わなに誘う者/Trap Runner

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「[[ブロック]]された状態」を作り出すという変わった[[クリーチャー]]。[[メルカディアン・マスクス]]では、ブロックされた状態になるたびに[[誘発]]する[[誘発型能力]]が多く登場しており、それらとの[[コンボ]]を狙って作られたのかもしれない。その場合、そのクリーチャーは[[トランプル]]でも無い限り[[戦闘ダメージ]]を相手に与えられないので、能力によって得られる効果と[[ダメージ]]を天秤にかける必要がある。
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「[[ブロックされているクリーチャー|ブロックされている状態]]」を作り出すという変わった[[クリーチャー]]。
  
と言っても、普通に防御に使ってもよい。通常のブロックと能力によって、これ1体で2体のクリーチャーを抑え込めるため、抑止力としてはかなりのもの。
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[[メルカディアン・マスクス]]では、ブロックされた状態になるたびに[[誘発]]する[[誘発型能力]]が多く登場しており、そのような能力を持つ[[あなた|自分]]の[[攻撃クリーチャー]]に使うことで、能動的に誘発させることができる。[[戦闘終了ステップ]]に[[起動]]すれば、[[戦闘ダメージ]]を与えつつ誘発を狙える。
  
*製品版では能力の使用タイミングに関しての記述が無かったため、[[戦闘終了ステップ]]に能力を使えば、上記の誘発型能力を誘発しながら戦闘ダメージを与えることができた。現在は[[エラッタ]]が出ており、開発部が意図していたように機能するようになった。
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また、普通に防御に使ってもよい。通常の[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]と[[能力]]によって、これ1体で2体のクリーチャーを抑え込めるため、抑止力としてはかなりのもの。
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*印刷時のテキストには能力の起動タイミングの制限は設けられていなかった。しかし、「戦闘終了ステップに起動することで、戦闘ダメージを与えつつ誘発する」というテクニックは意図しない相互作用として、2000年4月に出された[[エラッタ]]で[[まばゆい美貌/Dazzling Beauty]]に合わせた「ブロック・クリーチャー指定ステップの間にのみ起動できる」の制限が追加され、一時期は使用不可能になっていた。2010年7月の[[オラクル]]更新で、制限は「[[戦闘]]中、[[ブロック・クリーチャー]]が指定された後にのみ起動できる」に変更され、現在では再びできるようになった。
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**「戦闘中、ブロック・クリーチャーが宣言された後にのみ起動できる」は「[[ブロックされていないクリーチャー|ブロックされていない攻撃クリーチャー]]」が存在し得るタイミングのみの制限であり、元から対象にできる期間がそのタイミングに限られているため、制限なしの場合と機能の差異はない。ルールの誤解を防止するための制限といえる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[アンコモン]]

2010年8月10日 (火) 15:12時点における最新版


Trap Runner / わなに誘う者 (2)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

(T):ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を対象とする。それはブロックされた状態になる。戦闘中でブロック・クリーチャーが指定された後にのみ起動できる。(この能力は、ブロックされないクリーチャーに対しても機能する。)

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ブロックされている状態」を作り出すという変わったクリーチャー

メルカディアン・マスクスでは、ブロックされた状態になるたびに誘発する誘発型能力が多く登場しており、そのような能力を持つ自分攻撃クリーチャーに使うことで、能動的に誘発させることができる。戦闘終了ステップ起動すれば、戦闘ダメージを与えつつ誘発を狙える。

また、普通に防御に使ってもよい。通常のブロック能力によって、これ1体で2体のクリーチャーを抑え込めるため、抑止力としてはかなりのもの。

  • 印刷時のテキストには能力の起動タイミングの制限は設けられていなかった。しかし、「戦闘終了ステップに起動することで、戦闘ダメージを与えつつ誘発する」というテクニックは意図しない相互作用として、2000年4月に出されたエラッタまばゆい美貌/Dazzling Beautyに合わせた「ブロック・クリーチャー指定ステップの間にのみ起動できる」の制限が追加され、一時期は使用不可能になっていた。2010年7月のオラクル更新で、制限は「戦闘中、ブロック・クリーチャーが指定された後にのみ起動できる」に変更され、現在では再びできるようになった。
    • 「戦闘中、ブロック・クリーチャーが宣言された後にのみ起動できる」は「ブロックされていない攻撃クリーチャー」が存在し得るタイミングのみの制限であり、元から対象にできる期間がそのタイミングに限られているため、制限なしの場合と機能の差異はない。ルールの誤解を防止するための制限といえる。

[編集] 参考

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