鍛錬スリヴァー/Tempered Sliver
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*能力は[[捕食スリス/Slith Predator]]を意識したものであり、{{Gatherer|id=465402}}も{{Gatherer|id=73828|捕食スリスのイラスト}}をモチーフに描かれている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/sliver-direction-2019-05-22 A Sliver of Direction]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032550/ 方向性のスリヴァー](Card Preview [[2019年]]5月22日 [[Cynthia Sheppard]]著)</ref>。[[フレイバー・テキスト]]も捕食スリスのものをオマージュしていると思われる。プレイテスト時の仮称は「Slithver」<ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1131776615287910400 Ethan Fleischer]([[Ethan Fleischer]]のTwitter 2019年5月24日)</ref><ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1131777640539418624 Ethan Fleischer]([[Ethan Fleischer]]のTwitter 2019年5月24日)</ref>。 | *能力は[[捕食スリス/Slith Predator]]を意識したものであり、{{Gatherer|id=465402}}も{{Gatherer|id=73828|捕食スリスのイラスト}}をモチーフに描かれている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/sliver-direction-2019-05-22 A Sliver of Direction]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032550/ 方向性のスリヴァー](Card Preview [[2019年]]5月22日 [[Cynthia Sheppard]]著)</ref>。[[フレイバー・テキスト]]も捕食スリスのものをオマージュしていると思われる。プレイテスト時の仮称は「Slithver」<ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1131776615287910400 Ethan Fleischer]([[Ethan Fleischer]]のTwitter 2019年5月24日)</ref><ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1131777640539418624 Ethan Fleischer]([[Ethan Fleischer]]のTwitter 2019年5月24日)</ref>。 | ||
+ | *緑[[単色]]で3[[マナ]]のスリヴァーは意外にも[[テンペスト]]の[[有角スリヴァー/Horned Sliver]]以来。実に20年以上の時を経ての登場である。 | ||
+ | **一緒に出せば[[トランプル]]+スリス能力でより捕食スリスらしくなる。[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]が通りやすくなるので相性も良好。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[スリヴァー一覧]]([[機能別カードリスト]]) | ||
*[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[アンコモン]] | ||
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2024年1月1日 (月) 04:20時点における最新版
Tempered Sliver / 鍛錬スリヴァー (2)(緑)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
あなたがコントロールしているスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。」を持つ。
2/2全体強化スリヴァーとして考えると、即効性の無さ、攻撃を通すハードルの高さ、攻撃が通ったスリヴァーしか強化出来ない範囲の狭さ、など難点が目立つところだが、+1/+1カウンターを利用するカードとシナジーの可能性があること、これが除去されてもカウンターは残ることなど、利点もある。
構築では力不足。定番である「12筋肉」より優先すべき理由は見当たらない。特に筋肉スリヴァー/Muscle Sliverと捕食スリヴァー/Predatory Sliverは、同じ緑で1マナ軽く能力も使いやすいと、厳しい性能差がある。
リミテッドでは、斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliverや変わり身ののけ者/Changeling Outcastといった、回避能力持ちのスリヴァーないし多相と組み合わせて使えるとよい。
- 能力は捕食スリス/Slith Predatorを意識したものであり、イラストも捕食スリスのイラストをモチーフに描かれている[1]。フレイバー・テキストも捕食スリスのものをオマージュしていると思われる。プレイテスト時の仮称は「Slithver」[2][3]。
- 緑単色で3マナのスリヴァーは意外にもテンペストの有角スリヴァー/Horned Sliver以来。実に20年以上の時を経ての登場である。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 初祖スリヴァーに選ばれしもの/First Sliver's Chosen
- 小走りスリヴァー/Scuttling Sliver
- 屑肉スリヴァー/Dregscape Sliver
- 頭空スリヴァー/Hollowhead Sliver
- 鍛錬スリヴァー/Tempered Sliver
[編集] 脚注
- ↑ A Sliver of Direction/方向性のスリヴァー(Card Preview 2019年5月22日 Cynthia Sheppard著)
- ↑ Ethan Fleischer(Ethan FleischerのTwitter 2019年5月24日)
- ↑ Ethan Fleischer(Ethan FleischerのTwitter 2019年5月24日)