ノーム
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+ | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[Quarum Trench Gnomes]]。古くから存在しておりフレイバー性も豊かな[[種族]]ではあるが、総数は少なく、かなりマイナーなクリーチャー・タイプである。デザインや世界観の制約が少ない[[構築物]]や[[ゴーレム]]、後述する[[マイア]]などが優先されたためか、新種が登場することも稀である。しかし[[イクサラン:失われし洞窟]]では、[[オルテカ/Oltec]]の使役するアーティファクトとしてフィーチャーされた。 | ||
− | + | 最初のノームであるQuarum Trench Gnomes、および[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]とのコラボ([[フォーゴトン・レルム探訪]]とその[[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ|統率者デッキ]]、[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])の[[カード]]を除いて、すべて[[アーティファクト・クリーチャー]]である。同じアーティファクト・クリーチャーに多い[[ゴーレム]]に比べて[[小型クリーチャー|小型]]のものが多い。 | |
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− | + | ノーム・[[トークン]]はほとんどが1/1の無色であるが、[[千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithy]]は[[白]]で[[サイズ]]可変のノーム・[[兵士]]トークンを[[生成]]する。また、[[アン・カード]]になるが、[[Unstable]]では[[ノームの力で/By Gnome Means]]など4種類のノームを生成するカードが追加された。 | |
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− | + | [[伝説の]]ノームは[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]現在4枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Gnome 「伝説の(Legendary)・ノーム(Gnome)」でWHISPER検索])が、[[第1面]]・[[第2面]]ともに伝説のノームである[[ノームの勇者、テジン/Tetzin, Gnome Champion]]を2体分として数えれば5体存在する。 | |
− | * | + | *[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]は[[テンペスト・ブロック]]当時非常に人気が高いカードだった。他、有名どころとしては[[チクタク・ノーム/Ticking Gnomes]]など。 |
+ | *また、そのおもちゃのような[[絵|イラスト]]で人気があるものも多い。 | ||
+ | *ノームとは四精霊(しせいれい)のひとつとして数えられ、土の属性を司るとされている[[フェアリー|妖精]]・[[エレメンタル|精霊(Elementals)]]である。主に地中に住む老人の姿をした人間よりはるかに小さい小人で、高い知性と器用な手先を持ち、優れた細工品を作るといわれる。 | ||
+ | **ファンタジー作品では四精霊ではなく、ひとつの種族として扱われることもたびたびある。そうした場合、人間よりも極めて長命な善の妖精として描かれることが多い。[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]におけるノームもこれにあたる。 | ||
+ | **その他の四精霊は、水を司るウンディーネ(または[[ニンフ]])、火を司る[[サラマンダー]](または[[フェニックス]])、空気を司る[[エルフ]](またはシルフ)が当てはめられる。 | ||
+ | **マジックの世界ではその多くがアーティファクト・クリーチャーとして描かれているが、この場合「小人を模した人形」をクリーチャー化したものを指して「ノーム」と呼んでいるのだろう。 | ||
+ | *当初[[ミラディン・ブロック]]の小型アーティファクト・クリーチャーはノームにされる予定だったが、ノームをアーティファクト・クリーチャー専用の[[サブタイプ]]とするには説得力が無く、そうする必要も無いという判断により新しく[[マイア]]が作られた([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-may-2006-2006-05-01 Card of the Day 05/23/2006]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200605.shtml 邦訳]) →[[金のマイア/Gold Myr]])。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Gnome|ノーム(Gnome)}} | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Gnome|ノーム(Gnome)}} | ||
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*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] | ||
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2023年11月28日 (火) 15:55時点における最新版
ノーム/Gnomeは、クリーチャー・タイプの1つ。
クリーチャー — ノーム(Gnome)
(T):平地(Plains)1つを対象とする。それがマナを引き出す目的でタップされた場合、それは白マナの代わりに無色のマナを生み出す。(この効果は永続する。)
1/1アーティファクト クリーチャー — ノーム(Gnome)
カード1枚を捨てる:パッチワーク・ノームを再生する。(そのクリーチャーが次に破壊されるとき、代わりにそれをタップし、戦闘から取り除き、それに与えられたすべてのダメージを軽減する。)
2/1初出はレジェンドのQuarum Trench Gnomes。古くから存在しておりフレイバー性も豊かな種族ではあるが、総数は少なく、かなりマイナーなクリーチャー・タイプである。デザインや世界観の制約が少ない構築物やゴーレム、後述するマイアなどが優先されたためか、新種が登場することも稀である。しかしイクサラン:失われし洞窟では、オルテカ/Oltecの使役するアーティファクトとしてフィーチャーされた。
最初のノームであるQuarum Trench Gnomes、およびダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボ(フォーゴトン・レルム探訪とその統率者デッキ、統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)のカードを除いて、すべてアーティファクト・クリーチャーである。同じアーティファクト・クリーチャーに多いゴーレムに比べて小型のものが多い。
ノーム・トークンはほとんどが1/1の無色であるが、千の月の鍛冶場/Thousand Moons Smithyは白でサイズ可変のノーム・兵士トークンを生成する。また、アン・カードになるが、Unstableではノームの力で/By Gnome Meansなど4種類のノームを生成するカードが追加された。
伝説のノームはイクサラン:失われし洞窟統率者デッキ現在4枚存在する(「伝説の(Legendary)・ノーム(Gnome)」でWHISPER検索)が、第1面・第2面ともに伝説のノームであるノームの勇者、テジン/Tetzin, Gnome Championを2体分として数えれば5体存在する。
- ボトルのノーム/Bottle Gnomesはテンペスト・ブロック当時非常に人気が高いカードだった。他、有名どころとしてはチクタク・ノーム/Ticking Gnomesなど。
- また、そのおもちゃのようなイラストで人気があるものも多い。
- ノームとは四精霊(しせいれい)のひとつとして数えられ、土の属性を司るとされている妖精・精霊(Elementals)である。主に地中に住む老人の姿をした人間よりはるかに小さい小人で、高い知性と器用な手先を持ち、優れた細工品を作るといわれる。
- ファンタジー作品では四精霊ではなく、ひとつの種族として扱われることもたびたびある。そうした場合、人間よりも極めて長命な善の妖精として描かれることが多い。ダンジョンズ&ドラゴンズにおけるノームもこれにあたる。
- その他の四精霊は、水を司るウンディーネ(またはニンフ)、火を司るサラマンダー(またはフェニックス)、空気を司るエルフ(またはシルフ)が当てはめられる。
- マジックの世界ではその多くがアーティファクト・クリーチャーとして描かれているが、この場合「小人を模した人形」をクリーチャー化したものを指して「ノーム」と呼んでいるのだろう。
- 当初ミラディン・ブロックの小型アーティファクト・クリーチャーはノームにされる予定だったが、ノームをアーティファクト・クリーチャー専用のサブタイプとするには説得力が無く、そうする必要も無いという判断により新しくマイアが作られた(Card of the Day 05/23/2006(邦訳) →金のマイア/Gold Myr)。