コンバット・トリック
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(126.233.139.81(トーク)による第317712版を取り消し) |
(126.194.126.74(トーク)による第320604版を取り消し) |
(7人の利用者による、間の9版が非表示) |
2022年12月16日 (金) 20:45時点における最新版
コンバット・トリック(Combat Trick)とは、戦闘を自分に有利に運ぶ目的で戦闘中に使用される呪文や能力のこと。戦闘中に使用されることが前提なので、基本的にインスタント・タイミングで使えるもののみを指す。縮めて「バットリ」や「トリック」などと呼ばれることもある。
[編集] 解説
いくつか例を挙げてみると、以下のようなものがある。
- クリーチャーのパワーやタフネスを変化させるもの。(巨大化/Giant Growth、打ち寄せる水/Hydrosurgeなど)
- タップやアンタップをさせるもの。(ぐるぐる/Twiddle、ジェラードの命令/Gerrard's Commandなど)
- 攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーにダメージを与えるもの。(レンジストライク、首のへし折り/Neck Snapなど)
- 戦闘ダメージを軽減したり移し変えたりするもの。(プリベンター、ダメージ反射/Reflect Damageなど)
- クリーチャーを再生するものや除去耐性を付与するもの。(蘇生の印/Death Ward、レインジャーの悪知恵/Ranger's Guileなど)
- 戦闘に有利なキーワード能力を付与したり失わせたりするもの。(火をつける怒り/Kindled Fury、蛙変化/Turn to Frogなど)
- クリーチャーを戦場に出すもの。(要撃/Waylay、瞬速持ちクリーチャーなど)
特に狭義では、手札にあるインスタント・カードなど、相手に見えない場所から使えるもののみを指す場合がある。さらに、クリーチャー同士の戦闘結果を変化させないもの(突貫/Vigorous Chargeなど)を含めない場合もある。
主にリミテッドで使用される言葉。厄介なクリーチャーは恐怖/Terrorなどを打ち込んでさっさと除去するのが一番早いのだが、リミテッドでは文字通り限られたカードのみを用いてデッキを構築するため、十分な枚数の除去カードが手に入らない場合がほとんど。そこで、上記のようなコンバット・トリック・カードを駆使し、自クリーチャーとの連携で「除去の代用」として働かせて補う必要がある。特に、色の役割上直接的な除去手段が少ない青や緑にとっては重要な要素である。
一方、構築では基本的に除去には不足しないので、以下のような特別な状況に当てはまらなければあまり用いられない。
- 多大なアドバンテージをもたらすギミックになる。
- 特に優れていてコンバット・トリック以外にも役立つ。(コスト・パフォーマンスが良く火力対策にもなる巨大化/Giant Growth、除去耐性を付与する顕在的防御/Blossoming Defenseなど)
- コンバット・トリック以外のモードも持つ。(アタルカの命令/Atarka's Commandなど)
- デッキ自体がパワー/タフネス修整や味方を対象を取ることなどに大きな意味を持たせられる。(感染、英雄的など)