呪われた録画/Cursed Recording
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− | [[ | + | [[タップ能力]]で[[二倍詠唱/Doublecast]]を[[内蔵]]した[[赤]]の[[有色アーティファクト]]。ただし[[インスタント]]や[[ソーサリー]]を[[唱える]]たび[[時間カウンター]]が増え7個以上になると自分に20点もの特大[[火力]]を放つデメリットがある。 |
やや初期投資は[[重い]]ものの、設置さえしてしまえば繰り返し[[呪文]]を[[コピー]]して一切の[[追加コスト]]がかからないというのは魅力的。[[タップ・シンボル]]が含まれるので原則として[[ターン]]の往復1回につき1度しかコピー出来ないが、概ね2・3回もコピー出来れば[[テンポ]]面の元は十分に取れるだろう。 | やや初期投資は[[重い]]ものの、設置さえしてしまえば繰り返し[[呪文]]を[[コピー]]して一切の[[追加コスト]]がかからないというのは魅力的。[[タップ・シンボル]]が含まれるので原則として[[ターン]]の往復1回につき1度しかコピー出来ないが、概ね2・3回もコピー出来れば[[テンポ]]面の元は十分に取れるだろう。 | ||
− | + | 一方呪文が「ダビング」できなくても[[カウンター (目印)|カウンター]]は溜まっていくので、インスタントやソーサリーを連発するデッキでは活用し辛い。 | |
対処法は幾つか考えられるが、現実的なのは | 対処法は幾つか考えられるが、現実的なのは | ||
#7個貯まるまでは一切デメリットがないので、貯まる前にコピーを利用して一気に[[勝利]]する | #7個貯まるまでは一切デメリットがないので、貯まる前にコピーを利用して一気に[[勝利]]する | ||
#[[明滅]]や[[バウンス]]で時間カウンターをリセットする | #[[明滅]]や[[バウンス]]で時間カウンターをリセットする | ||
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#貯まりきる直前に[[対戦相手]]に[[コントロール]]を押しつける | #貯まりきる直前に[[対戦相手]]に[[コントロール]]を押しつける | ||
− | 辺り。割と抜け道は多いので、色々な[[カード]]と[[シナジー]] | + | #[[タイムトラベル]]を行う呪文を使用して時間カウンターを減らしながら使う |
+ | 辺り。割と抜け道は多いので、色々な[[カード]]と[[シナジー]]を発揮してくれる。 | ||
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+ | [[リミテッド]]ではそもそも7枚も[[スペル]]を採用しないという事でリスクを最小限に抑えられるが、逆に言えば活用の機会が少ない。[[ダスクモーン:戦慄の館]]では通常のセットならインスタントやソーサリーに振り分けられるカードが[[部屋]]になっていることもある。狙うなら[[赤緑]]で[[戦慄予示/Manifest Dread]]、[[ひと皮剥けば/Under the Skin]]、[[レア]]だが[[ヴァルガヴォスの猛攻/Valgavoth's Onslaught]]といった[[ボード・アドバンテージ]]を得られるスペルとの組み合わせか。 | ||
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+ | *[[コピー]]についての[[ルール]]は[[コピー#4|スタック上の呪文をコピーする効果]]、[[コピー可能な値#スタック上のオブジェクトのコピー]]を参照。 | ||
+ | *モチーフは20世紀末のホラーブームの火付け役となり、外国版のリメイク映画も制作された「[[wikipedia:ja:リング (1998年の映画)|リング]]」だろう。一週間後に死ぬ呪いのビデオを、七つの時間カウンターで表現している。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[コピーカード]]([[機能別カードリスト]]) | ||
*[[カード個別評価:ダスクモーン:戦慄の館]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ダスクモーン:戦慄の館]] - [[レア]] |
2024年10月23日 (水) 14:42時点における最新版
アーティファクト
あなたがインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、呪われた録画の上に時間(time)カウンター1個を置く。その後、これの上に7個以上の時間カウンターがあるなら、それらのカウンターを取り除き、これはあなたに20点のダメージを与える。
(T):このターン、あなたが次にインスタントやソーサリーである呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
タップ能力で二倍詠唱/Doublecastを内蔵した赤の有色アーティファクト。ただしインスタントやソーサリーを唱えるたび時間カウンターが増え7個以上になると自分に20点もの特大火力を放つデメリットがある。
やや初期投資は重いものの、設置さえしてしまえば繰り返し呪文をコピーして一切の追加コストがかからないというのは魅力的。タップ・シンボルが含まれるので原則としてターンの往復1回につき1度しかコピー出来ないが、概ね2・3回もコピー出来ればテンポ面の元は十分に取れるだろう。
一方呪文が「ダビング」できなくてもカウンターは溜まっていくので、インスタントやソーサリーを連発するデッキでは活用し辛い。
対処法は幾つか考えられるが、現実的なのは
- 7個貯まるまでは一切デメリットがないので、貯まる前にコピーを利用して一気に勝利する
- 明滅やバウンスで時間カウンターをリセットする
- 6個貯まったら生け贄に捧げてしまう
- デメリットはダメージとして与えられるので、軽減や置換で無視する
- 貯まりきる直前に対戦相手にコントロールを押しつける
- タイムトラベルを行う呪文を使用して時間カウンターを減らしながら使う
辺り。割と抜け道は多いので、色々なカードとシナジーを発揮してくれる。
リミテッドではそもそも7枚もスペルを採用しないという事でリスクを最小限に抑えられるが、逆に言えば活用の機会が少ない。ダスクモーン:戦慄の館では通常のセットならインスタントやソーサリーに振り分けられるカードが部屋になっていることもある。狙うなら赤緑で戦慄予示/Manifest Dread、ひと皮剥けば/Under the Skin、レアだがヴァルガヴォスの猛攻/Valgavoth's Onslaughtといったボード・アドバンテージを得られるスペルとの組み合わせか。
- コピーについてのルールはスタック上の呪文をコピーする効果、コピー可能な値#スタック上のオブジェクトのコピーを参照。
- モチーフは20世紀末のホラーブームの火付け役となり、外国版のリメイク映画も制作された「リング」だろう。一週間後に死ぬ呪いのビデオを、七つの時間カウンターで表現している。