フィフス・ドーン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(6人の利用者による、間の9版が非表示)
1行: 1行:
'''フィフス・ドーン'''/''Fifth Dawn''は、[[ミラディン・ブロック]]の最後の[[エキスパンション]]。意味は「第五の夜明け」。
+
{{情報ボックス/エキスパンション
 +
|英語名=Fifth Dawn
 +
|日本語名=フィフス・ドーン
 +
|シンボル=[[カルドラの兜/Helm of Kaldra]]
 +
|略号=5DN
 +
|コードネーム=Tomato
 +
|発売日=2004年6月4日
 +
|セット枚数=全165種類
 +
}}
 +
'''フィフス・ドーン'''/''Fifth Dawn''は、[[ミラディン・ブロック]]の2番目の小型[[エキスパンション]]。2004年6月4日に発売された。意味は「第五の夜明け」。
  
テーマは引き続き[[アーティファクト]]だが、同時に[[多色]](特に5色)もテーマとなっている。
+
==概要==
多色関連では、新[[キーワード能力]]として[[烈日]]が登場し、[[運び手]][[サイクル]]なども見られる。
+
[[ミラディン]][[ダークスティール]]から引き続き、金属[[次元/Plane|次元]][[ミラディン/Mirrodin]]を舞台とする。
その他のシステムでは[[キーワード能力]](現在では[[キーワード行動]])の[[占術]]は人気が高く、広く使用されている。
+
また、4つ揃えると[[無限ループ]]が可能になる、「基地[[サイクル]]」が作られている。
+
  
ぶっ壊れたカードや派手な効果のカードを多数輩出した[[俗説#dc5d6b22|ミラディン]][[ダークスティール]]に比べると比較的おとなしめのカードが多く、[[俗説]]に反して弱めのセットという意見もある。
+
テーマは引き続き[[アーティファクト]]だが、同時に[[多色]](特に[[白青黒赤緑|5色]])もテーマとなっている。多色関連では、新[[キーワード能力]]として[[烈日]]が登場し、[[運び手]][[サイクル]]なども見られる。
  
しかし内実は、堅実で優秀なカードが多く、むしろ[[スタンダード]]よりも[[エターナル]][[エクステンデッド]]で映えるカードが多い。
+
その他のシステムでは[[キーワード能力]](現在では[[キーワード処理]])の[[占術]]は人気が高く、広く使用されている。また、4つ揃えると[[無限ループ]]が可能になる、「[[爆破基地/Blasting Station|基地サイクル]]」が作られている。
そういった意味では、うまくバランスの取れた良エキスパンションであると言える。
+
  
[[アーティファクト]]の枠の色合いが修正された(少し暗くなった)のもこのセットから。
+
ぶっ[[壊れ]]た[[カード]]や派手な[[効果]]のカードを多数輩出した[[ミラディン]]と[[ダークスティール]]に比べると比較的おとなしめのカードが多く、[[俗説#ブロックの最後のエキスパンションは強い|俗説]]に反して弱めのセットという意見もある。しかし内実は、堅実で優秀なカードが多く、むしろ[[スタンダード]]よりも[[エターナル]]や[[エクステンデッド]]で映えるカードが多い。そういった意味では、うまくバランスの取れた良エキスパンションであると言える。
  
パッケージ・イラストは
+
*[[第8版]]以降の[[新枠]]は、このセットから[[アーティファクト]]の枠の色合いが修正された(少し暗くなった)。
 +
*珍しく[[土地]]の収録されていないセットである。
 +
 
 +
==テーマデッキ==
 +
*[[烈日/Sunburst]]
 +
*[[精鋭/Special Forces]]
 +
*[[螺子/Nuts and Bolts]]
 +
*[[暴走/Stampede]]
 +
 
 +
==パッケージ・イラスト==
 
*[[太陽の拳/Fist of Suns]]
 
*[[太陽の拳/Fist of Suns]]
 
*[[刻まれた巫女/Etched Oracle]]
 
*[[刻まれた巫女/Etched Oracle]]
 
*[[赤の夜明けの運び手/Bringer of the Red Dawn]]
 
*[[赤の夜明けの運び手/Bringer of the Red Dawn]]
 
