束縛の刃、エルブラス/Elbrus, the Binding Blade
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
13行: | 13行: | ||
*能力が[[誘発]]したら、[[変身]]は強制である。 | *能力が[[誘発]]したら、[[変身]]は強制である。 | ||
− | **[[二段攻撃]]を持つクリーチャーに装備した場合、1度目の[[戦闘ダメージ]]で変身するので、2度目の戦闘ダメージ時点では[[はずす|はずれて]]いる。そのため、普通は複数回誘発することはない。複数回誘発させる方法としては、[[艦長の操艦/Captain's Maneuver]]で戦闘ダメージの一部を他のプレイヤーに[[ | + | **[[二段攻撃]]を持つクリーチャーに装備した場合、1度目の[[戦闘ダメージ]]で変身するので、2度目の戦闘ダメージ時点では[[はずす|はずれて]]いる。そのため、普通は複数回誘発することはない。複数回誘発させる方法としては、[[艦長の操艦/Captain's Maneuver]]で戦闘ダメージの一部を他のプレイヤーに[[移し変え効果|移し変える]]などが挙げられる。 |
**両面カードのルール変更により、能力が2回以上誘発しても、ウィゼンガーに変身したあと、再びエルブラスに戻ることはなくなった。 | **両面カードのルール変更により、能力が2回以上誘発しても、ウィゼンガーに変身したあと、再びエルブラスに戻ることはなくなった。 | ||
− | * | + | *ウィゼンガーの4つ目の能力は[[多人数戦]]専用である。[[2人対戦]]では、[[誘発]]と同時に[[ゲーム]]が終わってしまうので[[スタック]]に置かれる事も無い。 |
− | **プレイヤーがどういう理由で[[敗北]]したかに係わらず誘発する。[[投了]]や[[ジャッジ]] | + | **プレイヤーがどういう理由で[[敗北]]したかに係わらず誘発する。[[投了]]や[[ジャッジ]]による[[ゲームの敗北|ゲームロス]]でも構わない。例えば[[皇帝戦]]や[[アーチエネミー戦]]ならウィゼンガーが攻撃する際に他の[[チームメイト]]が意図的に投了することで強烈な一撃を見舞うことが可能。 |
*[[第2面]]に[[黒]]の[[色指標]]を持つため、このカードの[[固有色]]は黒である({{CR|903.4c}})。[[統率者戦]]では[[統率者]]の固有色に黒が含まれない場合、[[デッキ]]に入れることができないので注意が必要。 | *[[第2面]]に[[黒]]の[[色指標]]を持つため、このカードの[[固有色]]は黒である({{CR|903.4c}})。[[統率者戦]]では[[統率者]]の固有色に黒が含まれない場合、[[デッキ]]に入れることができないので注意が必要。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | [[イニストラード/Innistrad]]の[[デーモン]] | + | [[イニストラード/Innistrad]]の[[デーモン/Demon]]の一員、'''ウィゼンガー'''/''Withengar''が封印された短刀。生け贄の生き血を吸うことで封印が解け、強大な力が解き放たれる。 |
ウィゼンガーがなぜこの短刀に封印されているのかは不明である。[[アヴァシン/Avacyn]]がデーモンを封印する方法として[[獄庫/Helvault]]以前に試したものかもしれないし、あるいはウィゼンガー自身が何らかの理由であえて自らを封じ込めているのかもしれない。 | ウィゼンガーがなぜこの短刀に封印されているのかは不明である。[[アヴァシン/Avacyn]]がデーモンを封印する方法として[[獄庫/Helvault]]以前に試したものかもしれないし、あるいはウィゼンガー自身が何らかの理由であえて自らを封じ込めているのかもしれない。 | ||
− | 封印された状態であっても、溢れ出す禍々しい魔力によって[[人間]]を堕落させ、命をも捧げる忠実な狂信者としている。ウィゼンガーにとっては人間は餌か使い捨ての手駒にすぎない。かつて[[トラフト/Traft]]を罠にかけた際には、トラフトに信者たちを殺させて、その血を用いて封印を解いた。 | + | 封印された状態であっても、溢れ出す禍々しい魔力によって[[人間/Human]]を堕落させ、命をも捧げる忠実な狂信者としている。ウィゼンガーにとっては人間は餌か使い捨ての手駒にすぎない。かつて[[トラフト/Traft]]を罠にかけた際には、トラフトに信者たちを殺させて、その血を用いて封印を解いた。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[両面カード]] | *[[両面カード]] | ||
+ | **[[変身する両面カード]] | ||
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[神話レア]] | ||
*[[From the Vault:Transform]] | *[[From the Vault:Transform]] |
2021年12月27日 (月) 01:29時点における最新版
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、束縛の刃、エルブラスをはずし、その後それを変身させる。
装備(1)
〔黒〕 伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、威嚇、トランプル(威嚇を持つクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかこれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)
プレイヤー1人がゲームに敗北するたび、解き放たれたウィゼンガーの上に+1/+1カウンターを13個置く。
伝説のクリーチャーを封じ込めた装備品。装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えることで伝説のデーモンが解き放たれる。
装備品としての性能は+1/+0修整のみと極めて悲惨。しかし変身すると、13/13という超大型サイズに3つの回避能力とフィニッシャーとして文句のない性能。回避能力持ちなどに装備させて、速やかな変身を狙いたい。
ただし、マナ・コストがかなり重い上に攻撃を通して初めてクリーチャーになれるというのは、かなりの手間。苦労して変身させても、除去はもちろんバウンスされてもやり直しと実用性は高くない。
- マナ・コストが重く、装備コストが軽い関係上、サーチできる上にコストを踏み倒せる石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticとの相性は抜群。
[編集] ルール
- 能力が誘発したら、変身は強制である。
- 二段攻撃を持つクリーチャーに装備した場合、1度目の戦闘ダメージで変身するので、2度目の戦闘ダメージ時点でははずれている。そのため、普通は複数回誘発することはない。複数回誘発させる方法としては、艦長の操艦/Captain's Maneuverで戦闘ダメージの一部を他のプレイヤーに移し変えるなどが挙げられる。
- 両面カードのルール変更により、能力が2回以上誘発しても、ウィゼンガーに変身したあと、再びエルブラスに戻ることはなくなった。
- ウィゼンガーの4つ目の能力は多人数戦専用である。2人対戦では、誘発と同時にゲームが終わってしまうのでスタックに置かれる事も無い。
- 第2面に黒の色指標を持つため、このカードの固有色は黒である(CR:903.4c)。統率者戦では統率者の固有色に黒が含まれない場合、デッキに入れることができないので注意が必要。
[編集] ストーリー
イニストラード/Innistradのデーモン/Demonの一員、ウィゼンガー/Withengarが封印された短刀。生け贄の生き血を吸うことで封印が解け、強大な力が解き放たれる。
ウィゼンガーがなぜこの短刀に封印されているのかは不明である。アヴァシン/Avacynがデーモンを封印する方法として獄庫/Helvault以前に試したものかもしれないし、あるいはウィゼンガー自身が何らかの理由であえて自らを封じ込めているのかもしれない。
封印された状態であっても、溢れ出す禍々しい魔力によって人間/Humanを堕落させ、命をも捧げる忠実な狂信者としている。ウィゼンガーにとっては人間は餌か使い捨ての手駒にすぎない。かつてトラフト/Traftを罠にかけた際には、トラフトに信者たちを殺させて、その血を用いて封印を解いた。