有翼の先触れ/Winged Portent
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2023年2月13日 (月) 13:24時点における最新版
インスタント
切除(4)(緑)(青)(あなたはこの呪文を切除コストで唱えてもよい。そうしたなら、角括弧の中の記述を削除する。)
〔飛行を持ち〕あなたがコントロールしているクリーチャーの数に等しい枚数のカードを引く。
自分がコントロールしているクリーチャーの数だけドローするインスタント。通常はフライヤーのみを数えるが、切除コストで唱えると飛行部分を無視し、地上クリーチャーも数える。
切除呪文ではあるが、構築でこれを採用するなら最初からフライヤーを中心にした青絡みのビートダウンやビート・コントロールになる。カウンターを構えながら対戦相手の終了ステップに唱えて2・3枚、できれば4枚以上引ければ手札の息切れも防げるため、元々構築レベルのフライヤーが少ない緑を無理に組み合わせるメリットはあまりない。むしろ白青の方が相性的にはよいだろう。切除を前提とするのはマナ加速とトークンも絡めたクリーチャーを多数並べた上でのコンボデッキで活用する場合。ただし、インスタントとはいえ6マナも支払うなら大抵は霜の祝福/Blessing of Frostや黄金比/Golden Ratioのほうがドロー効率で上回り、またシステムクリーチャーも含めてそこまでクリーチャーが並んでいるのであれば別のフィニッシャーとなるカードをスロットに入れたほうがコンボを決めるにしろ全体強化で殴り倒すにしろ効率がよい可能性が高い。色の相性はさておき、他に優先して採用するカードがないか、よく考えたい。
リミテッドでは、フライヤーで染めるのは難しいがクリーチャー戦が主体なため横並びになりやすく、切除で唱えてもなかなか強力。これ自体は直接的なエンドカードにはならないとはいえ、莫大なアドバンテージを稼ぐ手段である以上はカット目的も含めて優先的に取りに行きたい。切除時はダブルシンボルでないのも利点で、青をタッチした場合に唱えやすい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
イニストラード:真紅の契りの、2色の代替コストを持つ切除呪文サイクル。マナ・コストは単色だが、切除コストは対抗色2色で、切除でルール文章の一部を取り除くことにより異なる色の役割の効果を発揮するデザインになっている。稀少度はレア。
- ランタンのきらめき/Lantern Flare(白、赤白)
- 有翼の先触れ/Winged Portent(青、緑青)
- 危難の道/Path of Peril(黒、白黒)
- 錬金術師の計略/Alchemist's Gambit(赤、青赤)
- 掘り起こし/Dig Up(緑、黒緑)