エムラクールの手/Hand of Emrakul
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(軽微な誤植) |
|||
(23人の利用者による、間の24版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Hand of Emrakul}} | {{#card:Hand of Emrakul}} | ||
− | [[エルドラージ]]・[[落とし子]]を4体[[生け贄に捧げる]]ことで[[マナ・コスト]] | + | [[エルドラージ]]・[[落とし子]]を4体[[生け贄に捧げる]]ことで[[マナ・コスト]]を踏み倒せるエルドラージ。[[エルドラージ#エルドラージ・落とし子|エルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークン]]は1[[マナ]]に相当するため、実質4マナで[[唱える|唱え]]られる計算になる。 |
− | 7/7という[[サイズ]]は[[無色]]のエルドラージの中では最も小さいが、高速で[[召喚]]できれば脅威となる。落とし子トークンを生み出す[[カード]]は[[黒]]・[[赤]]・[[緑]]に多いため、それらと組んで高速召喚を狙いたい。 | + | 7/7という[[サイズ]]は[[エルドラージ覚醒]]に収録されている[[無色]]のエルドラージの中では最も小さいが、高速で[[召喚]]できれば脅威となる。落とし子トークンを生み出す[[カード]]は[[黒]]・[[赤]]・[[緑]]に多いため、それらと組んで高速召喚を狙いたい。 |
+ | |||
+ | *複数体の[[クリーチャー]]を生け贄に捧げる[[代替コスト]]を持つクリーチャーには、他に[[デルレイッチ/Delraich]]や[[死の門の悪魔/Demon of Death's Gate]]が存在する。 | ||
+ | *[[群れの誕生/Brood Birthing]]が2枚、あるいは1枚と[[巣の侵略者/Nest Invader]]や[[産卵の息/Spawning Breath]]が[[手札]]にあれば3[[ターン]]目に唱えることが可能。これらはすべて[[コモン]]であり、[[リミテッド]]でも十分狙える[[コンボ]]である。 | ||
+ | *[[代替コスト]]は「エルドラージ・落とし子」としか指定されていないので、ルール上は[[クリーチャー・タイプ]]にエルドラージ・落とし子を持つ[[パーマネント]]ならば何でもよい。それがトークンである必要はないし、それがクリーチャーである必要もない。[[多相]]も利用可。 | ||
+ | *長らく、コモンのカードとしては最も[[重い|高い]]マナ・コストの記録を保持していた。 | ||
+ | **[[兄弟戦争]]にて、[[錆ゴライアス/Rust Goliath]]により記録を塗り替えられた。 | ||
+ | *[[カード名]]だけを見ると、[[Wikipedia:ja:コンシューマーゲーム|コンシューマーゲーム]]などのボスキャラによくある「巨大な手が単独で動いている」状態を思い浮かべてしまうかもしれないが、{{Gatherer|id=193616}}を見るに、ちゃんと足やクチバシのようなものも備えている。 | ||
+ | **[[公式ハンドブック/ゼンディカーブロック#エルドラージ覚醒公式ハンドブック|公式ハンドブック]]や下記コラムで確認できるが、ちょうどカード名のルの部分(英語版ではEmの辺り)に、空中へ投げ出された犠牲者がいる。 | ||
+ | *日本語版カードでは、「[[落とし子]]」が「落し子」となっている[[誤植]]がある({{Gatherer|id=216689|カード画像}})。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/452 Just Out of Shot](Magic Arcana 2010年5月18日 [[Monty Ashley]]著) | ||
+ | *[http://web.archive.org/web/20121028192600/http://archive.mtg-jp.com:80/reading/translated/004815 でっかいのが常識(コモン・センス)(Internet Archive)]/[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/commonly-large-2010-04-09 Commonly Large](Latest Developments 2010年4月9日[[Mike Turian]]著) | ||
+ | *[[ピッチスペル]] | ||
+ | *[[エムラクール/Emrakul]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:エルドラージ覚醒]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:エルドラージ覚醒]] - [[コモン]] |
2024年8月19日 (月) 04:32時点における最新版
Hand of Emrakul / エムラクールの手 (9)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、エルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)を4体生け贄に捧げてもよい。
滅殺1(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを1つ生け贄に捧げる。)
エルドラージ・落とし子を4体生け贄に捧げることでマナ・コストを踏み倒せるエルドラージ。エルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンは1マナに相当するため、実質4マナで唱えられる計算になる。
7/7というサイズはエルドラージ覚醒に収録されている無色のエルドラージの中では最も小さいが、高速で召喚できれば脅威となる。落とし子トークンを生み出すカードは黒・赤・緑に多いため、それらと組んで高速召喚を狙いたい。
- 複数体のクリーチャーを生け贄に捧げる代替コストを持つクリーチャーには、他にデルレイッチ/Delraichや死の門の悪魔/Demon of Death's Gateが存在する。
- 群れの誕生/Brood Birthingが2枚、あるいは1枚と巣の侵略者/Nest Invaderや産卵の息/Spawning Breathが手札にあれば3ターン目に唱えることが可能。これらはすべてコモンであり、リミテッドでも十分狙えるコンボである。
- 代替コストは「エルドラージ・落とし子」としか指定されていないので、ルール上はクリーチャー・タイプにエルドラージ・落とし子を持つパーマネントならば何でもよい。それがトークンである必要はないし、それがクリーチャーである必要もない。多相も利用可。
- 長らく、コモンのカードとしては最も高いマナ・コストの記録を保持していた。
- 兄弟戦争にて、錆ゴライアス/Rust Goliathにより記録を塗り替えられた。
- カード名だけを見ると、コンシューマーゲームなどのボスキャラによくある「巨大な手が単独で動いている」状態を思い浮かべてしまうかもしれないが、イラストを見るに、ちゃんと足やクチバシのようなものも備えている。
- 公式ハンドブックや下記コラムで確認できるが、ちょうどカード名のルの部分(英語版ではEmの辺り)に、空中へ投げ出された犠牲者がいる。
- 日本語版カードでは、「落とし子」が「落し子」となっている誤植がある(カード画像)。
[編集] 参考
- Just Out of Shot(Magic Arcana 2010年5月18日 Monty Ashley著)
- でっかいのが常識(コモン・センス)(Internet Archive)/Commonly Large(Latest Developments 2010年4月9日Mike Turian著)
- ピッチスペル
- エムラクール/Emrakul(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:エルドラージ覚醒 - コモン