静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(8人の利用者による、間の8版が非表示)
4行: 4行:
  
 
[[回避能力]]によって確実に[[サボタージュ能力]]を[[誘発]]できるため、タイムラグはあるが[[追放]][[除去]]として使用できる。3体殺すことができれば[[勝利]]となるが、問題は能力を[[解決]]するたびに[[ライブラリー]]に戻ってしまうこと。[[引く|引き]]直して[[唱える|唱えて]][[攻撃]]する、を繰り返すのは流石に悠長すぎるため、[[多勢の兜/Helm of the Host]]、[[ストリオン共鳴体/Strionic Resonator]]などで細工しよう。
 
[[回避能力]]によって確実に[[サボタージュ能力]]を[[誘発]]できるため、タイムラグはあるが[[追放]][[除去]]として使用できる。3体殺すことができれば[[勝利]]となるが、問題は能力を[[解決]]するたびに[[ライブラリー]]に戻ってしまうこと。[[引く|引き]]直して[[唱える|唱えて]][[攻撃]]する、を繰り返すのは流石に悠長すぎるため、[[多勢の兜/Helm of the Host]]、[[ストリオン共鳴体/Strionic Resonator]]などで細工しよう。
 +
 +
[[リミテッド]]では[[デッキ]]枚数が少ない事や[[諜報]]をふんだんに使える構成になりやすい事もあり、[[敗北条件]]もある程度現実味がある。それでなくとも良好な[[タフネス]]や誘発しやすい除去能力のおかげで[[アドバンテージ]]面で損にはなりづらく、[[構築]]ほどのピーキーさはないのでピック価値が高め。
 +
 +
*初出時は[[殺人カウンター]]を扱う唯一のカードであったが、後に[[殺しの羽ペン、マリ/Mari, the Killing Quill]]、[[レイヴンロフトの冒険者/Ravenloft Adventurer]]が登場した。それらも追放したうえで殺人カウンターを置くため、併用すれば敗北条件を格段に満たしやすくなる。
 +
**ただし、[[固有色]]の関係上、[[統率者戦]]ではマリを[[統率者]]にするとエトラータが使えなくなるので注意。
  
 
*[[ギルド・キット|ギルド・キット『ディミーア』]]に{{Gatherer|id=455904|新規イラスト}}で収録された。
 
*[[ギルド・キット|ギルド・キット『ディミーア』]]に{{Gatherer|id=455904|新規イラスト}}で収録された。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*[[誘発型能力]]を[[スタック]]に置く際に該当[[プレイヤー]]がクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していないなら、能力は[[スタック]]から取り除かれエトラータがライブラリーに戻ることはない。[[解決]]時に[[対象]]に選んだクリーチャーが[[不正な対象]]となって能力が[[立ち消え]]ても同様。
+
*[[誘発型能力]]を[[スタック]]に置く際に該当[[プレイヤー]]がクリーチャーを[[コントロール]]していないなら、能力はスタックから取り除かれエトラータがライブラリーに戻ることはない。[[解決]]時に[[対象]]に選んだクリーチャーが[[不正な対象]]となって能力が[[立ち消え]]ても同様。
 
*能力の解決前までにエトラータが[[戦場]]を離れていた場合、エトラータはライブラリーに戻ることはないが[[オーナー]]はライブラリーを[[切り直す]]。
 
*能力の解決前までにエトラータが[[戦場]]を離れていた場合、エトラータはライブラリーに戻ることはないが[[オーナー]]はライブラリーを[[切り直す]]。
*クリーチャー・[[トークン]]は[[カード]]では無いので、3体目として追放したとしても[[勝利条件]]を満たすことはない。能力の解決後に殺人カウンターごと消滅する。
+
*クリーチャー・[[トークン]]は[[カード]]ではないので、3体目として追放したとしても[[対戦相手]]が敗北条件を満たすことはない。能力の解決後に殺人カウンターごと消滅する。
*エトラータが[[統率者]]の場合、あなたはライブラリーに戻す代わりに[[統率]][[領域]]に置いてもよいが、その場合でもライブラリーを切り直す。
+
*エトラータが[[統率者]]の場合、[[あなた]]はライブラリーに戻す代わりに[[統率領域]]に置いてもよいが、その場合でもライブラリーを切り直す。
*相手の統率者をエトラータの能力で追放しても、統率領域に移動されてしまったら勝利条件としては数えない。殺人カウンターも[[歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave]]でない限り再度唱える際に取り除かれる。
+
*相手の統率者をエトラータの能力で追放しても、統率領域に移動されてしまったら敗北条件としては数えない。殺人カウンターも[[歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave]]でない限り取り除かれる。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 +
{{同一の存在を表すカード/エトラータ}}
 
===サイクル===
 
===サイクル===
{{サイクル/ラヴニカのギルドのレアの伝説のクリーチャー}}
+
{{サイクル/ラヴニカのギルドとラヴニカの献身のレアの伝説のクリーチャー}}
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
'''エトラータ'''/''Etrata''は[[ディミーア家/House Dimir]]に所属する[[吸血鬼/Vampire#ラヴニカ|吸血鬼/Vampire]]のスパイ。いつの日か[[ラザーヴ/Lazav]]を殺し、その地位を奪い取るつもりでいる。
 +
 
 +
詳細は[[エトラータ/Etrata]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年1月27日 (土) 02:46時点における最新版


Etrata, the Silencer / 静める者、エトラータ (2)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 暗殺者(Assassin)

静める者、エトラータはブロックされない。
静める者、エトラータがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それを追放し、そのカードの上に殺人(hit)カウンターを1個置く。そのプレイヤーがオーナーであり、追放されていて、殺人カウンターが置かれているカードが3枚以上あるなら、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。静める者、エトラータのオーナーは静める者、エトラータを自分のライブラリーに加えて切り直す。

3/5

ディミーア家/House Dimir伝説の吸血鬼暗殺者クリーチャーを次々と暗殺していき最終的にプレイヤーを手に掛けるが、1回仕事を果たすたびに行方をくらませてしまう。

回避能力によって確実にサボタージュ能力誘発できるため、タイムラグはあるが追放除去として使用できる。3体殺すことができれば勝利となるが、問題は能力を解決するたびにライブラリーに戻ってしまうこと。引き直して唱えて攻撃する、を繰り返すのは流石に悠長すぎるため、多勢の兜/Helm of the Hostストリオン共鳴体/Strionic Resonatorなどで細工しよう。

リミテッドではデッキ枚数が少ない事や諜報をふんだんに使える構成になりやすい事もあり、敗北条件もある程度現実味がある。それでなくとも良好なタフネスや誘発しやすい除去能力のおかげでアドバンテージ面で損にはなりづらく、構築ほどのピーキーさはないのでピック価値が高め。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身レア伝説のクリーチャーサイクル。いずれかのギルド/Guildに所属する2色のクリーチャー

ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身

[編集] ストーリー

エトラータ/Etrataディミーア家/House Dimirに所属する吸血鬼/Vampireのスパイ。いつの日かラザーヴ/Lazavを殺し、その地位を奪い取るつもりでいる。

詳細はエトラータ/Etrataを参照。

[編集] 参考

MOBILE