最後の喘ぎ/Last Gasp

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(9人の利用者による、間の16版が非表示)
9行: 9行:
 
[[ラヴニカ・ブロック]]を含む[[スタンダード]]では、[[軽い]]除去を増やすために[[サイドボード]]から採用されることも。黒メインのデッキでは[[メインデッキ]]から採用され活躍した。
 
[[ラヴニカ・ブロック]]を含む[[スタンダード]]では、[[軽い]]除去を増やすために[[サイドボード]]から採用されることも。黒メインのデッキでは[[メインデッキ]]から採用され活躍した。
  
*[[多色]]版に[[苦悶のねじれ/Agony Warp]]がある。
+
*デザイン時は「黒い[[ショック/Shock]]」として、([[黒マナ|黒]])で-2/-2の修整を与えるようになっていた<ref>[https://web.archive.org/web/20060321161420/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/1105 Card of the Day 2005/11/1(Internet Archive)]([[Daily MTG]] [[2005年]]11月)</ref>。最終的にこのデザインになったのは、同セットの[[暗黒破/Darkblast]]との重複を避けるためだろうか。
*[[ダブルシンボル]]になり、修整値が大きくなると[[闇の掌握/Grasp of Darkness]]。また、同[[名前|名]]のクリーチャー全てに効果が及ぶようになった[[胆汁病/Bile Blight]]も亜種と言える。
+
**このデザインは後に[[見栄え損ない/Disfigure]]として実現した。
*[[ゲートウォッチの誓い]]では、[[マナ・コスト]][[重い|重く]]なり修整値まで下がった[[下位互換]]の[[タールの罠/Tar Snare]]が登場した。
+
 
*デザイン時は「黒い[[ショック/Shock]]」として、([[黒マナ|]])で-2/-2の修整を与えるようになっていた。最終的にこのデザインになったのは、同セットの[[暗黒破/Darkblast]]との重複を避けるためだろうか。
+
==関連カード==
**後に[[ゼンディカー]]にてこの「黒いショック」版デザインの[[見栄え損ない/Disfigure]]が収録された。
+
===主な類似カード===
 +
2マナのもので、特に記述がない限りインスタント。
 +
*[[苦悶のねじれ/Agony Warp]] - [[青黒]]の[[多色カード]]。[[パワー]]とタフネスで別々の[[対象]]を取れる。([[アラーラの断片]])
 +
*[[食餌の衝動/Urge to Feed]] - [[ダブルシンボル]]。[[吸血鬼]]を[[強化]]できる。([[ワールドウェイク]])
 +
*[[胆汁病/Bile Blight]] - ダブルシンボル。同じ名前のクリーチャーにも修整を与える。([[テーロス]])
 +
*[[悲劇的な落下/Tragic Fall]] - [[暴勇]]で-13/-13修整になる[[上位互換]]。([[モダンホライゾン2]])
 +
*[[孤独な終わり/Lonely End]] - [[忠誠カウンター]]を[[取り除く]]ことも選べ、[[後攻]]なら2点[[回復]]する上位互換。[[MTGアリーナ]]専用。([[アルケミー:兄弟戦争]])
 +
*[[がぶりんご飴/Candy Grapple]] - [[協約]]すると-5/-5修整になる上位互換。([[エルドレインの森]])
 +
 
 +
====その他====
 +
*[[闇の掌握/Grasp of Darkness]] - ダブルシンボル、-4/-4の修整を与える[[上位種]]。([[ミラディンの傷跡]])
 +
*[[見栄え損ない/Disfigure]] - 1マナ、-2/-2の修整を与える[[下位種]]。([[ゼンディカー]]
 +
*[[ぬかるみの捕縛/Mire's Grasp]] - -3/-3の修整を与える[[オーラ]]。([[テーロス還魂記]]
 +
 
