忍耐の記念碑/Monument to Endurance
提供:MTG Wiki
細 |
|||
11行: | 11行: | ||
登場時の[[団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期]]の[[スタンダード]]では相性のいい[[美術家の才能/Artist's Talent]]と組み合わせて、[[青赤]]の[[カワウソ]][[デッキ]]での採用が見られた(→[[青赤ビートダウン#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期]])。同[[環境]]で活躍する[[セルフバウンス#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|セルフバウンスデッキ]]の[[望み無き悪夢/Hopeless Nightmare]]に自然と耐性を得られるのも強み。[[眼魔#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|ジェスカイ眼魔]]([http://www.magic-factory.net/file/df324581/ 参考])や[[青白コントロール/スタンダード/団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|アゾリウス・コントロール]]([http://www.magic-factory.net/file/df324836/ 参考])でもこのカードを組み込んだタイプが試されたほか、[[新ベナリアの守護者/Guardian of New Benalia]]や[[逸失への恐怖/Fear of Missing Out]]と組み合わせた[[ボロス・モニュメント]]も登場した。 | 登場時の[[団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期]]の[[スタンダード]]では相性のいい[[美術家の才能/Artist's Talent]]と組み合わせて、[[青赤]]の[[カワウソ]][[デッキ]]での採用が見られた(→[[青赤ビートダウン#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期]])。同[[環境]]で活躍する[[セルフバウンス#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|セルフバウンスデッキ]]の[[望み無き悪夢/Hopeless Nightmare]]に自然と耐性を得られるのも強み。[[眼魔#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|ジェスカイ眼魔]]([http://www.magic-factory.net/file/df324581/ 参考])や[[青白コントロール/スタンダード/団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|アゾリウス・コントロール]]([http://www.magic-factory.net/file/df324836/ 参考])でもこのカードを組み込んだタイプが試されたほか、[[新ベナリアの守護者/Guardian of New Benalia]]や[[逸失への恐怖/Fear of Missing Out]]と組み合わせた[[ボロス・モニュメント]]も登場した。 | ||
− | 登場直後の[[モダン]] | + | 登場直後の[[モダン]]では[[アスモフード]]で試されていたが、重さの問題もあり定着はしなかった。 |
[[リミテッド]]では[[ディスカード]]の[[アーキタイプ]]を割り当てられた[[青赤]]の事実上の専用カード。ディスカードを参照する他のカードを引き込む一助となりつつ相手のライフを詰める[[フィニッシャー]]を兼ねる点が強力で、[[機体]]でないアーティファクトに触れる除去が少なく定着が期待できる[[環境]]なのも追い風。[[運送の魔道士/Transit Mage]]で[[サーチ]]できないのが惜しまれるところ。 | [[リミテッド]]では[[ディスカード]]の[[アーキタイプ]]を割り当てられた[[青赤]]の事実上の専用カード。ディスカードを参照する他のカードを引き込む一助となりつつ相手のライフを詰める[[フィニッシャー]]を兼ねる点が強力で、[[機体]]でないアーティファクトに触れる除去が少なく定着が期待できる[[環境]]なのも追い風。[[運送の魔道士/Transit Mage]]で[[サーチ]]できないのが惜しまれるところ。 |
2025年4月26日 (土) 22:31時点における最新版
アーティファクト
あなたがカード1枚を捨てるたび、以下からこのターンにまだ選ばれてない1つを選ぶ。
・カード1枚を引く。
・宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
・各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失う。
あなたがカードを捨てるたびドロー、宝物、対戦相手のライフロスを選べるアーティファクト。一種の手札破壊対策カードとしても働くが、3マナでは序盤の攻防に間に合わないため手札破壊対策専門のサイドボードには不向き。自分で積極的にカードを捨てるデッキ用といえる。
3つの能力の中ではカード・アドバンテージに直結するドロー能力が特に強力で、手札を捨てた分の損失を1ターンに1枚までなら帳消しにできる。共鳴者カードの起動回数を増やすために使ったり、ルーター類から手札を増やしたりといった芸当も可能。ライフロスのモードがあることも強みで、単なるアドバンテージ源に留まらず直接的な勝利条件になることもできる。宝物の生成能力も、稼いだカード・アドバンテージを吐き出すために使いやすい。
1ターン内の誘発に制限があるため、自分だけでなく対戦相手のターンでも手札を捨てられる手段と組んだ方が活かしやすい。超能力蛙/Psychic Frogのような、タップもマナも要さずに手札を捨てられる相方ならばベストと言える。ドロー能力でデッキを掘り進めることで2枚目3枚目を引き込み(マイコシンスの庭/The Mycosynth Gardensなどでコピーしても良い)、複数置いたところで今度はライフロスモードで利用することでこれ自体がフィニッシャーにもなれる点が優秀。
弱点としては、3マナという決して軽くないコストでありながら戦場に特に干渉できず、それでいてディスカード手段がなければほぼ置物化するという点か。
登場時の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは相性のいい美術家の才能/Artist's Talentと組み合わせて、青赤のカワウソデッキでの採用が見られた(→青赤ビートダウン#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期)。同環境で活躍するセルフバウンスデッキの望み無き悪夢/Hopeless Nightmareに自然と耐性を得られるのも強み。ジェスカイ眼魔(参考)やアゾリウス・コントロール(参考)でもこのカードを組み込んだタイプが試されたほか、新ベナリアの守護者/Guardian of New Benaliaや逸失への恐怖/Fear of Missing Outと組み合わせたボロス・モニュメントも登場した。
登場直後のモダンではアスモフードで試されていたが、重さの問題もあり定着はしなかった。
リミテッドではディスカードのアーキタイプを割り当てられた青赤の事実上の専用カード。ディスカードを参照する他のカードを引き込む一助となりつつ相手のライフを詰めるフィニッシャーを兼ねる点が強力で、機体でないアーティファクトに触れる除去が少なく定着が期待できる環境なのも追い風。運送の魔道士/Transit Mageでサーチできないのが惜しまれるところ。
- 設定上はアモンケット/Amonkhetに建てられた碑である[1]。アモンケット・ブロックで多数登場したサイクリングと相性が良いのもこのためだろう。
[編集] ルール
- あなたが一度に複数枚のカードを捨てたならその回数分能力は誘発する。
- クリンナップ・ステップに上限を超えた分の手札を捨てた場合も、忍耐の記念碑の能力が誘発する。
- 「上限を超えた手札を捨ててドローし、ドローによってまた上限を超えた手札を捨てて宝物生成やライフロス」というプレイングも可能。詳しい処理についてはクリンナップ・ステップの項目を参照のこと。
- あなたが既に3つのモードを選び終えた後にスタックに置かれようとする能力は、スタックから取り除かれる(CR:603.3c)。
- 「このターンにまだ選ばれていない」は、そのオブジェクトのその能力のみに掛かる制限である。あなたが複数の忍耐の記念碑をコントロールしているならそれぞれがターン内に3つのモードを選べるし、一度戦場を離れてから戻ってきた忍耐の記念碑は新しいオブジェクトなので新たに3つのモードを選べる。
[編集] 脚注
- ↑ Planeswalker's Guide to Aetherdrift, Part 2/プレインズウォーカーのための『霊気走破』案内 その2(Daily MTG 2024年12月11日 Miguel Lopez著)
[編集] 参考
- トークン・カード(公式カードイメージギャラリー)
- カード個別評価:霊気走破 - レア