2004年6月発売。全165種類
 
[[エキスパンション・シンボル]]は兜([[カルドラの兜/Helm of Kaldra]])。
 
  
 
==デザイン==
 
==デザイン==
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
|デザイン・チーム||[[Mark Rosewater]] (lead)||
+
|デザイン・チーム||[[Mark Rosewater]] (lead)
 
|-
 
|-
|||[[Randy Buehler]]||
+
|||[[Randy Buehler]]
 
|-
 
|-
|||[[Aaron Forsythe]]||
+
|||[[Aaron Forsythe]]
 
|-
 
|-
|||[[Gregory Marques]]||
+
|||[[Gregory Marques]]
 
|-
 
|-
|開発チーム||?||
+
|デベロップ・チーム||?
 
|-
 
|-
|アート・ディレクター||?||
+
|アート・ディレクター||?
 
|}
 
|}
  
 
==関連リンク==
 
==関連リンク==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr97 ミスなんてもってのほか] その18(米Wizards社)
+
*[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/fifth-dawn フィフス・ドーン](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
**[http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/03/1112.html M:tGやっちまった小咄集](Braingeyser、上の記事の和訳)
+
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/rb95 A Scary Card Frame Story]([[WotC]],英語) / [http://web.archive.org/web/20031206175736/http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/articles/files/20031107_01.html 本当は恐ろしいカード枠の話] ([[ホビージャパン]](Web Archive)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031537/ よ~いドン!](Making Magic 2018年12月10日) - セット開発の基本的な発想について
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ミラディンブロック]]
+
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/fifthdawn/ カードリスト](Wisdom Guild)
**[[カード個別評価:フィフス・ドーン]]
+
*[[カード個別評価:フィフス・ドーン]]
*[[テーマデッキ]]
+
*[[The Fifth Dawn]] (小説)
**[[烈日/Sunburst]]
+
**[[精鋭/Special Forces]]
+
**[[螺子/Nuts and Bolts]]
+
**[[暴走/Stampede]]
+
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
*[[背景世界/ストーリー用語]]
+
**[[オンスロート・ブロック]]([[オンスロート]] - [[レギオン]] - [[スカージ]])
*[[The Fifth Dawn]](小説)
+
**[[第8版]]
 +
**[[ミラディン・ブロック]]([[ミラディン]] - [[ダークスティール]] - [[フィフス・ドーン]])
 +
**[[神河ブロック]]([[神河物語]] - [[神河謀叛]] - [[神河救済]])
 +
**[[第9版]]
 +
 
 +
[[Category:エキスパンション|ふいふすとおん]]

2022年5月16日 (月) 12:12時点における最新版

フィフス・ドーン/Fifth Dawn
シンボル カルドラの兜/Helm of Kaldra
略号 5DN
コードネーム Tomato
発売日 2004年6月4日
セット枚数 全165種類

フィフス・ドーン/Fifth Dawnは、ミラディン・ブロックの2番目の小型エキスパンション。2004年6月4日に発売された。意味は「第五の夜明け」。

目次

[編集] 概要

ミラディンダークスティールから引き続き、金属次元ミラディン/Mirrodinを舞台とする。

テーマは引き続きアーティファクトだが、同時に多色(特に5色)もテーマとなっている。多色関連では、新キーワード能力として烈日が登場し、運び手サイクルなども見られる。

その他のシステムではキーワード能力(現在ではキーワード処理)の占術は人気が高く、広く使用されている。また、4つ揃えると無限ループが可能になる、「基地サイクル」が作られている。

ぶっ壊れカードや派手な効果のカードを多数輩出したミラディンダークスティールに比べると比較的おとなしめのカードが多く、俗説に反して弱めのセットという意見もある。しかし内実は、堅実で優秀なカードが多く、むしろスタンダードよりもエターナルエクステンデッドで映えるカードが多い。そういった意味では、うまくバランスの取れた良エキスパンションであると言える。

[編集] テーマデッキ

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Mark Rosewater (lead)
Randy Buehler
Aaron Forsythe
Gregory Marques
デベロップ・チーム
アート・ディレクター

[編集] 関連リンク

[編集] 参考

MOBILE