三畳紀の卵/Triassic Egg
提供:MTG Wiki
18行: | 18行: | ||
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1 | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1 | ||
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]1 | *[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]1 | ||
+ | *[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[レア]] |
2010年12月12日 (日) 15:24時点における版
アーティファクト
(3),(T):三畳紀の卵の上に孵化(hatchling)カウンターを1個置く。
三畳紀の卵を生け贄に捧げる:以下から1つを選ぶ。三畳紀の卵の上に孵化カウンターが2個以上置かれているのなら起動できる。
・あなたはあなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
・あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
最低2ターンの時間とのべ10マナ、そしてこのカード自身を糧として、手札もしくは墓地のクリーチャーを戦場に出す。
これが作られたレジェンドは、初めて多色カードが作られたセットで、その「出しにくさ」に対処するために作られたカードの1つだった。だが、正直かなり気の長いカードで、またそこまでして出す価値のある多色カードも少なかったため、あまり注目されていなかった。
このカードが作られてから10年あまり。とんでもない高コスト・高性能なクリーチャーが増えた後の世に登場していればあるいはといった感じだが、それでも全体的にコストが重い。墓地からでも手札からでも戦場に出せるので、遅いリアニメイトには向いたカードか。
オラクルの変遷
クロニクル版の印刷されたカードではhatchlingカウンターを用いているのにもかかわらず、オラクルでは1999年9月頃からincubationカウンターが用いられていた(レジェンド版は名前無し)。どちらもこのカードにしか使われていないカウンターであり、印刷されたカードに合わせるため、2008年9月のオラクル更新でhatchlingカウンターに変更された。なお、日本語版ではどちらの訳語も「孵化カウンター」であったが、hatchlingカウンターに戻る際に日本語訳も「孵化カウンター」から「雛カウンター」に変更された。
また、クロニクル版では「あなたの手札または墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする」と書かれているが、手札のカードを対象にとることは不可能である。1998年7月頃のオラクル更新では、モードの書式は採っていないが「あなたの手札からクリーチャー・カードを1枚選ぶ」か「あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象として選ぶ」の二択に分けられた。1999年9月頃のオラクル更新では、どちらも対象をとらずに単に選ぶ形に変更された。
2001年8月頃のオラクル更新では、テキストの簡略化のために「雛(孵化)カウンターが2個以上置かれている場合」の起動条件が「雛(孵化)カウンターを2個取り除く」の起動コストに変更された。
その後、2010年7月の更新で、対象関係は1998年7月頃に近いモードの形に変更され、起動コストも起動条件に戻された。