可能性の輪/Wheel of Potential
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− | 原型と異なり、手札を入れ替えるか否かはプレイヤーごとに選択権があるため、[[サーチ]]などで揃えられた[[コンボパーツ]]を[[追放]]して妨害することは出来ない。逆に言えば、[[対戦相手]]がサーチを使った直後に[[唱える|唱え]]られれば、自分だけ手札交換の恩恵を得られるとも言える。引く枚数は[[解決]]時に[[支払う|支払った]][[エネルギー・カウンター]] | + | 原型と異なり、手札を入れ替えるか否かはプレイヤーごとに選択権があるため、[[サーチ]]などで揃えられた[[コンボパーツ]]を[[追放]]して妨害することは出来ない。逆に言えば、[[対戦相手]]がサーチを使った直後に[[唱える|唱え]]られれば、自分だけ手札交換の恩恵を得られるとも言える。引く枚数は[[解決]]時に[[支払う|支払った]][[エネルギー・カウンター]]の数と同数で、最初に3個得られるので最低でも3枚引くことは可能。また、7個以上支払えば追放した手札も一時的に[[プレイ]]することが出来る。手札を使い切れないまま欲しい[[カード]]を探すために使わされたとしても、限定的ながらそれまでの手札を活用していける。 |
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+ | 他の類似カードでは「その[[支払う|支払った]]個数に等しい~/that much~」という形式で実際に支払われたエネルギー・カウンターの個数を参照する、もしくは「支払ってもよい。そうしたなら~/you may pay ~. If you do, ~」という形式で特定個数を支払ったかどうかを参照することが多いが、このカードと[[鎮圧光線/Suppression Ray]]のみが特殊な形式をとっていた。 | ||
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+ | レベル2ジャッジである[https://blogs.magicjudges.org/jotw/david-elden/ Dave Elden]はジャッジコミュニティの動画で、この[[ルール・テキスト]]には瑕疵があり、[[X]]の値が定義されておらず{{CR|107.3f}}に従い自由にXの値を決めることができ、またエネルギーを支払うか否かは以降の効果と関係していないため、エネルギーを支払うことなく自由にカードを引くことができてしまうとして、近くエラッタが出るだろうと指摘した<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=nsWZJMjuQyY Youtube]([[2024年]]6月14日 Judge FtV)</ref>。元ルール・マネージャーでもある[[Matt Tabak]]はこれを受けて「エネルギーを支払わなければカードを引くことはできない。テンプレートを調整する必要はあるかもしれない<ref>[https://x.com/WotC_Matt/status/1802041815178289230 @WotC_Matt](X/Twitter 2024年6月16日)</ref>」「カードの意図するところは明らかであり、見逃されてしまったのだろう<ref>[https://x.com/WotC_Matt/status/1802044542184820930 @WotC_Matt](X/Twitter 2024年6月16日)</ref>」「ただちに[[エラッタ]]され本来の意図通りにプレイされることを望む<ref>[https://x.com/WotC_Matt/status/1802105458867769505 @WotC_Matt](X/Twitter 2024年6月16日)</ref>」と述べている。 | ||
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+ | その後[[2024年]]7月のオラクル変更で現在の[[ルールテキスト]]に変更された。同時に鎮圧光線の他、同様にコストの支払いと無関係にXの値を決められてしまう[[暗黒への突入/Plunge into Darkness]]と[[トラケンのニッサ/Nyssa of Traken]]もオラクル変更を受けた。 | ||
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==脚注== | ==脚注== | ||
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2024年7月26日 (金) 16:41時点における最新版