 +
====タフネスへ-3の修整を与える亜種====
 +
特記なければ修整値は-3/-3。-2の修整を与えるものは[[見栄え損ない/Disfigure]]の項目を、-4の修整を与えるものは[[闇の掌握/Grasp of Darkness]]の項目を、全体に与えるものは[[吐き気/Nausea]]の項目をそれぞれ参照。
 +
*[[潰瘍化/Ulcerate]] - (B)。[[ライフロス]]のデメリットがある。([[基本セット2015]])
 +
*[[沈下/Weigh Down]] - (B)の[[ソーサリー]]。[[追加コスト]]で[[あなた]]の[[墓地]]の[[クリーチャー・カード]]1枚を[[追放]]。([[カルドハイム]])
 +
*[[名も無き転置/Nameless Inversion]] - (1)(B)で'''+3'''/-3。[[クリーチャー・タイプ]]を失わせる。[[多相]]を持つ[[同族]]・[[呪文]]。([[ローウィン]])
 +
**[[次元の歪曲/Spatial Contortion]] - (1)(C)で'''+3'''/-3。([[ゲートウォッチの誓い]])
 +
**[[豪奢+誤認/Bedeck+Bedazzle|豪奢/Bedeck]] - (B/R)(B/R)で'''+3'''/-3。[[分割カード]]の半分。([[ラヴニカの献身]])
 +
*[[破壊的終焉/Shattering Finale]] - (1)(B)で'''-0'''/-3のソーサリー。[[犠牲]]1も持ち、[[永久に]]修整される。MTGアリーナ専用。([[アルケミー:ニューカペナ]])
 +
*[[束縛の胞子/Strangling Spores]] - (3)(B)。([[基本セット2019]])
 +
*[[交渉の難航/Deal Gone Bad]] - (3)(B)。対象の[[プレイヤー]]はカードを3枚[[切削]]。([[ニューカペナの街角]])
 +
*[[腐敗する渇き/Cankerous Thirst]] - (3)(B/G)の[[向上呪文]]。(B)を支払えば-3/-3、(G)を支払えば+3/+3。([[シャドウムーア]])
 +
*[[舞台一掃/Clear the Stage]] - (4)(B)。クリーチャー回収との抱き合わせ。([[ラヴニカの献身]])
 +
*[[シルムガルの命令/Silumgar's Command]] - (3)(U)(B)。[[命令]]。([[タルキール龍紀伝]])
 +
*[[貴顕廊一家の合流点/Maestros Confluence]] - (3)(U)(B)(R)。[[合流点]]。([[ニューカペナの街角統率者デッキ]]
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/1105 Card of the Day 11/01/2005]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200511.shtml 邦訳])
+
<references />
 
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:ラヴニカ・リマスター]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[コモン]]
 +
__NOTOC__

2024年11月9日 (土) 06:50時点における最新版


Last Gasp / 最後の喘ぎ (1)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-3/-3の修整を受ける。


マイナス修整を与えるインスタント

2マナのインスタントでタフネス3までのクリーチャー除去、さらにマイナス修整なので破壊不能再生持ちにも強い。その効果は火葬/Incinerateを彷彿とさせ、除去として扱いやすく、便利な一枚。コモンなのでリミテッドでも取りやすく、またシングルシンボルなのでデッキにも入りやすい。

戦闘に乗じて撃つ場合、火力だと巨大化/Giant Growthなどで回避された場合はタイミングによっては無駄どころかパワーの修整の分余計な戦闘ダメージを受ける等、かえって損をする可能性があるが、こちらはパワーにも修整を与えるので、最悪でも1対1交換に留める事ができる点も優秀。

ラヴニカ・ブロックを含むスタンダードでは、軽い除去を増やすためにサイドボードから採用されることも。黒メインのデッキではメインデッキから採用され活躍した。

[編集] 関連カード

[編集] 主な類似カード

2マナのもので、特に記述がない限りインスタント。

[編集] その他

[編集] タフネスへ-3の修整を与える亜種

特記なければ修整値は-3/-3。-2の修整を与えるものは見栄え損ない/Disfigureの項目を、-4の修整を与えるものは闇の掌握/Grasp of Darknessの項目を、全体に与えるものは吐き気/Nauseaの項目をそれぞれ参照。

[編集] 参考

  1. Card of the Day 2005/11/1(Internet Archive)(Daily MTG 2005年11月)
MOBILE