マジック:ザ・ギャザリング バトルグラウンド
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− | * | + | *プレイヤー自身の攻撃・防御行動が可能。しかも自分のクリーチャーであろうと攻撃可能。 |
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− | * | + | *対戦相手の戦場にプレイヤー自身が入り込むこともできるが、一定時間ごとにダメージを受ける。ただし、相手の戦場にあるマナを回収することもできるため、そのためだけに入り込むことも立派な戦略となりうる。 |
− | *[[対象]] | + | *[[対象]]は一番近いものに限定される。 |
*2色までしか使うことができない。 | *2色までしか使うことができない。 | ||
+ | [[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]や[[マローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcerer]]が普通に出てきたり、ラスボスに[[ミシュラ/Mishra]]が平気で出てきたりするので、Magic本編のストーリーとは異なるアナザーワールドである。 | ||
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+ | 主人公の親友ハンス(このゲームのオリジナルキャラ)を救うために五色のタリスマンの破片を取り戻すのが目的。全6章で各章ごとにいくつかのクエストがあり、5章までは使える色が固定される(6章では色と呪文を自由に選ぶことができる)。一部を除き、クエストを達成する毎に新しい呪文を得ることができる。 | ||
+ | 大抵のクエストは敵デュエリストの撃破が達成条件になるが、中には制限時間いっぱい粘る、マナをフルチャージさせる、クリーチャーを全滅させるなど特殊な条件が与えられるクエストもある。さらに、前のクエストで獲得した呪文をうまく使わねばクエストを達成できないことが多いため、クエストモードは新しい呪文の使い方の練習も兼ねていると言える。 | ||
+ | なお、クエストの始めに指定された呪文を使わずにクエスト達成条件を満たすことも一応可能ではあるが、その場合はクエスト失敗となる。また、敵デュエリスト撃破以外の条件が定められているクエストで敵デュエリストを撃破してしまった場合も、クエスト失敗とみなされる。 | ||
+ | 各章のラストは各色のレジェンドのひとりがボスとして立ちはだかり、全てのクエストがボス戦になる6章では各章のボスとさらなる敵が待ち構えている。 | ||
+ | ===アーケードデュエル=== | ||
+ | プレイヤーとなるデュエリストを選び、対戦格闘ゲームのように次々に現れる敵デュエリストを倒していくモード。使える呪文・敵デュエリストは各デュエリスト毎に固定されており、5色の敵デュエリストとボスを撃破すると新しいデュエリストが解禁される。解禁したデュエリストはより強力な呪文を使える一方で、敵も強力な呪文を使えるものになっているため、結果として難易度が上がる。呪文書を自分で編集したデュエリストで戦うことも可能。 | ||
+ | ===VSデュエル=== | ||
+ | 2つのコントローラーでプレイヤー同士の対戦ができるモード。アーケードデュエルと同じく、呪文書を自分で編集したデュエリストで戦うことも可能。 | ||
+ | ===練習デュエル=== | ||
+ | コンピュータが操作するデュエリスト相手に対戦ができるモード。このモードのコンピュータは極端に弱いため、いろいろな呪文や戦法を試したり操作に慣れたりなど、文字通り「練習」することができる。 | ||
+ | ===マルチプレイヤー=== | ||
+ | LAN回線やインターネット越しに他のプレイヤーと対戦ができるモード。 | ||
− | + | ==その他== | |
+ | ゲームそのものは日本でも発売されているが、'''Xbox版の内容は英語なので注意'''(説明書は日本語)。ただし、マジックに出てくる英単語をあらかたわかっているようなプレイヤーなら大体は理解できるだろう。Windows版の日本語バージョンはボイス以外は日本語にローカライズされている。 | ||
− | * | + | *2004年発売のゲームで[[第9版]]より前なので、例えば[[ゴブリンの王/Goblin King]]の2体目を出しても自分自身は[[修整]]を受けない。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[http://www.mtggame.com/ 公式サイト(英語)] | *[http://www.mtggame.com/ 公式サイト(英語)] | ||
*[[コンピューターゲーム]] | *[[コンピューターゲーム]] | ||
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+ | [[Category:コンピューターゲーム]] |