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Wheel of Potential / 可能性の輪 (2)(赤)ソーサリー
(E)(E)(E)(エネルギー(energy)・カウンター3個)を得る。その後、望む個数の(E)を支払ってもよい。
各プレイヤーはそれぞれ「自分の手札を追放し、これにより支払われた(E)の個数に等しい枚数のカードを引く。」を選んでもよい。これにより(E)が7個以上支払われたなら、次のあなたのターンの終了時まで、あなたはこれにより追放されていてあなたがオーナーであるすべてのカードをプレイしてもよい。
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
Wheel of Fortuneのリメイク。全てのプレイヤーに手札と引き換えにドローを行う権利を与えるソーサリー。
原型と異なり、手札を入れ替えるか否かはプレイヤーごとに選択権があるため、サーチなどで揃えられたコンボパーツを追放して妨害することは出来ない。逆に言えば、対戦相手がサーチを使った直後に唱えられれば、自分だけ手札交換の恩恵を得られるとも言える。引く枚数は解決時に支払ったエネルギー・カウンターの数と同数で、最初に3個得られるので最低でも3枚引くことは可能。また、7個以上支払えば追放した手札も一時的にプレイすることが出来る。手札を使い切れないまま欲しいカードを探すために使わされたとしても、限定的ながらそれまでの手札を活用していける。
自分自身も手札を交換しないことを選んでもよい。基本的にわざわざこれを唱えている以上は手札を交換したい状況である可能性が高いが、エネルギー・カウンターを得るためだけに使うことも選択肢とはなる。
- あなたがエネルギーを支払った後、APNAP順で各プレイヤーは「手札を追放し(E)分引く」か否かを選択し、全員が選択後同時に処理が行われる(カードを引くことは厳密には同時ではない:CR:121.2c)。後の手番のプレイヤーは前の手番のプレイヤーの選択を知った上で選択することができるが、その時点では他のプレイヤーの手札の中身を知ることはできない。
[編集] オラクルの変遷
印刷時のテキストは以下の通り。
旧オラクル
Wheel of Potential / 可能性の輪 (2)(赤)ソーサリー
(E)(E)(E)(エネルギー(energy)・カウンター3個)を得る。その後、(E)X個を支払ってもよい。
各プレイヤーはそれぞれ「自分の手札を追放し、カードX枚を引く。」を選んでもよい。Xが7以上なら、次のあなたのターンの終了時まで、あなたはこれにより追放されていてあなたがオーナーであるすべてのカードをプレイしてもよい。
他の類似カードでは「その支払った個数に等しい~/that much~」という形式で実際に支払われたエネルギー・カウンターの個数を参照する、もしくは「支払ってもよい。そうしたなら~/you may pay ~. If you do, ~」という形式で特定個数を支払ったかどうかを参照することが多いが、このカードと鎮圧光線/Suppression Rayのみが特殊な形式をとっていた。
レベル2ジャッジであるDave Eldenはジャッジコミュニティの動画で、このルール・テキストには瑕疵があり、Xの値が定義されておらずCR:107.3fに従い自由にXの値を決めることができ、またエネルギーを支払うか否かは以降の効果と関係していないため、エネルギーを支払うことなく自由にカードを引くことができてしまうとして、近くエラッタが出るだろうと指摘した[1]。元ルール・マネージャーでもあるMatt Tabakはこれを受けて「エネルギーを支払わなければカードを引くことはできない。テンプレートを調整する必要はあるかもしれない[2]」「カードの意図するところは明らかであり、見逃されてしまったのだろう[3]」「ただちにエラッタされ本来の意図通りにプレイされることを望む[4]」と述べている。
その後2024年7月のオラクル変更で現在のルールテキストに変更された。同時に鎮圧光線の他、同様にコストの支払いと無関係にXの値を決められてしまう暗黒への突入/Plunge into Darknessとトラケンのニッサ/Nyssa of Trakenもオラクル変更を受けた。
[編集] 脚注
- ↑ Youtube(2024年6月14日 Judge FtV)
- ↑ @WotC_Matt(X/Twitter 2024年6月16日)
- ↑ @WotC_Matt(X/Twitter 2024年6月16日)
- ↑ @WotC_Matt(X/Twitter 2024年6月16日)