沈黙の預見者、ウヨウ/Uyo, Silent Prophet
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− | [[呪文]]を[[コピー]] | + | [[呪文]]を[[コピー]]する、[[Fork]]のような[[起動型能力]]を持つ[[伝説の]][[ムーンフォーク]]。 |
− | + | 2[[マナ]]に加えて[[土地]]2つを[[戻す]]という[[起動コスト]]は決して[[軽い|軽く]]はないものの、相応に[[効果]]が高い呪文を選んでコピーできれば見返りは十分に得られる。[[アンタップ]]状態の土地が2枚あるならば、それからマナを出したうえで戻すことができるので、隙を晒すことは少ない。[[アドバンテージ]]をとりやすく、[[サイズ]]も[[潮の星、京河/Keiga, the Tide Star]]には劣るものの十分大きいため、[[パーミッション]]の[[フィニッシャー]]として優秀。 | |
− | [[ | + | コピーには[[マナ・コスト]]や[[追加コスト]]を[[支払う]]必要がなく、また[[スタック]]・ルールの特性上コピーのほうが先に[[解決]]されるのもポイント。例えば[[対戦相手]]の[[爆片破/Shrapnel Blast]]を一気に4倍返しして20点[[ダメージ]]を叩きこんだり、[[双呪]]で[[唱える|唱え]]られた[[歯と爪/Tooth and Nail]]をそっくり頂いてこちらが先に[[コンボ]]を決めてしまったり、対戦相手の[[打ち消す|打ち消し]]をそのコピーで打ち消してやったりなど、発想次第で非常に応用が効く[[能力]]である。とはいえ使いすぎると[[戦場]]の土地があっという間に足りなくなるので、先を読みながら使っていく必要はある。 |
− | * | + | *ルールに関しては[[コピー]]も参照。 |
+ | *対象を選びなおすことを選んだ場合、複数の対象を取るものならば、そのすべてを選びなおすことがことができる。 | ||
*コピー能力が[[スタック]]に乗っている時点でコピー元が[[打ち消す|打ち消され]]れば、[[不正な対象|対象不適正]]となるので、コピーは作られない。 | *コピー能力が[[スタック]]に乗っている時点でコピー元が[[打ち消す|打ち消され]]れば、[[不正な対象|対象不適正]]となるので、コピーは作られない。 | ||
+ | **直後の[[ラヴニカ・ブロック]]で登場した[[差し戻し/Remand]]は天敵。狙った呪文をこれで手札に戻されてしまうと、相手はマナ消費のみで手札損失なし、こちらは土地2枚を手札に戻して[[テンポ]]損、とかなり不利になる。 | ||
+ | *[[神河ブロック]]内で[[双つ術/Twincast]]も続けて登場。この時期に、[[Fork]]以来の「呪文のコピー」が[[青]]の[[色の役割|得意分野]]に変更になったことがわかる。 | ||
+ | *[[神河救済]]で多数登場した[[知恵カード]]との相性は抜群。呪文の効果を上げながらコピーできるので、単発の時をはるかに超える威力になる。 | ||
*下記コラム「The Uyo Challenge」で紹介されている[[発見の旅路/Journey of Discovery]]との[[コンボ]]は不可能である。詳細は[[発見の旅路/Journey of Discovery]]を参照。[[砕土/Harrow]]や、[[スカイシュラウドの要求/Skyshroud Claim]]([[森]]限定)ならば可能になる。 | *下記コラム「The Uyo Challenge」で紹介されている[[発見の旅路/Journey of Discovery]]との[[コンボ]]は不可能である。詳細は[[発見の旅路/Journey of Discovery]]を参照。[[砕土/Harrow]]や、[[スカイシュラウドの要求/Skyshroud Claim]]([[森]]限定)ならば可能になる。 | ||
2014年5月31日 (土) 14:15時点における最新版
Uyo, Silent Prophet / 沈黙の預見者、ウヨウ (4)(青)(青)
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) ウィザード(Wizard)
飛行
(2),あなたがコントロールする土地を2つ、オーナーの手札に戻す:インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはコピーの対象を新たに選んでもよい。
呪文をコピーする、Forkのような起動型能力を持つ伝説のムーンフォーク。
2マナに加えて土地2つを戻すという起動コストは決して軽くはないものの、相応に効果が高い呪文を選んでコピーできれば見返りは十分に得られる。アンタップ状態の土地が2枚あるならば、それからマナを出したうえで戻すことができるので、隙を晒すことは少ない。アドバンテージをとりやすく、サイズも潮の星、京河/Keiga, the Tide Starには劣るものの十分大きいため、パーミッションのフィニッシャーとして優秀。
コピーにはマナ・コストや追加コストを支払う必要がなく、またスタック・ルールの特性上コピーのほうが先に解決されるのもポイント。例えば対戦相手の爆片破/Shrapnel Blastを一気に4倍返しして20点ダメージを叩きこんだり、双呪で唱えられた歯と爪/Tooth and Nailをそっくり頂いてこちらが先にコンボを決めてしまったり、対戦相手の打ち消しをそのコピーで打ち消してやったりなど、発想次第で非常に応用が効く能力である。とはいえ使いすぎると戦場の土地があっという間に足りなくなるので、先を読みながら使っていく必要はある。
- ルールに関してはコピーも参照。
- 対象を選びなおすことを選んだ場合、複数の対象を取るものならば、そのすべてを選びなおすことがことができる。
- コピー能力がスタックに乗っている時点でコピー元が打ち消されれば、対象不適正となるので、コピーは作られない。
- 直後のラヴニカ・ブロックで登場した差し戻し/Remandは天敵。狙った呪文をこれで手札に戻されてしまうと、相手はマナ消費のみで手札損失なし、こちらは土地2枚を手札に戻してテンポ損、とかなり不利になる。
- 神河ブロック内で双つ術/Twincastも続けて登場。この時期に、Fork以来の「呪文のコピー」が青の得意分野に変更になったことがわかる。
- 神河救済で多数登場した知恵カードとの相性は抜群。呪文の効果を上げながらコピーできるので、単発の時をはるかに超える威力になる。
- 下記コラム「The Uyo Challenge」で紹介されている発見の旅路/Journey of Discoveryとのコンボは不可能である。詳細は発見の旅路/Journey of Discoveryを参照。砕土/Harrowや、スカイシュラウドの要求/Skyshroud Claim(森限定)ならば可能になる。
[編集] 参考
- "Uyo, Silent Prophet" / "The Uyo Challenge" ("Single Card Strategy" by Adrian Sullivan)
- コピーカード
- カード個別評価:神河物語 - レア