インバーター・コンボ
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− | [[青]]と[[黒]]の[[手札破壊]]・[[除去]]・[[打ち消す|打ち消し]]で[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]しながら、[[選択/Opt]] | + | [[青]]と[[黒]]の[[手札破壊]]・[[除去]]・[[打ち消す|打ち消し]]で[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]しながら、[[選択/Opt]]などで目的の[[カード]]を探す。準備が整ったら[[真実を覆すもの/Inverter of Truth]]で[[ライブラリー]]を一気に減らし、[[タッサの神託者/Thassa's Oracle]]や[[神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries]]の[[勝利条件]]を満たして[[ゲーム]]を決める。 |
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+ | [[神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries]]は[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]、[[時を越えた探索/Dig Through Time]]を素早く[[唱える]]ことに貢献する。逆に時を越えた探索は、[[真実を覆すもの/Inverter of Truth]]の前に墓地のカードを減らす役割を持つ。 | ||
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+ | [[プレイヤーズツアーブリュッセル20]]では使用率2位となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbrussels2020/players-tour-brussels-day-1-pioneer-metagame-2020-01-31 Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame](Competitive Gaming [[2020年]]1月31日 [[Tobi Henke]]著)</ref>。また[[プレイヤーズツアー名古屋20]]では使用率1位となり<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033682/ プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~](EVENT COVERAGE 2020年2月1日 [[小山和志]]著)</ref>、Top8に5人を送り込む活躍を見せた。翌週の[[プレイヤーズツアーフェニックス20]]でも使用率1位となり<ref name="CG1">[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptphoenix2020/players-tour-phoenix-day-1-pioneer-metagame-2020-02-07 Players Tour Phoenix Day 1 Pioneer Metagame](Competitive Gaming 2020年2月7日 [[Corbin Hosler]]著)</ref>、優勝を飾った。 | ||
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+ | [[2020年]]8月に真実を覆すものが[[禁止カード]]に指定され、消滅した。 | ||
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+ | *2枚コンボであり、[[スロット]]の多くをコントロール要素に充てることができることから、往年の強力コンボ、[[欠片の双子]]とよく比較される<ref name="CG1" /><ref name="EC1">[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033761/ デッキテク:覚前 輝也が選んだ「ライザ式・青単信心タッチ真実を覆すものコンボ」の全容公開](EVENT COVERAGE 2020年2月2日 [[森安元希]]著)</ref>。そのため'''ディミーア・ツイン'''(''Dimir Twin'')などと呼ばれることもある。 | ||
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**[[プレイヤーズツアー名古屋20]] ベスト4([https://magic.gg/events/players-tour-nagoya-2020 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/ 参考]) | **[[プレイヤーズツアー名古屋20]] ベスト4([https://magic.gg/events/players-tour-nagoya-2020 参考]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/ 参考]) | ||
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*同じ[[デッキ]]を使用した[[覚前輝也]]による解説も参照<ref name="EC1" />。 | *同じ[[デッキ]]を使用した[[覚前輝也]]による解説も参照<ref name="EC1" />。 | ||
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+ | [[時を越えた探索/Dig Through Time]]は[[禁止カード]]に指定されているため、[[殻船着の島/Shelldock Isle]]の[[秘匿]]によって[[タッサの神託者/Thassa's Oracle]]などを[[サーチ]]しつつ、[[大祖始の遺産/Relic of Progenitus]]で[[墓地]]の枚数をコントロールする。 | ||
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+ | *備考 | ||
+ | **Modern Champs #12293241 on 05/14/2021 準優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-champ-qual-2021-05-15 参考]) | ||
+ | **使用者:musasabi | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[モダン]](〜[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory: df320543}} | ||
==脚注== | ==脚注== | ||
<references /> | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[タッサの神託者コンボ]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
+ | {{DEFAULTSORT:いんはあたあこんほ}} | ||
[[Category:青黒デッキ]] | [[Category:青黒デッキ]] | ||
+ | [[Category:緑青黒デッキ]] | ||
[[Category:コンボデッキ]] | [[Category:コンボデッキ]] | ||
