終了ステップ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
8行: | 8行: | ||
*「ターン終了時'''まで'''」の継続期間の[[継続的効果]]が終了するのは[[クリンナップ・ステップ]]である。混乱しやすいので注意すること。 | *「ターン終了時'''まで'''」の継続期間の[[継続的効果]]が終了するのは[[クリンナップ・ステップ]]である。混乱しやすいので注意すること。 | ||
+ | **特に両者では[[優先権]]の発生の有無に大きな差がある。終了ステップで効果が切れる[[呪文]]や[[能力]]は、[[対戦相手]]のターンの終了ステップに使うことで次の自分のターンまで効果を継続させることができるが、クリンナップ・ステップで効果が切れる呪文や能力にこのようなテクニックを使うことはできない。⇒([[ホワイト・ライトニング]]参照) | ||
*[[インスタント]]の[[引く|ドロー]]呪文などは、[[対戦相手]]の[[ターン]]のこのステップで使うのがセオリー(もちろん例外はある)。 | *[[インスタント]]の[[引く|ドロー]]呪文などは、[[対戦相手]]の[[ターン]]のこのステップで使うのがセオリー(もちろん例外はある)。 | ||
{{#cr:513}} | {{#cr:513}} |
2010年4月28日 (水) 10:06時点における版
ターンの構成
- 終了フェイズ
- 終了ステップ
- クリンナップ・ステップ
終了ステップ/End Stepは、最終フェイズの最初のステップ。基本セット2010で現在の名称に変更される前はターン終了ステップ/End of Turn Stepと呼ばれていた。
解説
「終了ステップの開始時に」(以前の「ターン終了時に」)を誘発条件とする誘発型能力は、このステップの開始時に誘発し、スタックに乗る。その後、アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、呪文を唱えたり能力を起動したりできる。
終了ステップの間に新たな「終了ステップの開始時に」誘発する能力が作成されても、それはそのターン中に誘発することはない。ホワイト・ライトニングはこのルールを悪用したテクニックであった。
- 「ターン終了時まで」の継続期間の継続的効果が終了するのはクリンナップ・ステップである。混乱しやすいので注意すること。
- 特に両者では優先権の発生の有無に大きな差がある。終了ステップで効果が切れる呪文や能力は、対戦相手のターンの終了ステップに使うことで次の自分のターンまで効果を継続させることができるが、クリンナップ・ステップで効果が切れる呪文や能力にこのようなテクニックを使うことはできない。⇒(ホワイト・ライトニング参照)
- インスタントのドロー呪文などは、対戦相手のターンのこのステップで使うのがセオリー(もちろん例外はある)。
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 513 終了ステップ
- 513.1 終了ステップにはターン起因処理は存在しない。ステップの開始時に、アクティブ・プレイヤーが優先権を得る(rule 117〔タイミングと優先権〕参照)。
- 513.2 「終了ステップの開始時に」誘発する能力を持ったパーマネントがこのステップ の間に 戦場に出た場合、その能力は次のターンの終了ステップまで誘発しない。同様に、「次の終了ステップの開始時に」誘発する遅延誘発型能力がこのステップ の間に作られた場合、その能力は次のターンの終了ステップまで誘発しない。言い換えると、このステップは、それらの能力がスタックに積まれるように「巻き戻される」ことはない。このルールは誘発型能力にのみ適用される。「ターン終了時まで/until end of turn」「このターン/this turn」残る継続的効果には適用されない。(rule 514〔クリンナップ・ステップ〕参照。)
- 513 終了ステップ