継位兎/Hare Apparent
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+ | *[[名前]]は「野兎/hare」と「後継者/hair apparent」を掛けた駄洒落。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[https://magic.wizards.com/ja/products/foundations/card-image-gallery?cigcolor=all-colors&cigfreshness=all-cards&cigproduct=fdn-products-play-boosters&cigset=all-sets&cigsubset=all-subsets&cigsubtype=rabbit&cigtreatment=all-treatments&cigtype=all-types&cigrarity=token トークン・カード](マジック米国公式サイト日本語版 カードイメージギャラリー) | *[https://magic.wizards.com/ja/products/foundations/card-image-gallery?cigcolor=all-colors&cigfreshness=all-cards&cigproduct=fdn-products-play-boosters&cigset=all-sets&cigsubset=all-subsets&cigsubtype=rabbit&cigtreatment=all-treatments&cigtype=all-types&cigrarity=token トークン・カード](マジック米国公式サイト日本語版 カードイメージギャラリー) | ||
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]] |
2025年2月2日 (日) 11:31時点における最新版
クリーチャー — 兎(Rabbit) 貴族(Noble)
このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたがコントロールしていて《継位兎/Hare Apparent》という名前でありこれでないクリーチャーの数に等しい数の、白の1/1の兎(Rabbit)クリーチャー・トークンを生成する。
デッキに《継位兎/Hare Apparent》という名前のカードを何枚入れてもよい。
この手のクリーチャーはカード名の同じカードが並ぶことで本領を発揮するのが常。これの場合は戦場に出た時にカード名が同じクリーチャーの数だけ兎・クリーチャー・トークンを生成する。出た本人はカウントしないが、横並びすればするほど更にクリーチャーの数が加速度的に増えていく様は多産で知られる兎らしいフレーバー。
いずれにせよただプレイしていくだけではパンチが弱い。切削して過去立たせ/Raise the Pastで一挙に展開したり、より自由なフォーマットでは織端の石/Thrumming Stoneによる展開や無限反射/Infinite Reflectionによる無限トークンなどコンボを重視したい。
リミテッドでもコモンとはいえ何枚も集めるのは難易度が高い。単体ではバニラの熊にすぎず、アタッカーとしてもブロッカーとしても不足なこのカードを2枚目のために温存し続けるならそれなりの見返りがほしいところだが、何とか2体目を出したところで同じコモンの誇り高き親/Prideful Parent程度のコスト・パフォーマンスしか発揮しない。少なくない枚数をデッキに投入したところで複数体並ぶのを期待できるのはゲームの中盤~終盤であり、その頃に弱小トークンが多少並んでも戦場にほぼ影響しないという点も悩ましい。ブースター・ドラフトでも流れてきやすいが、2マナ域の数合わせと割り切るにしても力不足は否めないため積極的なピックはしづらい。
Magic: The Gathering Arenaでは4枚だけ集めれば何枚でもデッキに入れられるようになるので、普段はブロールを遊んでいないプレイヤーがイベントなどのため急遽参戦するときに重宝される。統率者は世慣れた見張り、デルニー/Delney, Streetwise Lookoutあたりが適任か。
- 名前は「野兎/hare」と「後継者/hair apparent」を掛けた駄洒落。
[編集] 参考
- トークン・カード(マジック米国公式サイト日本語版 カードイメージギャラリー)
- カード個別評価:ファウンデーションズ - コモン