静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer
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+ | [[リミテッド]]では[[デッキ]]枚数が少ない事や[[諜報]]をふんだんに使える構成になりやすい事もあり、[[敗北条件]]もある程度現実味がある。それでなくとも良好な[[タフネス]]や誘発しやすい除去能力のおかげで[[アドバンテージ]]面で損にはなりづらく、[[構築]]ほどのピーキーさはないのでピック価値が高め。 | ||
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+ | *初出時は[[殺人カウンター]]を扱う唯一のカードであったが、後に[[殺しの羽ペン、マリ/Mari, the Killing Quill]]、[[レイヴンロフトの冒険者/Ravenloft Adventurer]]が登場した。それらも追放したうえで殺人カウンターを置くため、併用すれば敗北条件を格段に満たしやすくなる。 | ||
+ | **ただし、[[固有色]]の関係上、[[統率者戦]]ではマリを[[統率者]]にするとエトラータが使えなくなるので注意。 | ||
*[[ギルド・キット|ギルド・キット『ディミーア』]]に{{Gatherer|id=455904|新規イラスト}}で収録された。 | *[[ギルド・キット|ギルド・キット『ディミーア』]]に{{Gatherer|id=455904|新規イラスト}}で収録された。 | ||
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− | *[[誘発型能力]]を[[スタック]]に置く際に該当[[プレイヤー]]がクリーチャーを[[ | + | *[[誘発型能力]]を[[スタック]]に置く際に該当[[プレイヤー]]がクリーチャーを[[コントロール]]していないなら、能力はスタックから取り除かれエトラータがライブラリーに戻ることはない。[[解決]]時に[[対象]]に選んだクリーチャーが[[不正な対象]]となって能力が[[立ち消え]]ても同様。 |
*能力の解決前までにエトラータが[[戦場]]を離れていた場合、エトラータはライブラリーに戻ることはないが[[オーナー]]はライブラリーを[[切り直す]]。 | *能力の解決前までにエトラータが[[戦場]]を離れていた場合、エトラータはライブラリーに戻ることはないが[[オーナー]]はライブラリーを[[切り直す]]。 | ||
− | *クリーチャー・[[トークン]]は[[カード]] | + | *クリーチャー・[[トークン]]は[[カード]]ではないので、3体目として追放したとしても[[対戦相手]]が敗北条件を満たすことはない。能力の解決後に殺人カウンターごと消滅する。 |
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− | * | + | *相手の統率者をエトラータの能力で追放しても、統率領域に移動されてしまったら敗北条件としては数えない。殺人カウンターも[[歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave]]でない限り取り除かれる。 |
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+ | '''エトラータ'''/''Etrata''は[[ディミーア家/House Dimir]]に所属する[[吸血鬼/Vampire#ラヴニカ|吸血鬼/Vampire]]のスパイ。いつの日か[[ラザーヴ/Lazav]]を殺し、その地位を奪い取るつもりでいる。 | ||
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+ | 詳細は[[エトラータ/Etrata]]を参照。 | ||
==参考== | ==参考== |
2024年1月27日 (土) 02:46時点における最新版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 暗殺者(Assassin)
静める者、エトラータはブロックされない。
静める者、エトラータがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それを追放し、そのカードの上に殺人(hit)カウンターを1個置く。そのプレイヤーがオーナーであり、追放されていて、殺人カウンターが置かれているカードが3枚以上あるなら、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。静める者、エトラータのオーナーは静める者、エトラータを自分のライブラリーに加えて切り直す。
ディミーア家/House Dimirの伝説の吸血鬼・暗殺者。クリーチャーを次々と暗殺していき最終的にプレイヤーを手に掛けるが、1回仕事を果たすたびに行方をくらませてしまう。
回避能力によって確実にサボタージュ能力を誘発できるため、タイムラグはあるが追放除去として使用できる。3体殺すことができれば勝利となるが、問題は能力を解決するたびにライブラリーに戻ってしまうこと。引き直して唱えて攻撃する、を繰り返すのは流石に悠長すぎるため、多勢の兜/Helm of the Host、ストリオン共鳴体/Strionic Resonatorなどで細工しよう。
リミテッドではデッキ枚数が少ない事や諜報をふんだんに使える構成になりやすい事もあり、敗北条件もある程度現実味がある。それでなくとも良好なタフネスや誘発しやすい除去能力のおかげでアドバンテージ面で損にはなりづらく、構築ほどのピーキーさはないのでピック価値が高め。
- 初出時は殺人カウンターを扱う唯一のカードであったが、後に殺しの羽ペン、マリ/Mari, the Killing Quill、レイヴンロフトの冒険者/Ravenloft Adventurerが登場した。それらも追放したうえで殺人カウンターを置くため、併用すれば敗北条件を格段に満たしやすくなる。
- ギルド・キット『ディミーア』に新規イラストで収録された。
[編集] ルール
- 誘発型能力をスタックに置く際に該当プレイヤーがクリーチャーをコントロールしていないなら、能力はスタックから取り除かれエトラータがライブラリーに戻ることはない。解決時に対象に選んだクリーチャーが不正な対象となって能力が立ち消えても同様。
- 能力の解決前までにエトラータが戦場を離れていた場合、エトラータはライブラリーに戻ることはないがオーナーはライブラリーを切り直す。
- クリーチャー・トークンはカードではないので、3体目として追放したとしても対戦相手が敗北条件を満たすことはない。能力の解決後に殺人カウンターごと消滅する。
- エトラータが統率者の場合、あなたはライブラリーに戻す代わりに統率領域に置いてもよいが、その場合でもライブラリーを切り直す。
- 相手の統率者をエトラータの能力で追放しても、統率領域に移動されてしまったら敗北条件としては数えない。殺人カウンターも歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Graveでない限り取り除かれる。
[編集] 関連カード
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer
- 命狙いの逃亡者、エトラータ/Etrata, Deadly Fugitive
[編集] サイクル
ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身のレアの伝説のクリーチャーサイクル。いずれかのギルド/Guildに所属する2色のクリーチャー。
- ラヴニカのギルド
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer(ディミーア家/House Dimir)
- パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun(イゼット団/The Izzet League)
- 千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 軍勢の切先、タージク/Tajic, Legion's Edge(ボロス軍/Boros Legion)
- 協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- ラヴニカの献身
- アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade(アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- テイサ・カルロフ/Teysa Karlov(オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva(ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Ways(グルール一族/The Gruul Clans)
- 楽園党の議長、ゼガーナ/Zegana, Utopian Speaker(シミック連合/The Simic Combine)
[編集] ストーリー
エトラータ/Etrataはディミーア家/House Dimirに所属する吸血鬼/Vampireのスパイ。いつの日かラザーヴ/Lazavを殺し、その地位を奪い取るつもりでいる。
詳細はエトラータ/Etrataを参照。