鋤引きの雄牛/Yoked Ox
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(8人の利用者による、間の15版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Yoked Ox}} | {{#card:Yoked Ox}} | ||
− | [[白]]くなった[[クラーケンの幼子/Kraken Hatchling]]。 | + | [[白]]くなった[[クラーケンの幼子/Kraken Hatchling]]。[[雄々しい守備兵/Valiant Guard]]の[[上位互換]]。 |
− | 主な仕事は[[地上クリーチャー|地上]]を固める[[ブロッカー]]だが、[[防衛]]持ちではないため[[攻撃]]に参加できる。[[事故]]でどうしようもないときには、[[授与]]などで[[強化]]することで[[アタッカー]] | + | 主な仕事は[[地上クリーチャー|地上]]を固める[[ブロッカー]]だが、[[防衛]]持ちではないため[[攻撃]]に参加できる。[[事故]]でどうしようもないときには、[[授与]]などで[[強化]]することで[[アタッカー]]にもできる。 |
− | 登場直後の[[スタンダード]]は[[スライ]]系[[赤単色デッキ]]が幅を利かせている状況で、それらのほとんどの[[クリーチャー]]を止めてくれるので[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の序盤を支える[[壁 (俗語)|壁]]としてかなり信頼度が高い。特に[[パワー]]0のおかげで通常は対処の難しい[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]を止め続けられるのは特筆すべき点である。これを1枚で落とせる[[ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars]]は、クリーチャーの少ないコントロール相手には[[サイドボード|サイドアウト]]していくのでますます対処しがたい存在となる。 | + | [[テーロス]]登場直後の[[スタンダード]]は[[スライ]]系[[赤単色デッキ]]が幅を利かせている状況で、それらのほとんどの[[クリーチャー]]を止めてくれるので[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の序盤を支える[[壁 (俗語)|壁]]としてかなり信頼度が高い。特に[[パワー]]0のおかげで通常は対処の難しい[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]を止め続けられるのは特筆すべき点である。これを1枚で落とせる[[ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars]]は、クリーチャーの少ないコントロール相手には[[サイドボード|サイドアウト]]していくのでますます対処しがたい存在となる。[[スケープシフト]]など自由枠の多いデッキの初動ブロッカーとしても優秀であり、スタンダードにおいて短期間成立していた[[スケープシフト#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|バント・スケープシフト]]で採用された。 |
− | + | [[基本セット2020]]の[[リミテッド]]では、同セットに収録された[[光の篭手/Gauntlets of Light]]を[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]すれば実質6/6というなかなかのサイズで活躍できる。実際は同じ[[コモン]]である上に[[飛行]]と[[警戒]]を持つ[[グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel]]に[[つける|つけた]]ほうが有効活用できるが、ピック運次第ではこちらを使わざるを得ないこともある。 | |
− | + | ||
+ | *低[[マナ・コスト]]かつ高タフネスなので、[[包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower]]系カードを使って強化を図るのも手。[[タルキール覇王譚ブロック]]期には[[突撃陣形/Assault Formation]]と、[[基本セット2020]]期には[[厳戒態勢/High Alert]]や[[太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart]]などと同居している。 | ||
+ | *[[ニクスへの旅]]で上位互換の[[ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer]]が登場。[[カラデシュ]]では[[同型再版]]の[[着飾ったラクダ/Tasseled Dromedary]]が登場した。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[バニラクリーチャー]] | *[[バニラクリーチャー]] | ||
*[[カード個別評価:テーロス]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:テーロス]] - [[コモン]] | ||
− | + | *[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[コモン]] | |
− | [[ | + | *[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[コモン]] |
2022年8月2日 (火) 20:32時点における最新版
白くなったクラーケンの幼子/Kraken Hatchling。雄々しい守備兵/Valiant Guardの上位互換。
主な仕事は地上を固めるブロッカーだが、防衛持ちではないため攻撃に参加できる。事故でどうしようもないときには、授与などで強化することでアタッカーにもできる。
テーロス登場直後のスタンダードはスライ系赤単色デッキが幅を利かせている状況で、それらのほとんどのクリーチャーを止めてくれるのでコントロールデッキの序盤を支える壁としてかなり信頼度が高い。特にパワー0のおかげで通常は対処の難しいボロスの反攻者/Boros Reckonerを止め続けられるのは特筆すべき点である。これを1枚で落とせるミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortarsは、クリーチャーの少ないコントロール相手にはサイドアウトしていくのでますます対処しがたい存在となる。スケープシフトなど自由枠の多いデッキの初動ブロッカーとしても優秀であり、スタンダードにおいて短期間成立していたバント・スケープシフトで採用された。
基本セット2020のリミテッドでは、同セットに収録された光の篭手/Gauntlets of Lightをエンチャントすれば実質6/6というなかなかのサイズで活躍できる。実際は同じコモンである上に飛行と警戒を持つグリフィンの歩哨/Griffin Sentinelにつけたほうが有効活用できるが、ピック運次第ではこちらを使わざるを得ないこともある。
- 低マナ・コストかつ高タフネスなので、包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower系カードを使って強化を図るのも手。タルキール覇王譚ブロック期には突撃陣形/Assault Formationと、基本セット2020期には厳戒態勢/High Alertや太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heartなどと同居している。
- ニクスへの旅で上位互換のラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazerが登場。カラデシュでは同型再版の着飾ったラクダ/Tasseled Dromedaryが登場した。