エーテリウム/Etherium
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*[[金線の使い魔/Filigree Familiar]]など、[[カラデシュ/Kaladesh]]関連の[[カード]]に用いられている金線/filigreeとエーテリウムは無関係である。あちらは単なる細金細工のことを示している。 | *[[金線の使い魔/Filigree Familiar]]など、[[カラデシュ/Kaladesh]]関連の[[カード]]に用いられている金線/filigreeとエーテリウムは無関係である。あちらは単なる細金細工のことを示している。 | ||
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− | '''サングライト'''/''Sangrite'' | + | '''サングライト'''/''Sangrite''は、[[ジャンド/Jund]]の火山や深い洞窟で見られる、円柱状の棘の形をした赤い鉱物。このエネルギーの結晶体はジャンドの大いなる謎の1つであり、この力を制御しようとする多くの者を引き付けてきた。サングライトがどう生じるのかは誰も知らず、「ジャンドの生き物が死んだ際に生命の力が空気中に発散し、すでにある水晶に定着する」と考える者や、ドラゴンの棲み家に多いことに着目し「獲物の生命力を含んだドラゴンのブレスが結晶化したものだ」とする者がいる。生命の本質を含んだサングライトは破壊することで莫大なエネルギーを発生させ、ドラゴンはこれを食べて一時的に激しい力を発揮することがある<ref>[[A Planeswalker's Guide to Alara]] P96</ref>。また[[ジャンドのオベリスク/Obelisk of Jund]]({{Gatherer|id=377859}})は純粋なサングライトでできている<ref>[[Alara Unbroken]] Chapter 19</ref>。 |
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+ | エーテリウムの製造に必要とされるが、アラーラにおいてはジャンドにしか存在しない。ジャンドの一族は、それを破壊したときに発生する力を利用している。[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]は、戦闘で死亡したドラゴンの血が化石となったものがサングライトであると説明している。 | ||
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*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2024年11月15日 (金) 12:00時点における最新版
エーテリウム/Etherium はアラーラ/Alaraの断片/Shardの一つであるエスパー/Esperで多用される合金。金線/filigreeと呼ばれることもある。
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[編集] 解説
霊気/Aetherを封じ込めた魔法の合金であり、スフィンクスのクルーシウス/Cruciusによって発明された。魔道士の魔法の才を高め、寿命を延ばし、完璧な知性への道をさらに進ませる働きがある。彼はこの合金を生物の肉体と置き換える計画を「気高き行い/The Noble Work」と呼んで推進し、エーテル宣誓会/The Etherswornもこれに賛同した。その結果エーテリウムはエスパー全体に広がり、エスパーの生物はほとんどが肉体の一部をエーテリウムに置き換えている。
しかしアラーラの断片ブロックの時点ではクルーシウスは失踪しており、ほかの誰もエーテリウムの製法を知らないため新たなエーテリウムは製造できない状態になっていた。エーテル宣誓会は気高き行いを推進しつつも、クルーシウスの失踪について非難している。一方カルモット求道団/The Seekers of Carmotは新たなエーテリウム鍛造が可能であると主張している。
アラーラが他の断片と衝合した後には、ブレイヤ/Breyaがジャンド/Jundを探索中にエーテリウムの製造に必要なカルモットを発見したため、新たにエーテリウムを製造できるようになった。このエーテリウムは従来のものと比べ荒々しい力が含まれている。
- 金線の使い魔/Filigree Familiarなど、カラデシュ/Kaladesh関連のカードに用いられている金線/filigreeとエーテリウムは無関係である。あちらは単なる細金細工のことを示している。
[編集] エーテリッチ/Aether-Lich
エーテリッチ/Aether-Lichはアンデッドの一種で、生身よりエーテリウム部分が多くを占めるもの。エーテリッチの魂を封じた護符が不死のコイル/Immortal Coilである。
[編集] サングライト/Sangrite
サングライト/Sangriteは、ジャンド/Jundの火山や深い洞窟で見られる、円柱状の棘の形をした赤い鉱物。このエネルギーの結晶体はジャンドの大いなる謎の1つであり、この力を制御しようとする多くの者を引き付けてきた。サングライトがどう生じるのかは誰も知らず、「ジャンドの生き物が死んだ際に生命の力が空気中に発散し、すでにある水晶に定着する」と考える者や、ドラゴンの棲み家に多いことに着目し「獲物の生命力を含んだドラゴンのブレスが結晶化したものだ」とする者がいる。生命の本質を含んだサングライトは破壊することで莫大なエネルギーを発生させ、ドラゴンはこれを食べて一時的に激しい力を発揮することがある[1]。またジャンドのオベリスク/Obelisk of Jund(イラスト)は純粋なサングライトでできている[2]。
エーテリウムの製造に必要とされるが、アラーラにおいてはジャンドにしか存在しない。ジャンドの一族は、それを破壊したときに発生する力を利用している。ニコル・ボーラス/Nicol Bolasは、戦闘で死亡したドラゴンの血が化石となったものがサングライトであると説明している。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
- アラーラの断片
- エーテリウムの天測儀/Etherium Astrolabe、エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor、金線の賢者/Filigree Sages、エーテリウムの達人/Master of Etherium
- コンフラックス
- 金線の破れ目/Filigree Fracture
- アラーラ再誕
- エーテリウムの嫌悪者/Etherium Abomination、金線の天使/Filigree Angel
- プレインチェイス2012
- エーテリウム角の魔術師/Etherium-Horn Sorcerer
- 統率者2016
- エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper
- 霊気紛争
- エーテリウム電池/Etherium Cell(策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemerが生成するトークン)
- 統率者レジェンズ
- 金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher
- モダンホライゾン2
- エーテリウムの紡ぎ手/Etherium Spinner、金線の従者/Filigree Attendant
[編集] フレイバー・テキストに登場
- アラーラの断片
- 昏睡のヴェール/Coma Veil、エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist、くぐつの妖術師/Puppet Conjurer、聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle、鋼覆いの海蛇/Steelclad Serpent
- コンフラックス
- ヴェクティスの工作員/Vectis Agents
- アラーラ再誕
- エーテル階級の騎士/Ethercaste Knight、エーテリウムの嫌悪者/Etherium Abomination、金線の天使/Filigree Angel、自我の危機/Identity Crisis、知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl、飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry、 ヴィダルケンのグール/Vedalken Ghoul、ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic
- モダンホライゾン2
- エスパーの歩哨/Esper Sentinel(スケッチ版)、エーテル宣誓会のスフィンクス/Ethersworn Sphinx
[編集] 登場作品・登場記事
- Five Worlds/五つの世界(Feature 2008年9月1日 Wizards of the Coast著)
- Life Imitates Mana/マナを模倣する生命(Feature 2008年9月9日 Wizards of the Coast著)
- It's Time to Talk Commander (2016 Edition)!/『統率者(2016年版)』の話をしよう(Magic story 2016年10月26日 Magic Creative Team著)
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)
[編集] 参考
- ↑ A Planeswalker's Guide to Alara P96
- ↑ Alara Unbroken Chapter 19