レクターコントロール
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2011年4月13日 (水) 23:28時点における版
レクターコントロール(Rector Control)は、アカデミーの学長/Academy Rectorをキーカードとしたコントロール系デッキの総称。コンボデッキに近い動きをするものが多い。アカデミーの学長を自ら戦場から墓地に送り、対戦相手のデッキやその戦場の状況によって最も有効なエンチャントを引っぱって来ることで戦場を支配する。
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
アカデミーの学長が死亡したとき、あなたはアカデミーの学長を追放してもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーからエンチャント・カードを1枚探し、そのカードを戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。
1/2ソーサリー
土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開し、その名前のカードをすべて捨てる。
フラッシュバック ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
大抵の場合、アカデミーの学長を生け贄に捧げる手段として陰謀団式療法/Cabal Therapyが採用されるため、黒を含んだ色構成で組まれることがほとんどである。もっとも、フラッシュバックコストには黒マナは含まれていないので必ずしも黒マナを生み出せる必要はない。が、普通は手札から1発目を打ってから墓地に落とすだろう(フラッシュバックした時、ほぼ確実に狙ったカードを捨てさせることができるため)。
他に、ファイレクシアの塔/Phyrexian Towerなどの「クリーチャーを生け贄に捧げる」能力を持つ土地も採用されることが多い。
よく採用されるエンチャントとしては、エクステンデッド環境で多く見られるデザイアやセプターチャントに効果を発揮する象牙の仮面/Ivory Maskや、学長と組ませることでネクロポーテンス/Necropotenceをも超えるドローエンジンとなるヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainなどが挙げられる。
- ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainを搭載したものはセラピィバーゲンというコンボデッキに分類される。