2019年8月19日 (月) 14:19時点における最新版
マジック:ザ・ギャザリング バトルグラウンドは、マジックの世界をモチーフにした対戦戦略型のアクションゲーム。開発はAtari。
目次 |
[編集] 概要
対応プラットフォームはWindowsPCとXbox。一定範囲のリングの中で走り回って呪文を詠唱し、クリーチャーを召喚しながら戦うという、マジックのカードを使ってはいるが、マジックとは全く別のゲームになっている。
以下は主な相違点。
- 戦場は、自分の戦場、対戦相手の戦場と分かれている。
- デッキは10枚まで、4枚制限は無し。あらかじめセットされた呪文をマナがあるならばいつでも何度でも唱えることができる。
- クリーチャーの存在数の制限(プレイヤー一人につき、戦場に出せる限界は5体まで)。
- クリーチャーの行動を制御できない。召喚したら敵プレイヤーのもとに移動し敵クリーチャーか敵プレイヤーを一発殴って召喚地点に即時に帰ってくるの繰り返し。さらにクリーチャーへのダメージは永久に累積する。
- プレイヤー自身の攻撃・防御行動が可能。しかも自分のクリーチャーであろうと攻撃可能。
- ターン制ではなくリアルタイム制。そのため速攻の効果はクリーチャーの移動速度が上がるというものになっている。なお、移動速度はクリーチャー毎に異なる。
- 土地、アーティファクト、インスタントが存在しない。ソーサリーは存在するが、リアルタイムなので特に自分のターンしか唱えられないような制限はない。インスタントは全てソーサリー扱いとなっている。
- 土地はないがマナは地面からあふれ出てくる、または死んだクリーチャーがぶちまける。
- 対戦相手の戦場にプレイヤー自身が入り込むこともできるが、一定時間ごとにダメージを受ける。ただし、相手の戦場にあるマナを回収することもできるため、そのためだけに入り込むことも立派な戦略となりうる。
- 対象は一番近いものに限定される。
- 2色までしか使うことができない。
怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathやマローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcererが普通に出てきたり、ラスボスにミシュラ/Mishraが平気で出てきたりするので、Magic本編のストーリーとは異なるアナザーワールドである。
[編集] ゲームモード
[編集] クエスト
主人公の親友ハンス(このゲームのオリジナルキャラ)を救うために五色のタリスマンの破片を取り戻すのが目的。全6章で各章ごとにいくつかのクエストがあり、5章までは使える色が固定される(6章では色と呪文を自由に選ぶことができる)。一部を除き、クエストを達成する毎に新しい呪文を得ることができる。 大抵のクエストは敵デュエリストの撃破が達成条件になるが、中には制限時間いっぱい粘る、マナをフルチャージさせる、クリーチャーを全滅させるなど特殊な条件が与えられるクエストもある。さらに、前のクエストで獲得した呪文をうまく使わねばクエストを達成できないことが多いため、クエストモードは新しい呪文の使い方の練習も兼ねていると言える。 なお、クエストの始めに指定された呪文を使わずにクエスト達成条件を満たすことも一応可能ではあるが、その場合はクエスト失敗となる。また、敵デュエリスト撃破以外の条件が定められているクエストで敵デュエリストを撃破してしまった場合も、クエスト失敗とみなされる。 各章のラストは各色のレジェンドのひとりがボスとして立ちはだかり、全てのクエストがボス戦になる6章では各章のボスとさらなる敵が待ち構えている。
[編集] アーケードデュエル
プレイヤーとなるデュエリストを選び、対戦格闘ゲームのように次々に現れる敵デュエリストを倒していくモード。使える呪文・敵デュエリストは各デュエリスト毎に固定されており、5色の敵デュエリストとボスを撃破すると新しいデュエリストが解禁される。解禁したデュエリストはより強力な呪文を使える一方で、敵も強力な呪文を使えるものになっているため、結果として難易度が上がる。呪文書を自分で編集したデュエリストで戦うことも可能。
[編集] VSデュエル
2つのコントローラーでプレイヤー同士の対戦ができるモード。アーケードデュエルと同じく、呪文書を自分で編集したデュエリストで戦うことも可能。
[編集] 練習デュエル
コンピュータが操作するデュエリスト相手に対戦ができるモード。このモードのコンピュータは極端に弱いため、いろいろな呪文や戦法を試したり操作に慣れたりなど、文字通り「練習」することができる。
[編集] マルチプレイヤー
LAN回線やインターネット越しに他のプレイヤーと対戦ができるモード。
[編集] その他
ゲームそのものは日本でも発売されているが、Xbox版の内容は英語なので注意(説明書は日本語)。ただし、マジックに出てくる英単語をあらかたわかっているようなプレイヤーなら大体は理解できるだろう。Windows版の日本語バージョンはボイス以外は日本語にローカライズされている。
- 2004年発売のゲームで第9版より前なので、例えばゴブリンの王/Goblin Kingの2体目を出しても自分自身は修整を受けない。