嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms
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**例えば[[土地]]でないカードが公開されたなら、3点ダメージを[[与える]]能力が誘発し、[[スタック]]に乗る。[[対戦相手]]はこれに[[対応して]]、[[アジャニの存在/Ajani's Presence]]などで[[対象]]の[[クリーチャー]]を守ることができる。一度公開されたら割り込めない[[秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets]]などとの混同に注意。 | **例えば[[土地]]でないカードが公開されたなら、3点ダメージを[[与える]]能力が誘発し、[[スタック]]に乗る。[[対戦相手]]はこれに[[対応して]]、[[アジャニの存在/Ajani's Presence]]などで[[対象]]の[[クリーチャー]]を守ることができる。一度公開されたら割り込めない[[秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets]]などとの混同に注意。 | ||
*公開するのは強制である。[[打ち消す|カウンター]]などが対戦相手に見えてしまうリスクにも注意。 | *公開するのは強制である。[[打ち消す|カウンター]]などが対戦相手に見えてしまうリスクにも注意。 | ||
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==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | '''ケラノス'''/''Keranos''は[[テーロス/Theros]]の[[神#ストーリー|神]]の一柱。嵐の神。 | + | '''ケラノス'''/''Keranos''は[[テーロス/Theros]]の[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|神]]の一柱。嵐の神。 |
詳細は[[ケラノス/Keranos]]を参照。 | 詳細は[[ケラノス/Keranos]]を参照。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper-weekkeranos-god-storms-2014-04-30 壁紙]([[Daily MTG]]) |
*[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:ニクスへの旅]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2020年#Theros Stargazing|Secret Lair Drop Series: Theros Stargazing]] | ||
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2023年11月13日 (月) 18:56時点における最新版
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの青と赤への信心が7未満であるかぎり、嵐の神、ケラノスはクリーチャーではない。
あなたの毎ターン、あなたが最初に引くカードを公開する。これによりあなたが土地カードを公開するたび、カードを1枚引く。これによりあなたが土地でないカードを公開するたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。嵐の神、ケラノスはそれに3点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
青赤の神。自分のターンに最初にカードを引いたときに、追加ドローか稲妻/Lightning Bolt相当の火力を発生させる。
他に一切のコストをかけずに毎ターンカード1枚もしくは3点のダメージというのは並大抵のコスト・パフォーマンスではない。3点ダメージといえばほぼカード1枚相当なので、要するにどう転んでもカード・アドバンテージを得ているようなものである。
これらの能力が噛み合う色の合ったデッキというと、クロック・パーミッションもしくはカウンターバーンといったところか。特に前者はケラノス自身が攻撃に参加できる可能性があるため非常に相性が良いと言える。後者であれば、ドロー&火力エンジンのエンチャントとして割り切った運用になるか。ただどちらのデッキにしても、5マナのソーサリー・タイミングのカードというのは採用には非常に慎重になる重さである。構築時点から気を使い、上手く利用する必要があるだろう。
スタンダードでは参入当初は青赤を含むデッキがメタゲーム上に存在しなかったため目立った活躍は見受けられなかったが、ローテーション後はジェスカイウィンズのサイドボードにしばしば採用されている。
また、モダンでの欠片の双子やレガシーでの奇跡コントロールなど、パイオニア以下のフォーマットでもサイドボードに採用されることがある。スタック上ではクリーチャー呪文であるため呪文貫き/Spell Pierceなどの非クリーチャー用カウンターが効かず、戦場では破壊不能によってほとんどのエンチャント対策カードが通用しないという、特殊な除去耐性が大きな強みになっている。クリーチャー化してしまうと流刑への道/Path to Exileなどのクリーチャー追放除去や布告除去で対処されてしまうので、あえて信心を低く保つことが多い。
[編集] ルール
- サイクル共通のルールについては、神 (テーロス・ブロック)#ルールを参照。
- ルール文章の3段落目には、引いたカードを公開する常在型能力と、その能力でカードが公開されることで誘発する2つの誘発型能力が書かれている。常在型能力とそれぞれの誘発型能力は関連している(CR:603.10)。
- 例えば土地でないカードが公開されたなら、3点ダメージを与える能力が誘発し、スタックに乗る。対戦相手はこれに対応して、アジャニの存在/Ajani's Presenceなどで対象のクリーチャーを守ることができる。一度公開されたら割り込めない秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsなどとの混同に注意。
- 公開するのは強制である。カウンターなどが対戦相手に見えてしまうリスクにも注意。
- さらに、ドローもしくはダメージも強制である。対戦相手や対戦相手のコントロールするクリーチャーやプレインズウォーカーが呪禁を持っているなどして対象に取れないと、土地以外がめくれた時に自分や自分のクリーチャーやプレインズウォーカーに火力を撃つハメになることもある。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ニクスへの旅の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する対抗色2色への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage
- 嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms
- 苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction
- 勝利の神、イロアス/Iroas, God of Victory
- 彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizons
テーロスの神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する色への信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
- 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
- 狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
神々の軍勢の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する友好色2色への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis
- 欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception
- 殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter
- 歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels
- 収穫の神、ケイラメトラ/Karametra, God of Harvests
[編集] ストーリー
ケラノス/Keranosはテーロス/Therosの神の一柱。嵐の神。
詳細はケラノス/Keranosを参照。