが存在する。→[[未来視/Visions]]
+
==パッケージ・イラスト==
 +
*[[テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Box]]
  
 +
==主な開発スタッフ==
 +
*'''[[デザイン・チーム]]''' - [[Bill Rose]](リード)、[[Charlie Cantina]]、[[Don Felice]]、[[Howard Kahlenberg]]、[[Joel Mick]]
 +
*'''[[デベロップ・チーム]]''' - [[Bill Rose]](リード)、[[Mike Elliott]]、[[William Jockusch]]、[[Mark Rosewater]]
 +
*'''[[アート・ディレクター]]''' - [[Sue-Ann Harkey]]
  
パッケージ・イラストは[[テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Box]]。
+
==関連リンク==
1997年2月発売(ただし日本語版は3月)。全167種類。
+
*[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/visions ビジョンズ](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
[[エキスパンション・シンボル]]はVの字を形取った三角形の旗([[戦争の三角/Triangle of War]])。
+
*[http://web.archive.org/web/20130203040317/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/products/visionsbackstory Visions: The Backstory(Web Archive)] (公式サイトに掲載された背景ストーリー)
 
+
<references />
*また、[[Magic Online]]にて2006年4月11日発売。
+
[[ブースターパック]]と共にMagic Online専用の[[テーマデッキ]]もリリースされた。
+
先だって発売された[[ミラージュ]]同様、一定確率で[[Foil]]が含まれている。
+
 
+
 
+
<!-- **背景世界 [#world]
+
背景世界についての簡単な記述 -->
+
 
+
 
+
==デザイン [#design]==
+
{| class="wikitable"
+
|-
+
|デザイン・チーム||[[Bill Rose]] (lead)||
+
|-
+
|||[[Charlie Catino]]||
+
|-
+
|||[[Don Felice]]||
+
|-
+
|||[[Howard Kahlenberg]]||
+
|-
+
|||[[Joel Mick]]||
+
|-
+
|開発チーム||[[Bill Rose]] (lead)||
+
|-
+
|||[[Mike Elliott]]||
+
|-
+
|||[[William Jockusch]]||
+
|-
+
|||[[Mark Rosewater]]||
+
|-
+
|||[[Henry Stern]]||
+
|-
+
|アート・ディレクター||[[Sue-Ann Harkey]]||
+
|}
+
 
+
 
+
 
+
<!-- **関連リンク
+
外部の公式記事など -->
+
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ミラージュブロック]]
+
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Visions/ カードリスト](Wisdom Guild)
*[[テーマデッキ]]
+
*[[カード個別評価:ビジョンズ]]
**[[Savage Stompdown]]
+
*[[夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day (ストーリー)]] [[フレイバー・テキスト]]に頻出する詩歌)
**[[Wild Eyed Frenzy]]
+
**[[Unnatural Forces]]
+
**[[Legions of Glory]]
+
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
*[[背景世界/ストーリー用語]]
+
**[[第4版]] - [[クロニクル]] - [[ルネッサンス]]
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/products/visionsbackstory|Visions: The Backstory]](公式サイトに掲載された背景ストーリー)
+
**[[アイスエイジ・ブロック]]([[アイスエイジ]] - ([[ホームランド]]) - [[アライアンス]])  
<!-- -[[]](小説) -->
+
**[[ミラージュ・ブロック]]([[ミラージュ]] - [[ビジョンズ]] - [[ウェザーライト]])
*[[夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day]]([[フレイバー・テキスト]]に頻出する詩歌)
+
**[[第5版]]
 +
**[[テンペスト・ブロック]]([[テンペスト]] - [[ストロングホールド]] - [[エクソダス]])
 +
 
 +
[[Category:エキスパンション|ひしよんす]]

2022年8月27日 (土) 23:20時点における最新版

ビジョンズ/Visions
シンボル Vの字を形取った三角形の旗(戦争の三角/Triangle of War
略号 VI, VIS
コードネーム Mirage Jr.
発売日 米:1997年2月3日
日:1997年3月
MO:2006年4月11日
セット枚数 全167種類

ビジョンズ/Visionsは、ミラージュ・ブロックの1番目の小型エキスパンション1997年2月3日に発売された(日本では同年3月に発売された)。意味は「未来視」。

目次

[編集] 概要

南の大陸ジャムーラで引き起こされた戦乱を題材にしている。

リバー・ボア/River Boa火炎破/Fireblast衝動/Impulseなどコモンだけでも強力なカードが多数登場。もちろんコモン以外でも、吸血の教示者/Vampiric Tutor自然の秩序/Natural Order孤独の都/City of Solitude知られざる楽園/Undiscovered Paradiseをはじめトーナメントレベルのカードが目白押しで、一躍人気エキスパンションとなった。実用的なカードが少なかったホームランドと入れ替わりでスタンダードに登場したこともその人気に拍車をかけた。多くのデッキにとって強化になりこそすれ弱化にはならず、スタンダードに与えた影響は計り知れない。

戦場に出たとき追加の効果を持つクリーチャー(187クリーチャー)が、初めてデザインに取り入れられた[1][2]大クラゲ/Man-o'-Warネクラタル/Nekrataalが有名。

[編集] テーマデッキ

テーマデッキはMagic Onlineでのみ発売された。

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] 主な開発スタッフ

[編集] 関連リンク

  1. 素晴らしいバニラの材料(Latest Developments 2016年11月11日)
  2. 『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日)

[編集] 参考

MOBILE