氏族/Clan

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{{Stub}}'''氏族'''/''Clan''とは、共通の祖先を有する認識の下に構成される血縁集団のこと([[wikipedia:ja:氏族|参照]])。様々な[[次元/Plane]]に固有の氏族が存在している(例:[[グルール一族/The Gruul Clans]]は[[ラヴニカ/Ravnica]]のいくつかの氏族の集合体)。
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{{Stub}}{{情報ボックス/タルキールの氏族}}'''氏族'''/''Clan''とは、共通の祖先を有する認識の下に構成される血縁集団のこと([[wikipedia:ja:氏族|参照]])。様々な[[次元/Plane]]に固有の氏族が存在している(例:[[グルール一族/The Gruul Clans]]は[[ラヴニカ/Ravnica]]のいくつかの氏族の集合体)。
  
 
ここでは[[タルキール/Tarkir]]に存在する社会集団について解説する。
 
ここでは[[タルキール/Tarkir]]に存在する社会集団について解説する。
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===ストーリー===
 
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龍王の群れは長年の支配によって自己満足に陥り、この次元の人型生物に対する力と権威に自信を持つようになった。群れの中において龍以外の種族の生活は厳しく、満たされないものだった。タルキールの人々の中に反乱の囁きと火花が渦巻いていった。ウギンが[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]を封じるためにタルキールを去ると[[ドラゴンの嵐/Dragonstorm]]は弱まり、次いで[[機械兵団の進軍|ファイレクシア戦争]]が龍の群れにも大きな打撃を与えた。龍王への反抗者たちの力は強まったが、逆に追い詰められた龍王たちとの全面戦争の危機も高まった。太古の巻物からドラゴンの嵐を制御する「嵐の絆の儀式/Stormnexus Ritual」を発見した[[ナーセット/Narset]]は他指導者に説得され、[[精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragon]]で儀式を行った。ドラゴンの嵐からは各氏族の精神と結びついた精霊龍が生まれ出でた。精霊龍の力添えにより龍王たちは破れ、ドラゴンの嵐の中へ消え去った。こうして龍王の氏族は滅び古の系譜を継ぐ新たな氏族が興った。
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龍王の群れは長年の支配によって自己満足に陥り、この次元の人型生物に対する力と権威に自信を持つようになった。群れの中において龍以外の種族の生活は厳しく、満たされないものだった。タルキールの人々の中に反乱の囁きと火花が渦巻いていった。ウギンが[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]を封じるためにタルキールを去ると[[ドラゴンの嵐/Dragonstorm (ストーリー)|ドラゴンの嵐/Dragonstorm]]は弱まり、次いで[[機械兵団の進軍|ファイレクシア戦争]]が龍の群れにも大きな打撃を与えた。龍王への反抗者たちの力は強まったが、逆に追い詰められた龍王たちとの全面戦争の危機も高まった。太古の巻物からドラゴンの嵐を制御する「嵐の絆の儀式/Stormnexus Ritual」を発見した[[ナーセット/Narset]]は他指導者に説得され、[[精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragon]]で儀式を行った。ドラゴンの嵐からは各氏族の精神と結びついた精霊龍が生まれ出でた。精霊龍の力添えにより龍王たちは敗れ、ドラゴンの嵐の中へ消え去った。こうして龍王の氏族は滅び古の系譜を継ぐ新たな氏族が興った。
  
 
==その他==
 
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*[[タルキール覇王譚]]では[[色マナ・シンボル]]の並び順が慣例とは異なっている。詳細は[[色の組み合わせ#表記法|色の組み合わせ]]の項を参照。
 
*[[タルキール覇王譚]]では[[色マナ・シンボル]]の並び順が慣例とは異なっている。詳細は[[色の組み合わせ#表記法|色の組み合わせ]]の項を参照。
 
*デザイン初期は、改変前後で氏族の内容が変わっても同じ名称を用い続ける予定であったが、氏族の名称を[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色の組み合わせ]]の通称として定着させたいという意図もあったため、混乱を避けるために改変後は氏族名も変更されることになった([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/imagine-dragons-part-2-2015-03-09 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0014492/ 翻訳])。
 
*デザイン初期は、改変前後で氏族の内容が変わっても同じ名称を用い続ける予定であったが、氏族の名称を[[色の組み合わせ#3色の組み合わせ|楔3色の組み合わせ]]の通称として定着させたいという意図もあったため、混乱を避けるために改変後は氏族名も変更されることになった([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/imagine-dragons-part-2-2015-03-09 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0014492/ 翻訳])。
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*[[タルキール:龍嵐録]]の氏族は、以前の氏族に比べ構成する[[種族]]が流動的になっている。例えば[[オーク]]は[[アブザン家/The Abzan Houses]]・[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]とその後継にしか所属していなかったが、タルキール:龍嵐録では[[ジェスカイ/The Jeskai]]や[[ティムール/The Temur]]にも所属が見られる。
  
