時間停止/Time Stop
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− | *[[第10版を選ぼう]]第6週に登場し、[[呪文乗っ取り/Spelljack]] | + | *[[効果]]が大胆なのでよく誤解されるが、この呪文は打ち消しを妨害する能力は持っていないため、普通に打ち消すことができる。もちろん、打ち消された場合は通常通り[[墓地]]に置かれる。 |
+ | *[[遅延/Delay]]されると、自分のターンが停止するハメになる。 | ||
+ | *[[第10版を選ぼう]]第6週に登場し、[[呪文乗っ取り/Spelljack]]に勝利。[[第10版]]に再録された。 | ||
**得票数5555、得票率55.5%と、妙にキリが良かった。 | **得票数5555、得票率55.5%と、妙にキリが良かった。 | ||
− | + | *第10版では[[プレミアム・カード]]に[[注釈文]]がつかない。しかもこのカードには、プレミアム・カードのみの追加の[[フレイバー・テキスト]]も無いため、[[文章欄]]が9文字(“End the turn”英単語で3語)という短さ。 | |
− | *[[ | + | **プレミアム・カードでは余白が十分あるにもかかわらず、フレイバー・テキストが存在しないのは、この効果の特殊性を強調するための意図的なものである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/premium-foils-tenth-edition-2007-07-12 The Premium Foils of Tenth Edition](Arcana [[2007年]]7月12日 [[WotC]]著)</ref>。 |
− | + | *類似カードについては[[ターンを終了する#該当カード]]を参照。 | |
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | <references/> |
− | *[[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/end-time-2004-09-01 The End of Time]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E6%99%82%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A-2004-09-01 時の終わり](Feature [[2004年]]9月1日 [[Mike Flores]]著) |
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]] |
− | + | *[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[レア]] | |
− | + | *[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]] | |
− | + | *[[Secret Lair Drop Series/2023年#Tales of the Time Stoppers|Secret Lair Drop Series: Tales of the Time Stoppers]] |
2024年11月5日 (火) 20:55時点における最新版
インスタント
ターンを終了する。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)
そのターンを終了させてしまうという豪快かつ風変わりなインスタント。登場に合わせて総合ルールに新たに「ターンを終了する」の項目が追加された。
スタック上に存在する呪文や能力が全て追放され、ダメージは取り除かれ、進行しているフェイズも含めて全てが飛ばされる。対戦相手のアップキープに解決されれば(アンタップはされてしまうが)追加ターンのように機能する他、クリーチャーの攻撃に対応して使うと濃霧/Fogめいた挙動もとれる。6マナと重い上に追放されてしまうので回収と組み合わせて無限ターンに利用するのも難しいが、利用するタイミングに応じて異なるリターンを得られる汎用性の高い呪文。
これ自体は打ち消している訳ではなく、あくまでターンを終了することで間接的に無力化しているため、打ち消されない呪文を疑似的に打ち消すことが出来る他、ストームや複製、キャスト誘発といった通常の打ち消しが効きづらい能力へも対抗できる。サイクリング誘発型能力に対応して使えばサイクリングのドローも、誘発型能力も同時に無力化できるなど、変則的な打ち消しとして機能することも覚えておこう。
基本セット2021で自分のターンに使うと軽くなる不連続性/Discontinuityが登場。トリプルシンボルもこのマナ域だとそこまでの差にならず、リーガルであるフォーマットもあちらの方が広いので独自の需要を奪われる羽目に。それでも対戦相手のターンに使う前提であれば色拘束が緩いこと自体は確かであり、青マナを出しづらいデッキではこちらを優先されるケースはあった。その後ファウンデーションズで再録され、逆にリーガルなフォーマットがあちらよりも広くなった。登場時のスタンダードの範囲にもハーキルの最後の瞑想/Hurkyl's Final Meditationが存在するが、あちらは対戦相手のターンに使おうとすると10マナという文字通り桁の違うマナ・コストを要求してくるので棲み分けは容易。
[編集] その他
- 効果が大胆なのでよく誤解されるが、この呪文は打ち消しを妨害する能力は持っていないため、普通に打ち消すことができる。もちろん、打ち消された場合は通常通り墓地に置かれる。
- 遅延/Delayされると、自分のターンが停止するハメになる。
- 第10版を選ぼう第6週に登場し、呪文乗っ取り/Spelljackに勝利。第10版に再録された。
- 得票数5555、得票率55.5%と、妙にキリが良かった。
- 第10版ではプレミアム・カードに注釈文がつかない。しかもこのカードには、プレミアム・カードのみの追加のフレイバー・テキストも無いため、文章欄が9文字(“End the turn”英単語で3語)という短さ。
- プレミアム・カードでは余白が十分あるにもかかわらず、フレイバー・テキストが存在しないのは、この効果の特殊性を強調するための意図的なものである[1]。
- 類似カードについてはターンを終了する#該当カードを参照。
[編集] 参考
- ↑ The Premium Foils of Tenth Edition(Arcana 2007年7月12日 WotC著)