[[Category:青黒コンボデッキ]] | [[Category:青黒コンボデッキ]] | ||
+ | [[Category:緑青黒コンボデッキ]] | ||
+ | [[Category:モダンデッキ]] | ||
[[Category:パイオニアデッキ]] | [[Category:パイオニアデッキ]] |
2022年1月5日 (水) 18:46時点における最新版
インバーター・コンボ (Inverter Combo) は、テーロス還魂記参入後のパイオニア環境とモダン環境に存在する青黒のタッサの神託者コンボ。デッキ名はキーカードの真実を覆すもの/Inverter of Truthから。真実を覆すものコンボ、あるいは単にインバーター (Inverter) とも呼ばれる。
目次 |
[編集] 概要
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
飛行
真実を覆すものが戦場に出たとき、あなたのライブラリーからすべてのカードを裏向きに追放し、その後あなたの墓地からすべてのカードをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
タッサの神託者が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。Xは、あなたの青への信心に等しい。そのうち最大1枚をあなたのライブラリーの一番上に置き、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。Xの値があなたのライブラリーにあるカードの枚数以上であるなら、あなたはこのゲームに勝利する。(あなたの青への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の総数である。)
1/3伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
あなたのライブラリーにカードがないときにあなたがカードを引くなら、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
[+1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚切削する。カードを1枚引く。
[-8]:カードを7枚引く。その後、あなたのライブラリーにカードがないなら、あなたはこのゲームに勝利する。
青と黒の手札破壊・除去・打ち消しでコントロールしながら、選択/Optなどで目的のカードを探す。準備が整ったら真実を覆すもの/Inverter of Truthでライブラリーを一気に減らし、タッサの神託者/Thassa's Oracleや神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteriesの勝利条件を満たしてゲームを決める。
2枚でコンボが成立すること、コンボパーツが単体でも有用なこと、採用カードが様々なシナジーを持つことが大きな特長。真実を覆すものは、序盤に使い捨てた、あるいは対戦相手に対処されたコンボパーツをライブラリーに回収することができる上に戦闘面から相手に圧力をかける事もできる。
[編集] パイオニア
インスタント
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
あなたのライブラリーの一番上から7枚のカードを見る。それらのうちの2枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteriesは墓地を肥やし、時を越えた探索/Dig Through Timeを素早く唱えることに貢献する。逆に時を越えた探索は、真実を覆すもの/Inverter of Truthの前に墓地のカードを減らす役割を持つ。
プレイヤーズツアーブリュッセル20では使用率2位となった[1]。またプレイヤーズツアー名古屋20では使用率1位となり[2]、Top8に5人を送り込む活躍を見せた。翌週のプレイヤーズツアーフェニックス20でも使用率1位となり[3]、優勝を飾った。
2020年8月に真実を覆すものが禁止カードに指定され、消滅した。
- 2枚コンボであり、スロットの多くをコントロール要素に充てることができることから、往年の強力コンボ、欠片の双子とよく比較される[3][4]。そのためディミーア・ツイン(Dimir Twin)などと呼ばれることもある。
[編集] サンプルリスト
[編集] 青黒
- 備考
- プレイヤーズツアーフェニックス20 優勝(参考)
- 使用者:Corey Burkhart
- フォーマット
[編集] 青単タッチ黒
Devotion Inverter [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 青単信心とのハイブリッド型。ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxによるマナ加速から老いたる者、ガドウィック/Gadwick, the Wizenedによる大量ドローを狙う。
- 同じデッキを使用した覚前輝也による解説も参照[4]。
[編集] 黒緑青
- 備考
- プレイヤーズツアーフェニックス20 第36位、パイオニア部門7勝3敗(参考)
- 使用者:Charles Wong
- フォーマット
Sultai Inverter [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 黒緑青のリスト。サテュロスの道探し/Satyr Wayfinderや忌まわしい回収/Grisly Salvageで墓地を肥やし、時を越えた探索/Dig Through Timeや自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathに繋げる。
[編集] モダン
土地
秘匿4(この土地が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
殻船着の島はタップ状態で戦場に出る。
(T):(青)を加える。
(青),(T):いずれかのライブラリーのカードが20枚以下であるなら、あなたはその追放されているカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する。
(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く。
時を越えた探索/Dig Through Timeは禁止カードに指定されているため、殻船着の島/Shelldock Isleの秘匿によってタッサの神託者/Thassa's Oracleなどをサーチしつつ、大祖始の遺産/Relic of Progenitusで墓地の枚数をコントロールする。
[編集] サンプルリスト
Dimir Inverter [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] 脚注
- ↑ Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame(Competitive Gaming 2020年1月31日 Tobi Henke著)
- ↑ プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~(EVENT COVERAGE 2020年2月1日 小山和志著)
- ↑ 3.0 3.1 Players Tour Phoenix Day 1 Pioneer Metagame(Competitive Gaming 2020年2月7日 Corbin Hosler著)
- ↑ 4.0 4.1 デッキテク:覚前 輝也が選んだ「ライザ式・青単信心タッチ真実を覆すものコンボ」の全容公開(EVENT COVERAGE 2020年2月2日 森安元希著)