パララクスの波/Parallax Wave

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[[パララクス補充]]の根幹をなす[[カード]]であり、邪魔な[[クリーチャー]]をピンポイントで[[除去]]しておくことができる。[[神の怒り/Wrath of God]]とは違い[[全体除去]]ではないので、[[リベリオン]]などの[[ウィニー]]にも組み込まれた。非常に用途が広く、[[ブロッカー]]排除、除去からクリーチャーを守る、[[戦闘]]の回避(かつては[[当て逃げ]]も)、[[トークン]]除去、[[187クリーチャー]]再利用など、枚挙に暇がない。
 
[[パララクス補充]]の根幹をなす[[カード]]であり、邪魔な[[クリーチャー]]をピンポイントで[[除去]]しておくことができる。[[神の怒り/Wrath of God]]とは違い[[全体除去]]ではないので、[[リベリオン]]などの[[ウィニー]]にも組み込まれた。非常に用途が広く、[[ブロッカー]]排除、除去からクリーチャーを守る、[[戦闘]]の回避(かつては[[当て逃げ]]も)、[[トークン]]除去、[[187クリーチャー]]再利用など、枚挙に暇がない。
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また、アーティファクトを追放するのに[[対応して]]自身を除去することで、最大5体のクリーチャーを永久的に追放することも可能である(戦場に戻す能力が先に解決してから追放するため)。一時は後述のパワーレベル・エラッタによって不可能だったが、パワーレベル・エラッタの解除に伴い使えるようになった。
  
 
*[[理想主義の修道士/Monk Idealist]]や[[オーラ術師/Auramancer]]と組み合わせることで、使いまわすことが可能である。このギミックを使ったデッキとしては[[ブージャム]]などがある。
 
*[[理想主義の修道士/Monk Idealist]]や[[オーラ術師/Auramancer]]と組み合わせることで、使いまわすことが可能である。このギミックを使ったデッキとしては[[ブージャム]]などがある。
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*[[変異]]クリーチャーも、これで一時的にでも除去されると、戦場に戻るときには表向きで戦場に戻るため、[[変異誘発型能力]]が使えなくなる。
 
*[[変異]]クリーチャーも、これで一時的にでも除去されると、戦場に戻るときには表向きで戦場に戻るため、[[変異誘発型能力]]が使えなくなる。
  
==エラッタ==
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==パワーレベル・エラッタ==
本来意図していない動きをしたため、2000年2月にパララクス・エンチャント3種類に対する[[エラッタ]]が出された。
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「オブジェクトの追放に対応して自身を除去することで永久的に追放する」というテクニックは本来意図していない動作として、2000年2月にパララクス・エンチャント3種類に対する[[エラッタ]]が出され、「自身が戦場に出ている場合」にしか[[解決]]しないようになっていた。
  
印刷時の[[テキスト]]は、追放(当時は「[[ゲームから取り除く]]」)[[能力]]に「~が戦場に出ている場合」の一文がなかった。この記述が無い場合、[[オブジェクト]]を追放するのに[[対応して]]自身を除去すると、「戦場(または手札)に戻してから追放する」ことになるので、オブジェクトは追放されたまま戻ってこなくなる。
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また、パララクスの波に関しては、戦場を離れた時の能力に「パララクスの波以外の」の一文が加えられていた。これは[[オパール色の輝き/Opalescence]]との相互作用を考慮しての修正。自身がクリーチャーになるため、自分自身を取り除くことができてしまい、その結果、また[[カウンター (目印)|カウンター]]が5個乗った状態で戦場に戻ってくる。それに加えて上記のテクニックを使えば、ほぼクリーチャーを恒久的に除去できるようになってしまっていた。エラッタにより先述のテキストが追加されたことで、こういう[[プレイング]]をすると他のクリーチャーを追放する部分を失敗し、自分自身も戻ってこなくなるため、不可能になっていた。
  
また、パララクスの波に関しては、戦場を離れた時の能力に「パララクスの波以外の」の一文が無かった。これは[[オパール色の輝き/Opalescence]]との相互作用を考慮しての修正。自身がクリーチャーになるため、自分自身を取り除くことができてしまい、その結果、また[[カウンター (目印)|カウンター]]が5個乗った状態で戦場に戻ってくる。それに加えて上記のトリックを使えば、ほぼクリーチャーを恒久的に除去できてしまっていた。現在はエラッタにより先述のテキストが追加され、こういう[[プレイング]]をすると他のクリーチャーを追放する部分を失敗し、自分自身も戻ってこなくなるため、不可能になった。
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これらのパワーレベル・エラッタは、2009年10月の[[オラクル]]更新ですべて解除されたため、現在ではどちらのテクニックも再び利用できるようになった。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2009年10月17日 (土) 09:12時点における版


Parallax Wave / パララクスの波 (2)(白)(白)
エンチャント

消散5(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
パララクスの波から消散カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
パララクスの波が戦場を離れたとき、各プレイヤーは、パララクスの波によって追放された、自分がオーナーであるカードを戦場に戻す。


パララクス・エンチャント版。消散カウンターを1個取り除くことで、一時的にクリーチャー1体を追放することができる。

パララクス補充の根幹をなすカードであり、邪魔なクリーチャーをピンポイントで除去しておくことができる。神の怒り/Wrath of Godとは違い全体除去ではないので、リベリオンなどのウィニーにも組み込まれた。非常に用途が広く、ブロッカー排除、除去からクリーチャーを守る、戦闘の回避(かつては当て逃げも)、トークン除去、187クリーチャー再利用など、枚挙に暇がない。

また、アーティファクトを追放するのに対応して自身を除去することで、最大5体のクリーチャーを永久的に追放することも可能である(戦場に戻す能力が先に解決してから追放するため)。一時は後述のパワーレベル・エラッタによって不可能だったが、パワーレベル・エラッタの解除に伴い使えるようになった。

パワーレベル・エラッタ

「オブジェクトの追放に対応して自身を除去することで永久的に追放する」というテクニックは本来意図していない動作として、2000年2月にパララクス・エンチャント3種類に対するエラッタが出され、「自身が戦場に出ている場合」にしか解決しないようになっていた。

また、パララクスの波に関しては、戦場を離れた時の能力に「パララクスの波以外の」の一文が加えられていた。これはオパール色の輝き/Opalescenceとの相互作用を考慮しての修正。自身がクリーチャーになるため、自分自身を取り除くことができてしまい、その結果、またカウンターが5個乗った状態で戦場に戻ってくる。それに加えて上記のテクニックを使えば、ほぼクリーチャーを恒久的に除去できるようになってしまっていた。エラッタにより先述のテキストが追加されたことで、こういうプレイングをすると他のクリーチャーを追放する部分を失敗し、自分自身も戻ってこなくなるため、不可能になっていた。

これらのパワーレベル・エラッタは、2009年10月のオラクル更新ですべて解除されたため、現在ではどちらのテクニックも再び利用できるようになった。

関連カード

サイクル

ネメシスのパララクス・エンチャントサイクル。いずれも消散5を持ち、消散カウンターを取り除くことで、自身が戦場にいる間、特定のオブジェクト1つを追放できる。

本来の意図と異なる動作を防止するため、2000年2月にパワーレベル・エラッタが出されていたが、2009年10月のオラクル更新ですべて解除された。詳細はパララクスの波/Parallax Wave#パワーレベル・エラッタを参照。

参考

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