 
==参考==
 
==参考==

2025年4月21日 (月) 20:23時点における最新版

氏族/Clanとは、共通の祖先を有する認識の下に構成される血縁集団のこと(参照)。様々な次元/Planeに固有の氏族が存在している(例:グルール一族/The Gruul Clansラヴニカ/Ravnicaのいくつかの氏族の集合体)。

ここではタルキール/Tarkirに存在する社会集団について解説する。

目次

[編集] 歴史改変前のタルキールの氏族

歴史改変前のタルキールには以下の5つが存在する。各氏族の詳細はそれぞれの項を参照のこと。

氏族名 象徴
アブザン家/The Abzan Houses 黒緑 忍耐/Endurance 龍鱗
ジェスカイ道/The Jeskai Way 赤白 狡知/Cunning 龍眼
スゥルタイ群/The Sultai Brood 緑青 残忍/Ruthlessness 龍牙
マルドゥ族/The Mardu Horde 白黒 迅速/Speed 龍翼
ティムール境/The Temur Frontier 青赤 獰猛/Savagery 龍爪

[編集] ストーリー

遠い昔、5つの戦士氏族は互いに結束し、この地の強大な達と戦っていた。すべての龍が狩り尽くされて絶滅し、龍と人型種族との争いが終わると、各氏族は独立するとともにタルキールの覇を唱え、それぞれが相い争う戦乱の時代が訪れた。

いずれの氏族もカン/Khanと呼ばれる指導者に率いられている。自身の氏族と覇権を競った龍が持っていた相(特性)を崇拝・体現しているほか、氏族のシンボルとして龍の特定の部位を用いている。

[編集] 歴史改変後のタルキールの氏族

サルカン・ヴォル/Sarkhan Volの手によってウギン/Uginが救われたことで歴史が改変された後には、上記の氏族を吸収して誕生した5つの氏族が存在する。各氏族の詳細はそれぞれの項を参照のこと。

氏族名 象徴
ドロモカ氏族/The Dromoka clan 忍耐/Endurance 龍鱗
オジュタイ氏族/The Ojutai clan 狡知/Cunning 龍眼
シルムガル氏族/The Silumgar clan 残忍/Ruthlessness 龍牙
コラガン氏族/The Kolaghan clan 迅速/Speed 龍翼
アタルカ氏族/The Atarka clan 獰猛/Savagery 龍爪

[編集] ストーリー

ウギンの命が救われたことでこの地の強大な龍達は次第に勢力を増していった。すべての氏族が龍に屈し、龍と人型種族との争いが終わると、各龍氏族同士がそれぞれ相い争う戦乱の時代が訪れた。

氏族名にも冠されている龍王/Dragonlordと呼ばれる指導者に率いられている。改変前の氏族と同様、龍が持っていた相(特性)を崇拝・体現し、氏族のシンボルとして龍の特定の部位を用いている。以前の氏族の風習は少なからず残ってはいるが、各龍王の気に入らないものは排除され、またカンが指導者であった時代を偲ばせる記録は破棄されている。

[編集] タルキール:龍嵐録のタルキールの氏族

タルキール:龍嵐録のストーリーでは龍王に虐げられてきた人型種族が反抗し龍王を滅ぼし、龍と共生する氏族として再興した。名前を始め多くの文化を旧氏族から引き継いでいるものの変化も多い。

氏族名 象徴
アブザン/The Abzan 黒緑 忍耐/Endurance 龍鱗
ジェスカイ/The Jeskai 赤白 狡知/Cunning 龍眼
スゥルタイ/The Sultai 緑青 残忍/Ruthlessness 龍牙
マルドゥ/The Mardu 白黒 迅速/Speed 龍翼
ティムール/The Temur 青赤 獰猛/Savagery 龍爪

[編集] ストーリー

龍王の群れは長年の支配によって自己満足に陥り、この次元の人型生物に対する力と権威に自信を持つようになった。群れの中において龍以外の種族の生活は厳しく、満たされないものだった。タルキールの人々の中に反乱の囁きと火花が渦巻いていった。ウギンがニコル・ボーラス/Nicol Bolasを封じるためにタルキールを去るとドラゴンの嵐/Dragonstormは弱まり、次いでファイレクシア戦争が龍の群れにも大きな打撃を与えた。龍王への反抗者たちの力は強まったが、逆に追い詰められた龍王たちとの全面戦争の危機も高まった。太古の巻物からドラゴンの嵐を制御する「嵐の絆の儀式/Stormnexus Ritual」を発見したナーセット/Narsetは他指導者に説得され、精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragonで儀式を行った。ドラゴンの嵐からは各氏族の精神と結びついた精霊龍が生まれ出でた。精霊龍の力添えにより龍王たちは敗れ、ドラゴンの嵐の中へ消え去った。こうして龍王の氏族は滅び古の系譜を継ぐ新たな氏族が興った。

[編集] その他

[編集] 参考

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